
観た映画のコメント。
「バウンス koGALS」
出演 : 岡元 夕紀子 ,佐藤 康恵 ,佐藤 仁美 ,役所 広司
《story》
東郷リサは家を出て単身でアメリカに旅立とうとしている。航空券、二つのパスポートとバイトで貯めた30万円。それが彼女の持ち物。
空港へ向かう途中、リサはお金を増やすため途中下車したブルセラショップのある渋谷へと向かう。
ブルセラショップの主人・サキに紹介され、向かったビデオ撮影場でリサは2人の男たちに襲われてしまう。
渋谷で出会ったリサの事が気になるスカウトマン・SAPに間一髪助けられ、その場から逃げるが、お金を取られてしまった。
彼女の長い一日は始まったばかり・・・。
《review》
前に観た時も感動したんだよな〜。今回もラストシーンは結構ウルウルものだった。
日本でしか描けない話を女子高生の視点から分かりやすく表している映画だ。
ストレートすぎる言葉が多い感じもするが、イチイチ回りくどい言い方をしないのも現代女子高生っぽいかと思う。
ジョンコと大島のやり取りのシーンは"素晴らしい"の一言。思っていても口に出せない矛盾。
そんな事がこの国では沢山起きている。それをダイレクトに放つ言葉は爽快である。
日本的な風景の融合も美しい。一見、ミスマッチと思える場所で意外な輝きがある。
改めて、この映画を好きだな〜っと確信。

written 2001.10.29
