
観た映画のコメント。
「アトランティス -失われた帝国-」
《紹介》
「不運なる一昼夜の間に、アトランティスは海中深くに没し、姿を消した」 ギリシアの哲学者プラトンが紀元前360年に書き記して以来、人類はこの幻の大陸《アトランティス》に魅せられてきた。そして2001年ウォルト・ディズニー生誕100周年を記念し、『美女と野獣』『ノートルダムの鐘』を生んだプロデューサーのドン・ハーン、監督ゲイリー・トゥルースゲイル&力ーク・ワイズの黄金トリオら、ウォルトの夢の継承者たちが総力を結集。この人類史上最大の謎から、最高の映像エンターテイメントを誕生させた。
《review》
ラストが熱かった!!! 思い出すのは宮崎映画の"とあるシーン"。それに似ているな〜っと思いつつも、見入ってしまった。
そこまでは割と常道を行く展開。言語のルーツがアトランティスから来ているってのは、ふむふむって納得した。
序盤、主人公達に立ちふさがった(歴史的価値があるだろう)
高い建物を数秒で爆破するシーンがあるのだけど、目的のためなら手段は選ばずって感じで
好きではなかった。中東の歴史的建造物の破壊シーンを思い出しちゃって、悲しい気持ちになった。
スッキリする話なのに、どこかスッキリさせてくれないのは、このせいなのか!?
時間的に1時間半程度でかなり急いで進めた感じがした。 もう少し各キャラクターのエピソードが欲しかった気がする。
そして最大の謎は(以下、ネタバレのためドラッグで) アトランティスが地底に沈んだはずなのに何故、
空があったのかが判らない。 それともアトランティス自体が地上にあったのだろうか!?
地上にあるとすると今まで所在不明だった理由が判らない。これが只、幻想的な絵にしたいから空を描いたように思えてならないのだ。

written 2001.11.30
