ホープリル。出会い。




2001/06/18(月) 18:58:51 三嶋 出雲
タイトル 俺的な始まり 今日の気分 遅くなりました;;


朝、俺はいつものようにいつもと同じぐらいの時間に
いつもと同じ通学路を歩いていた。
「出雲ォおはよっ!!」
後ろから声が聞こえた振りかえれば俺の悪友と言うべきか
丹波と桐沢の2人がいた
「あ、何?なんか用?」
「お前朝はいっつも機嫌悪そうだなぁ;昼とかは馬鹿みたいに元気いいのにさ」
「そうそう。そんなんじゃ女にもてないぞ!」
「いいよ。別に・・・今はそんな気分じゃないし」
そう、こいつ等の言うとうり俺は朝が嫌いだ
学校に行くのが嫌いだ
だからっていじめとかにあってるわけでもない
勉強が難しすぎてついていけないわけでもない
ウチのオヤジはいわゆる大企業の社長って奴でなんでも金で解決する
そのせいか学校に部活に入ると努力もなくレギュラーとか
なんかそう言うのってつまらなすぎて・・・
唯一オヤジの顔を見なくてすむっと言う理由で好きだった学校が
いつのまにやらオヤジの陰謀で動いているように感じた
周りからは昔は「ぼっちゃん」とかっていじめられてたけど
気がつけばそいつ等は学校にいなくって
俺がきめることすら自分に決定権があるかのように言うオヤジが大嫌いだった
ココを出たら就職したいけどそれも無理なのかもしれない
俺にもう逃げ場はないのか?
ココではないどこかに行きたい
自分で・・・自分の力を一度で良いから試してみたい

「おい!おい!!出雲!!」
「え?あぁ・・・何?」
「駄目だコイツ全然きいちゃいねーよ」
どうやら俺がボーッと考えてる間に話は進んでいたらしい
「ほら!もうすぐテストだろ?そろそろ勉強しねぇとなぁって話」
「あぁテストか・・・きっと微分とかそこらへんが多い・・・っと思うよ」
それはいま俺の家庭教師が熱心に教えてる場所だ
「なるほどなるほど〜お前のヤマかなり当るからなぁメモメモっと」
”当る”かオヤジが言ったんだろな・・・家庭教師に
だから嫌なんだなんか努力もなんもできないで
それに甘んじてる自分も嫌いだ!
大嫌いだ!!
俺がそう思うとあたりが眩しいぐらいに光ったそして
足元のコンクリートがぬけたにいきなりガクッと下に落ちる
「なっッ!!」
俺はコンクリートのなかに消えた

何時間いや何分なのか?
俺は見知らぬ場所の見知らぬ土地で目を覚ました
そこはコンクリートで埋め立てられた場所ではなく
草木が生い茂る自然な環境だった




2001/06/19(火) 11:51:31 コーディル
タイトル コール的始まり  

「さて、出かけますか」
さして大きくない街のさして大きくない宿屋兼食堂で朝ご飯を済ませ、コーディルは誰に言うでもなくそう、声に出す。
「またあそこに行くのかい?まったく、物好きだねぇ」
この店を切り盛りしている女主人が苦笑まじりにコーディルに言う。
「あそこは冒険者も滅多に近づかないってのにさ」
「ふふふ・・・私にとっては宝の宝庫なのですよ、あそこは」
そう笑いながら言うコールに理解できないといった風に首を振りながら、オカミは綺麗に料理を盛りつけて行く。
それもそうだろう。
なにせ、コーディルが今から向かおうとしている場所は木々深く、強暴な生き物達が生息し、更には昔々魔物が封印された土地だという声も・・・。
ま、なんにせよ街人だけでなく、腕に自信のある冒険者でも滅多に近寄ることはない場所なのだ。
なぜ、そんなところにコールディは足繁く通うのか、というと、あまり知られてはいないが、貴重な薬の材料や薬草。または装飾品となる石などが転がっているからである。
それだけではない。
その場所は昔からあまり人が足を踏み入れなかった為、昔からの生態系が数多く残っており、他の地域では見られない珍しい動植物が今も息づいているのである。
まさにコーディルにとって宝の山!!
と言う訳で今日も心躍らせながら向かうのであった。
・・・封印の森へ。





