昼下がりの遊戯 7
(7) 「進藤の方こそ、汗の匂いがするよ…」 アキラはそう言って、ヒカルの唇の周辺を舌で舐めた。 そして、もう一度お互いにどちらからともなくキスを交わした。何度も。 その時再びインターフォンが鳴り響き、二人はびっくりしてパッと離れた。 「こ、今度こそきっと、荷物だ。出ないと。」 ヒカルは慌ててすぐにドアを開けた。 そしてドアの外に立っていた人物を見て息を飲んだ。