観た映画のコメント。


「英雄の条件」

主演:トミー・リー・ジョーンズ & サミュエル・L.ジャクソン  監督:ウィリアム・フリードキン
《story》
中東イエメンでアメリカムーラン大使館が、大規模なデモ隊に包囲された。
ムーラン大使家族に身の危険が迫る中、米軍海兵隊による救出作戦が決行された。
その決死の作戦は、成功に終わったが、80名もの一般市民が海兵隊の無差別銃撃によって死亡。
歴戦の勇士の狂気か? 軍人としての正しい行動か?
この事件は全世界を揺るがせ、人道主義を踏みにじる行為として非難され
アメリカ合衆国の威信を失墜させるに十分な物となった。
そして、全世界注視のもと、発砲命令を出した男の軍事裁判が始まった。

《review》
面白かった。
絶対的な証拠がないまま、単なる殺人者か? 判断の正しい軍人か?の狭間で
繰り広げられる法廷での争いは緊迫感があったし、国を背負って戦ってるという重みや苦悩も伝わってくる。
これはアメリカならではの映画だと思った。
軍を美化してる感もあったり、誰も見ていないってのは変じゃないか!?ってのもあるけど
それを補えるだけの魅力がある映画だった。

アメリカは軍に対する意識が日本とは大きく違う。
記憶に新しい沖縄での婦女暴行事件も軍人だったが
アメリカでは軍人は軍法会議や軍事裁判に掛けられ、一般の裁判とは若干異なる。
これは国のために戦うという軍の規律の問題なのだそうだ。
その点を踏まえて見ると更に楽しめる映画だった。

written 2001.07.16


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