2001/06/19(火) 16:02:59 榊 凛耶
タイトル 始まり。  

ここは小学校〜大学までのエスカレーター式の学校「聖園澤学院」
そこで俺は小学校からここで育ってきた。
そして今は放課後。
「榊!お前の事中等部の奴呼んでるぞ!しかもかわい〜子。」
こいつは俺の小学校からの親友、岸本 拓だ。
「んあ?いいよ。どうせアレだろ。追い返しとけ。」
「え!?勿体ねぇなぁ〜いいじゃん。相手してやれよ。せっかくなんだし。」
アレとはもちろん「愛の告白」のこと。
普通の男子なら喜んでることだろうけど俺にとってはただうるさいだけ。
’好きな人いないなら・・・’とか言われるけど好きじゃねぇ奴と付き合ったってただ俺がつまらないだけだしな。
「嫌なもんは嫌だ。追い返して来い。」
だってそうだろ。
「何言ってるんだよ。しかも命令形かよ」
「悪いか。」
「悪い。」
「・・・・・」
「・・・・・・・」
遠くの方で緊張している中等部の子が目に入った。
・・・・しょうがない。相手してやるか。

なんだかんだやってるうちにその中等部の女の子と裏庭に来てしまった。
「あのっ・・・先ッ・・・パッ・・・あのですね・・・」
あぁ・・・うるさい。こういうのが嫌なんだ。
いい加減辞めてほしい。
そう思っていたら急に俺の足元が見えなくなってきたんだ。
「あ・・・?」
足から腰へとだんだんと俺の身体は透けていく。
「ッ・・・キャアアアアア!!!」
中等部の子は逃げていく。逃げていくのはいいんだけど何で俺の身体・・・!?
腰から肩。肩から顔へとその透明なものは俺を迫ってくる。
「な・・・・ッ・・・なんだ!?」


「ん・・・・?」
「あ、起きました?」
俺が次に目を覚めた時には・・・
日本じゃない、どこかの、まるで違う世界にいるようなベッドの上にいた・・・






2001/06/19(火) 16:14:04 レイジェン
タイトル 始め  

「薬草・・・か」
鬱蒼と茂った森の中を歩きながら、レイジェンは呟く様に云った。
彼が訪れている森は、封印の森。
誰も訪れない様な森である。
そんな森に何故彼が居るのかと云えば・・・。
―――仕事の為だ。
放浪の魔法剣士で有る彼は、いい加減旅の金を稼がなければいけなかった。
そんな時、彼は決まって誰かの雑用を代わりにやって金を稼ぐのである。
そして今回の仕事は、此処、封印の森で薬草を取ってくる事。
まぁ何度か訪れた事が有る為、楽な仕事だ。
しかもギャラが高い。
手馴れた動作で薬草を取り終えると、レイジェンは帰ろうと歩き出した。
しかし。
誰にも会う事が無いと思っていた其の森で、レイジェンは初めて人と遭遇した―――。






2001/06/19(火) 17:54:55 メリル
タイトル 始まり〜  


周りを高い木々に囲まれ、手付かずの自然の中にメリルは立っていた。
ここは封印の森。
人々が恐れ近づかない場所。

「お怪我ですね。大丈夫、泣かないで」
メリルは羽の生えたウサギのような動物に、右手でそっと触れた。
たちまち背中の怪我は消え、元気を取り戻す。
「はい。気を付けてね」
それを聞くとその動物は喜んで森の奥へと消えていった。
地面は決して歩きやすい環境ではなかったが、メリルは慣れた様子で歩む。
しばらく行くと小さな泉と洞穴があった。
メリルは幼い頃この森に捨てられ、自力で育ってきた。
成長してからは街へでて、この森で取れる薬草で作った薬を売ることもあった。しかしメリルの腕ではこの森で取られたものだと気づくものはいなかった。

