ルームサービス 8
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しかしふいに顎にかかっていた負荷がなくなった。
ずるずるとボウリングのピンのようなプラグの主部が一気に姿を現した
一番太いとこを抜けたらしい。生き物自身の収縮により、プラグが押し
出されていく。だが、生き物は何故かおびえた声を発した。
「やだっ。・・・・やだ、ふさいで!」
」
だがぬけかけたプラグの勢いはとまらない、俺は何故かそのプラグの先が
白く汚れていることに気がついた。
と、同時に緊張から開放された生き物の下の唇が、だらだらとよだれ
をこぼしはじめた。
それは白い色をしていて、覚えのある匂いがあった。
俺にはわかった。さっきルームサービスで持って来たクラムチャウダー。
生き物の下のお口は無理やりにそんなものを飲みこまされてしまっていたらしい。
「や・・・だ。もうやだよっ!見るな・・・あうっ」
見をよじって恥らう生き物。
脳天がやけつくようだった。背筋から腰にかっと熱い欲望の閃光がかけぬ
ける。
オカッパに命令されるまでもなかった。
俺は、勢いよくプラグを引き抜くと、よだれをたらしつづける生き物の舌の
お口にむしゃぶりついた。じゅぷうっとといやらしい音がして。生き物が高
い悲鳴をあげる。
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