ルームサービス 7
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睫に涙のからまった大きな瞳が一瞬俺をとらえ、そののちに伏せ
られる。
俺は生き物の足の間に膝をついた。
顔をよせると、間近に迫った生き物のもっとも恥ずかしい部分が、
ひくりとふるえた。恐らく俺の息がかかったのに反応したんだろう。
そう思うと下腹部をしめあげられるように感じた。
すいよせられるように、生き物の体から突き出したそれを口に含む。
顎をひく。
思いの他に強い抵抗があった。
「・・・・・・っつ・・・・」
生き物がくるしげに内股をひくつかせる。
入り込んでいる主部分は結構巨大らしい。冷たく太い物体を深
くくわえ込んでいる輪状の筋肉が、物体につられてもりあがる。
額に汗が浮いた。プラグをくわえている顎が痛い。だが、俺はさらに力
を込めた。
プラグの主部がゆっくりと現れ始める。太い。あまりの太さに内部の粘膜
がプラグにからみついて引きずり出されてくる。
信じられない光景だった。
紅潮しているとはいえ十分に白い生き物の内股の肌と、プラグの銀色と
痛々しく引き伸ばされてひくひくと震えるピンク色の濡れた内壁。
「あっ・・・は・・・あっ・・う」
断続的にあえぐ生き物の呼吸に連動してその三色もあわれなリズムを刻む。
信じられない光景だった。
気絶しそうなほど興奮した。自分の鼻息で視界がかすみそうだ。
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