今日も薬草を取りに行こうと森を歩く。
ふと自分の足跡とは別の足跡を見つける。
最近は以前と違って森に入ってくる人も増えた。
しかしメリルは人には会わないように、いつもこっそりと覗くだけにしていた。
木の陰から見回してみると、薬草を積み終わった青年が立っていた。
「・・・!あの人、メリルと同じ!」
自分と同じ銀色の髪をした青年を見つけ、思わず姿を現してしまった。





2001/06/19(火) 18:24:19 コーディル
タイトル 出会い  

封印の森に向かう途中に広がる草原の中を歩いていると、なにやら騒がしい。
人が騒いでいる訳ではなく、動物たちが騒いでいるようだ。
私は首を傾げ、そのもとへと向かう。
そこは一本の木がそびえる少し小高い場所だった。
小鳥達がさえずり、枝から下を覗いているように見える。
その場につき、下を見ると一人の少年が倒れていた。
見慣れない服装をしている。
どうしたものか・・・。
とにかく、このままではなんだから宿屋へ連れて行こう。
私は彼を背中に担ぐと元来た道を戻った。

自分の部屋のベッドに寝かせ、一息つく。
「ふぅ・・・」
そして、改めて彼をまじまじと見る。
あちこち旅をしてはいるがまったく見た事がない格好。
材質も・・・見たことが無い。
耳にはピアス。
見たところ17くらいかな?
と、観察していると彼が動いた。
ゆっくりと目を開ける。
「・・・ん?」
「起きましたか?」
ぼ〜っとしている彼に優しく微笑みながら言う。
部屋の中を見渡し、私の顔をまじまじと見る。
「・・・あんた、誰だ?」
「私ですか?私の名前はコーディル。コールでいいですよ。・・・あなたの名前は?」
「榊 凛耶・・・」
そう、凛耶は答えた。





2001/06/19(火) 19:20:19 レイジェン
タイトル 封印の森で  

不意に茂みから人が現れ、レイジェンは思わず傍らの剣に腕を伸ばした。
「・・・女?」
しかし、其れがこの森に住む凶暴な動物では無い事を確認すると、剣から腕を放した。
その現れた少女は、剣を抜かれるかと少し驚いた様だ。
レイジェンは、素直に其の事を詫びる。
「済まない、動物か何かかと・・・。気配を読んでいなかったものだから」
「いえ・・・私こそ急に済みません」
レイジェンと同じ銀色の髪を持つ少女は、そう云って笑う。
見た所三歳ぐらい下か・・・とレイジェンは考えた。
剣に手を伸ばした事で下に落ちた薬草を拾う。
「薬草を取ってたんですね」
「あぁ・・・。人に頼まれてな」
何時もの様にぶっきらぼうに答える。
彼は酷く不器用だから。
「私はメリルと云います。貴方は?」
「・・・レイジェンだ」
笑いながらの其の言葉にも、レイジェンはやはりぶっきらぼうに答えたのだった。





2001/06/19(火) 20:22:02 三嶋 出雲
タイトル 気がつけば密林?気がつけばピンチ?  


「ぎゃぁぁぁぁ!!」
生い茂る草木の中を走る俺
そしてうしろからは・・・
グオオオオオオッ!!
熊のようなよくわからん生物いうなれば
RPGでいうモンスターっていうのだろうか?
そしてこの場所一体どこなんだ?密林・・・??
「そうか!ここはア〇キガハラ樹海ってやつか!!」
そんなこといってる場合にもモンスターとの距離は
どんどん短くなっていく
「ギャー一体なんやなんなんじゃボケー!!」
もう何がなんだかわけわかんなくなってきた俺
ああ・・・短い一生だったなぁなんてもう微妙な走馬灯が・・・
突然オヤジの顔が浮かんだ・・・
そうだ俺は逃げたかったんだ・・
自分の力を試したかったんだだったら・・・
だったらこのピンチ・・・誰の手をかりずとも・・・
一人でやってのけたる絶対逃げたるで・・・
俺はそう思うと左に即座に曲がり近くにあった石と砂を取り大きな木に登る
モンスターも木に登ったことにきずくとその木にちかずいて来た
俺は木に引っ掛った太そうな枝を見つけた・・・
「一応準備完了や・・・ま効くかどうかはわからんがなぁ
まぁとりあえず目潰しじゃい!!」
そういうとおれは下にいるモンスターの目をめがけて砂をまいた
モンスターは苦しそうに目を押さえた
「まずは上々?じゃあ今のウチに・・・」
そういうと俺は苦しそうなモンスターを後ろにして逃げた
いつおきあがるかはわからないが所詮は一時凌ぎ
やつが俺を匂いをかぎつけてココに来るまでに
なんとか対処方法かんがえんとなぁ





