観た映画のコメント。


「YAMAKASI -ヤマカシ-」

原案/脚本/提供:リュック・ベッソン    監督:アリエル・ゼトゥン
出演:パフォーマンス集団"YAMAKASI"

《story》
 まだ夜も明けきらぬ早朝のパリ。25階立てビルの壁面をPUMAのウェアとシューズに身を包んだ7人の若者達が素晴らしいスピードで昇って行く。泥棒と間違えた住民たちが、警察へと通報するが、若者達は街に昇ってくる朝日を屋上から見つめると、パトロールカーの到着を尻目に、どこかへと消え去った。 彼らは自らをYAMAKASIと呼んでいた。  一方、心臓に疾患を持ち、過激な運動を禁じられていた少年ジャメルが、仲間にはやしたてられたあげくYAMAKASI気分で木に登らされ、そこから転落してしまった。ジャメルの症状は深刻だった。24時間以内に心臓移植手術を受けさせなければ、命はない。だが、そこには二つの問題があった。心臓を提供するドナー、そして費用が40万フランもかかるというのだ。ドナーはスイスに見つかったが、問題は手術費用の方だった。女手ひとつで、ジャメルと姉のアイラを育ててきたファティマには、金銭的な余裕は全くなかった。 その夜、心身ともに疲れ果てた、母親のファティマはアパートの窓から自殺を図ろうとする。その姿を見たのが、YAMAKASIだった。


《review》
そこそこ面白い映画だった。テンポも良いし、同じベッソン・プロデュースの「TAXi」シリーズ程では無いが笑いも有る。 ただ序盤でせっかくYAMAKASIの一人一人の個性を紹介しているのだから、それをもう少し活かした見せ方もあったような気もする。 それがあんまり活かされてなくて、ちょっと残念。ちょうど今日(9/17)TV番組"TONIGHT2"でYAMAKASIの特集をしていたが、 東京の公衆トイレを駆け上ったり、YAMAKASIプロモーションの機材からジャンプしていて、より凄さを感じた。 映画よりも、その辺を駆け回ってくれた方が凄く感じるのは彼らが生のパフォーマンス集団であって、 映像としてのパフォーマンスを見せようとしてる訳じゃないせいか!? 映画でもとあるマンションからマンションに移る素晴らしいシーンがあるがカットが入ってしまってて実際に 飛んだのか疑問だし... ストーリーは大した事が無いのだからこそ、映像でもう少し凄さを見せてほしかった。 だからといって、つまらないわけではないのだけど。

written 2001.09.17


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