
観た映画のコメント。
「誘拐犯」
主演:ベニチオ・デル・トロ & ライアン・フィリップ 監督:クリストファー・マックァリー
その日暮らしのロングポーとパーカーは大富豪チダック夫妻が出産を依頼した代理母のロビンを誘拐し
1500万ドルの身代金を要求する計画を立てていた。
しかし、チダックが裏社会の顔役である事に2人は気づいていなかった...
「ユージュアル・サスペクツ」の脚本を担当したクリストファー・マックァリーが脚本&監督、
「トラフィック」でアカデミー助演男優賞を獲得したベニチオ・デル・トロと
オレの好きな映画の「54」で印象的だったライアン・フィリップの共演等
話題性は十分だったのだけど、どうにもイマイチだった。
話は悪くないし、ラスト付近は緊迫感がギュンギュンに伝わってきた。
だけど終わってもスッキリしないのだ。伏線を張っておきながら手をつけていないのが多すぎる。
入れなくてもイイ伏線が多すぎるのでは!?っと思った。
(ストーリーだから仕方が無いけど)代理母の女も微妙にムカつく女だし.....
変わったトコではオープニングでメインスタッフを流す場面で背景が真っ黒だったコト。
普通だと抽象的な感じ絵の中で流すのが多いんだけど、全くの何も無いのは初めてのような気がする。
案外一番最初でスタッフロールを持ってきても面白いかも。ダレルか.....
あと、銃声の音が特徴的だった。
いつも映画で聞いている音とは違う感じがした。
どっちが本物っぽいのかは、もちろん判らないけど...なんとなく渇いた感じの音だった。

「誘拐犯」公式ホームページ
written 2001.05.30
