
観た映画のコメント。
「マネートレーダー 銀行崩壊」
監督・脚本・製作 : ジェームズ・ディアデン
出演:ユアン・マクレガー , アンナ・フリエル , トム・ウー
《story》
ニック・リーソンは、学歴も無く、労働者階級出身ながら持ち前の巧みな話術で“女王陛下の投資銀行”と呼ばれる名門ッベアリングズ銀行に職を得た。インドネシアのジャカルタに配属されたニックは、金庫に放置された1億ポンド(約160億円)に及ぶ株券を現金化する仕事を与えられ、張り切って取り組んでいた。一方、ロンドンから新しいアシスタントのリサ・シムズが派遣され、ニックは恋に落ちる。業績をあげて帰国した二人は皆に祝福され結婚式をあげた。
新婚生活はシンガポールで始まった。ベアリングズ銀行がシンガポール国際金融取引所(SIMEX)に進出することになり、ニックは先物取引部門(Baring Futures Singapore)の責任者に抜擢されたのだ。念願の“トレーダー”になり、ニックはネアリングス大阪と連携して情報を得ることでSIMEXの誰よりも早く日経平均株価(NIKKEI)の動きをつかみ利益をあげていった。
《review》
事実を元にした話で、一度何かの番組で取り上げられていて、"これは観たい!"っと思っていた映画。
話自体は先物取引で最初は成功するも、失敗が続き損失を生む、それを報告せず半ばギャンブルの
取引で、大きな儲けを産んで一躍ヒーローに上りあがるが・・・って感じの話。
ポンドの価値がイマイチ分からなくて、リアル感が薄かったけど、題材がちょうど日経平均18000円台の頃で、
そんな頃があったんだなぁ〜って懐かしく思った。
映画でも取り上げられていたけど、阪神淡路大震災ってその頃で株価低迷の一端だったと実感。
教訓にすべきエピソードは満載なので、観れば何か一つは感じ取れる作品。
面白い!って感じでは無いけど、とりあえず観れて満足♪
written 2001.10.17