2
001/06/19(火) 21:42:45 榊 凛耶
タイトル 目を覚めたそこには・・・  

「私ですか?私の名前はコーディル。コールでいいですよ。・・・あなたの名前は?」
「榊 凛耶・・・」
おれは目を覚めた所でコールとか言う・・・俺よりも年上?くらいの人に声をかけられた。
「さかき・・・りんや?珍しい名前ですね。」
そりゃそうだろ。俺たち日本人にとって見ればコールとか言う方が珍しい。
「・・・ここは・・・どこだ?」
俺はまずどこだかわからない、日本じゃないどこかの場所を尋ねてみた。
「日本・・・じゃないことは確かだよな。」
「ニホン・・・・?どこでしょうか?それは。それにここはテルノアの町のニルギナの宿ですよ。」
「・・・そうなのか・・・」
どこだろう?ここは。俺は部屋を見渡してみたが日本っぽい、いや、地球っぽいものは見つからなかった。
「・・・俺、外に出てきてもいいですか?この辺り見たいんで。」
「あ・・・いいよ。道に迷わないようにね。」
そうして俺は外に出てみた。

・・・・やっぱりここは地球じゃない感じがする。
なんて言うか変な感じの建物。いや、それは決して険悪なイメージの意味じゃなくて。当たり前だけど。
ここは・・・どこだろう?
他に、俺みたいな服装の奴もいない。
・・・・そういえば俺、制服のままだ。
・・・・・・美代。美代は?
美代とは俺の妹。親はいないから2人暮らしなんだ。
美代は・・・小さい時から独りを嫌がるんだ。
俺がいなくてどう思っているだろうか・・・

とりあえず俺はコールの家に戻ることにした。






2001/06/20(水) 01:54:28 立木 小春
タイトル 大きな木の下  


アタシは毎日  朝は7時に起床し
学校へ行く準備を始める。

今日もそぅ、同じ様に  朝は7時 
耳障りな目覚ましの音で目を覚ます。
アタシは低血圧な為  朝には弱い

目覚ましを止めてから数分経ち
漸くアタシは 寝ていたベッドから体を起こす。

階段を降りると 妹が必ず先に起きていて
朝食を1人 とっている。
両親は共働きで 母は忙しなく動き回って
「母さんは忙しいのよ」
なんて姿を見せつける。

アタシは一通りの準備を済ませ 又部屋へ戻る
妹はとっくに家を出ていた。

アタシは毎日遅刻しているから もうそんな事
気にしていなかった。

時計を見ると 既に8:30を回っている
「あぁ もうそろそろ行かなきゃ…」
椅子に置いてある鞄と その横に有る竹刀を
手に持つ。この竹刀は、長い間剣道部で使ってい物だ

部屋を出ようとしたその瞬間

耳を刺すような耳鳴り、
そして 大きな地震に襲われ 声を発せない
「・・・・ッ!!?」
その大きな地震  その鋭い耳鳴りに耳を塞ぎ
目を瞑り 蹲った。。



暫らくし 眼に映ったのは 青々とした一本の樹木
その木陰でアタシは 目を覚ました。
後ろに手を付き ムクリと置き上がる
其処には広大な野原が広がっていた

「ここ何処・・・? 夢を見ているのかしら…」

少し、周りを見渡す。
大きな木の下で呆然とするアタシ

すると頭に何かぶつかった。見ると木の実の様だ
「・・?」
見上げると其処には 1人の女の子。
「やっちゃった・・・」って顔してるけど・・・
髪は異常に長いし しかもピンク・・・?
その瞳は兎の様に真赤であった。

