ダミアン 9
(9)
「ヒカルたん、おいで」
ワシが声を掛けるとヒカルは振り向き、少し待ってというように手を振った。
「…ダミアン、また会おうな」
ヒカルはそっとダミアンに囁くと、ワシのもとへ駆け寄ってきた。
「もう帰んのかー?」
「…何をダミアンに言ったんだ? 聞こえたぞ」
「え? エヘヘ…」
「ヒカルたんはいい子だね…」
ヒカルが甘えるようにワシの腕を取る。
どこまでも(゚Д゚)ウマーなトコを持っていこうとするワシだった。
完
ダミアン、ちょっと反省して
ヒカルたんに声を掛けさせたぜ。
また、会おう。
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