失着点・展界編 81


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和谷は素早くヒカル自身から口を離し、左手で先端を包んだ。その和谷の手の
中に生暖かい白濁の液体が噴出されて行く。
「…っ!…」
ヒカルは涙を滲ませた瞼を固く閉じて、声を漏らさぬ様しばらく耐えた後、
「はあっ」と熱い息を吐いた。諦めた訳ではなかったが、自分より体の大きな
二人の男の腕力の前ではあまりにもヒカルは非力だった。
和谷は手の中で脈打つ熱い固まりを愛おしそうに、ヒカルが放ったもので
濡れた手で撫で続ける。根元をきゅっと握り、そのまま先へ送ると内部に
残っていた液体が絞り出される。それらを手にとりそのままヒカルの股間の
奥の方へ持って行ってそこに塗り付けた。
ジーパンと下着を取り払い、ヒカルの両足の間に体を入れて足を広げさせ、
その中央にある入り口の周辺をマッサージするように入念に揉みほぐす。
「大丈夫だよ、進藤…。今度は絶対痛くしないから…。絶対怪我させたり
しないからな…。」
独り言のように和谷が呟く。ヒカルは目を閉じたまま返事をしなかった。
そのヒカルの表情が和谷に見えるようにするかのように、伊角がヒカルの
手首を捕らえたまま体を移動させ、ヒカルの頭越しに押さえ付ける
姿勢になった。
和谷は左手の指を動かしながら右手でヒカルのシャツを首元までたくし上げ、
包帯の先から出ている指でそっとヒカルの乳首に触れた。ピクッとヒカルの
体が震えた。片方にはまだ、うっすらと歯形によるかさぶたが残っていた。
「ごめんよ…ひどい事しちゃったよな…。もうしないよ…。」
和谷はヒカルの乳首を口に含んで、ゆっくりと舌を動かし始めた。



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