失着点・龍界編 9
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咽を塞がれた苦しさの中でようやくヒカルは到達し足下に体液を落とし、
同時に咽の奥に男の体液を送り込まれた。
ヒカルの様子を確認してベッドの上の男が三谷から抜け出た。「ヒッ」と
三谷が小さく悲鳴をあげて一瞬体を震わせ、がっくりと首を落とした。
ヒカルも咽をようやく離されたが、後ろの男に再び首に腕を回されて
立ち上がらされる。
サングラスの男と対峙し、ヒカルはキッと男を強く睨み据えた。
「逆らったらまたお友達が中に突っ込まれてしまうよ。」
ヒカルは歯噛みをする。男はヒカルと目を合わしたままむき出しになっている
ヒカルのペニスの先端を指先でいじりはじめた。ヒカルは体を強張らせる。
男はヒカルの目の奥をじっと覗き込むようにして呟いた。
「オレはお前が結構気に入ったよ、進藤ヒカルくん…」
ヒカルは驚いて男を見た。取り上げられた携帯の中身を見られたのだ。
ロックをしていなかった。男はねっとりとした手の動きで放出したばかりの
ヒカル自身に刺激を与える。背後の男もジーパンの後ろから手を突っ込み、
双丘の割れ目の奥に指を滑り込ませて来た。
「あっ…やっ…」
後ろからの指は強引に狭門を押し広げて中に侵入し、前立腺の部分で集中的に
激しく指先を動かす。
「や…あっ!」
乱暴だが前後の敏感な部分を同時に刺激されて嫌でも呼吸が荒くなって来る。
サングラスの男は興味深くそんなヒカルの表情を見つめ、開いている片手で
ヒカルのシャツを捲りあげると胸の小さな突起を摘みあげる。
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