Eternal Promise 8
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「眠いんじゃないのか?」
「うん。でも、少しだけ」
本当に『少しだけ』で済むのだろうか。
思ったけれど、進藤の好きなようにさせてあげるのも悪くないかなとも思った。
でも、ここのところ、甘やかせすぎかもしれない。そのうち厳しく!シツケないと。
「……進藤、これ以上、太るなよ」
「え? わりぃ、重いかな。じゃあ、塔矢が上にのる? オレ、騎乗位も好き♪」
――そうか、その手があったか。進藤につぶされる心配もしなくて済む。
もしも進藤がああなってしまっても、体位によっては難しくないな。…じゃなくて…。
「…最近、ボクはキミと思考まで似てきた気がするよ…」
「へぇ、いいじゃん。もっとオレに影響されちゃえよ」
「――っ…あ…」
乳首をぺろりと舐められて、思わず声が漏れる。
吐息が微熱を帯び始めて、進藤の頭をかき抱いた。
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