
観た映画のコメント。
「ハートブレイカー」
監督 : 監督:デヴィッド・マーキン
出演 : シガニー・ウィーバー , ジェニファー・ラブ・ヒューイット
評価 : ☆☆☆☆☆ 5
《story》
妊娠して男に捨てられて以来、"男よりお金"をモットーに生きるマックス(シガニー・ウィーバー)。
結婚詐欺を生きるの手段に選んだ彼女は、成長した娘のペイジ(ジェニファー・ラヴ・ヒューイット)を相棒に、
マヌケな金持ち男をカモり続ける日々を送っていた。そのカモのひとりが、盗難車の解体業を営むデイーンだった。
マックスと結婚したものの、初夜におあずけを食わされた彼は、秘書として潜り込んでいたペイジのナイスバディに、ついクラリ。
オフィスでことにおよぼうとしたところをマックスに踏み込まれ、
結果、24時間たらずの結婚生活に30万ドルの慰謝料を払わされるハメになった。
親子二人は、現金と一緒に巻き上げたベンツの新車に乗って、意気揚揚と次のカモを探す旅に出るが、
貯金を引き出そうと立ち寄った銀行で、グロリアと名乗る国税庁の役人に捕まり、貯金を差し押さえられたあげく、
25万ドル近い所得税の滞納金の支払いを命じられたのだ。この難関を乗り切るには、再び母娘でコンビを組むしかない。
これをコンビ最後の仕事と言う約束で、マックスとペイジは、金持ちの多くいるパームビーチに乗り込んだ。
《review》
『エイリアン』シリーズのシガニー・ウィーバーと
『ラストサマー』シリーズのジェニファー・ラヴ・ヒューイットが親子を演じ、男をドンドン騙して金を巻き上げる
痛快映画だ。割と普通の映画だった。つまらなくは無いが面白いともたいして思えなかった。
各シーンで変わる衣装は圧巻の一言だが、話はイマイチ。
特に母と娘の言い争いのシーンで望まれていない娘であることが会話に出てきてもサラっと流れる辺りに
今までの修羅場を乗り切ってきた事が分かるのだが、それでもヒいてしまった。
たとえ、そうだったとしても、それは言っちゃダメだと思うのだよね。ラストシーンであれ!? って思う事があって、
あの人とこの人は別人だったのか!? って疑問が湧いてきたり。 だが望遠鏡から星を眺めるシーンは、
素晴らしかった。自分も一度実物を観てみたいと思わせてくれた。
ホントにあんなにキレイに観えるのだろうか・・・。
written 2002.01.12
