
観た映画のコメント。
「ラットレース」
監督 : ジュリー・ザッカー
出演 : ウーピー・ゴールドバーグ , ローワン・アトキンソン , ブレッキン・メイヤー
評価 : ☆☆☆☆☆☆ 6
《story》
ラスベガスのスロットマシンから飛び出した奇妙なコインがミリオネアへの入り口だった。
偶然、奇妙なコインを手にした人々がベネチアン・ホテルのスイートルームに集められた。
奇妙なコインを手にしている以外、何の共通項も持たない彼らの前に、大富豪ドナルド・シンクレアが登場し、いきなりレースの開始を宣言する。 つまり、ラスベガスからニューメキシコのシルバーシティまで、700マイル(約1000km)に及ぶレースだった。なんとルールはひとつ、ルールが無いこと。そして、どんな乗り物を使っても、どんな反則を使っても構わない奇想天外なレース、賞金は200万ドル(約2億円)だった・・・
《review》
そこそこ笑えるんだけど、爆笑ってのが無かった。コメディだから身構えていたのもあったのかもしれないが、
それでも凄い面白いってのは無かったなぁ。全体に面白くさせようって気構えが前に出すぎたように感じた。
特に『ビーン』のローワン・アトキンソンだけがやけに浮いていたような気がする。他のキャラは、まぁそこそこ
マトモで、マトモな中での必死さと失敗が面白さに繋がると思うだけど、アトキンソンだけは最初からオカシナキャラで
それ以上意外性が無いのが残念。この映画、200万ドルが入ったカギを受け取って、開けた人が勝ちってものだが、
行き帰りで200万ドルの方が面白かったのではないだろうか!? ロッカーにはそれを解くパスワード(もしくはカギ)みたいな
ものが入っていて、それを再びラスベガスまで持ち帰ったら、勝ちという具合。そうすればロッカー寸前の争いや
ベガスに戻る上での争いもあって、良かった気がする。結局、この『ラットレース』だと途中の過程よりも
最後だけが一番ハラハラ出来て盛り上がるわけで、
オレの考えだと2回盛り上がりがあると思うのだけど・・・。以上、戯言。
まぁ、最後はなかなか想像も付かないイイ展開だったので、この点だけは少しだけ満足でした♪
written 2002.01.26
