失着点・龍界編 7


(7)
「やめっ…あっ!」
拷問のような快感に咽から喘ぎ声が断続的に漏れ、呼吸が早くなり急速に
上り詰める。
「よしよし“子猫”ちゃん、素敵な声に免じてこれで最後にしてやる。ただし
ちょっと長めにサービスしてもらうよ…。」
ビクンッと電流が走ったように三谷の体が震える。
「も……もうダメッ…」
ヒモを掴む三谷の両手がカタカタ震えて二人の男の間で身をよじらせ続ける。
「ふうっ…ぐ…っ」
ビクンッと三谷の上半身が仰け反り痙攣する。
だが男達の動きが止まる気配はない。
「…お願い…!おねが…もうやめて…やめて!!…!」
全身を震わせほとんど半狂乱になって三谷は哀願するが聞き入れて
もらえなかった。
「すげえな…いい締め付けだ…たまらねえ…」
男は三谷の中を満喫し続ける。嗚咽が混じった三谷の悲鳴が響き渡る。
「あっちは濃厚だな…、まあ、こいつの具合も悪くないが…」
そう言ってつられるようにヒカルの頭を押さえ口の中で男が激しく動き出す。
(三谷…!)
だがヒカルが少しでも気を逸らしかけると容赦なく腕を締め上げられた。
「お前は自分の作業に集中すればいいんだよ。」
ヒカルを押さえ込んでいる男がそわそわし、サングラスの男に許可されるうよ
うに目配せされると片手をヒカルの股間をジーパンの上から触り始めた。



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