「・・夢だわ・・・・・」






2001/06/20(水) 09:14:45 ルナ
タイトル 変な女の子。  

私は今、封印の森とかいうとこに来てるんだ。
何故こんな所にいるかというとただ、おもしろそうだったから♪
みんなが恐ろしがって行かないこの森に私はとても興味があった。
だから、冒険ってやつかな?

それで今は休憩中。けっこう歩いたから疲れたんだよね〜。
私は大きな木の上で休憩をとっていた。

ドサッ!

私はその音を聞いて下を向いた。すると
さっきまで居なかったのに変わった服装をした
女の子が回りをきょろきょろしていたの。
「なんだろ....。あの子ってもしかして未確認生物!」(そんなわけない)
私はひとまず、木についていた木の実をとって
その子に向かって投げた。すると、見事にあたった。
すると、その子は私の方を向いた。
「夢だわ....。」
「へっ?」
私は突然の言葉に妙な声を出した。
そして、木から降りてその子をまじまじと見た。
「あの....。あなたは?」
「へっ?私?私はね、ルナ。あんたは?」
「アタシは立木小春といいます。」
「ふーん。変な名前。」
私はきっぱりそう言った。

この子は一体誰なのか?私は未確認生物だとはっきり思った。





2001/06/20(水) 11:06:04 メリル
タイトル どうしよう  


うっかり姿を現してしまったはいいものの、メリルは非常に緊張していた。
使い慣れない丁寧な言葉を無理やり頭の中から引っ張り出してくる。
「レイジェンさんの髪の毛、銀色ですのね」
メリルは軽い調子で言うが、触れられたく無い事なのかレイジェンの視線が強くなる。その様子にあわててメリルは自分の髪を掴んだ。
「あ、あのね、メリルの髪も同じ色なの。この森にずっといるとね、体質変化っていうのが起こっちゃうみたいで、今じゃこんなにキラキラしちゃって・・・」
髪をギュッと握り締めたままうつむく。
「本当は違うの・・・」
この辺りは他民族が過ごしている街が多いので、髪の色も結構異なる。
しかしその中でも銀色の髪は珍しい。
「・・・・・・・・・・・」
レイジェンが声を掛け悩んでいると、突然メリルは顔を上げた。
そして思わぬほど明るい声で言った。
「でも、いいです!レイジェンさんとおそろいですものね!・・・あ!足!」
言われてレイジェンは足元を見る。
薬草の周りには小さな花が沢山咲いていて、踏まないように注意していたのだが、メリルが出てきた時に思わずいくつかを踏みつけてしまったようだ。
「お花は踏んじゃだめですよー」
メリルはレイジェンの足元にしゃがみこみ、その花を立ち上がらせた。
すると花はみるみるうちに元の状態に戻っていった。
「この森の植物は強いのだな」
言葉の内容よりもレイジェンが口を開いてくれた事が嬉しかったのか、メリルは立ち上がりレイジェンの手を握った。
「はい!この森に生きる動植物すべて、大変強い生命力を持っています」
「そうか」
レイジェンはその手を振り払おうとするがメリルはさらに強く握る。
「だから・・・だからレイジェンさんも早くこの森から出て行って。あまりこないほうが良いの・・・。皆普段は暴れたりしないけど、知らない人には襲い掛かっちゃうから・・・」
そう言うとメリルはレイジェンの手を離した。




2001/06/21(木) 00:46:23 榊 凛耶
タイトル 記憶  

「まずは現場検証と行きますか?あなたが倒れていた所に行ってみましょう」
コールは俺が柄にもなく取り乱してしまったのに冷静にそんな事を言う。

その現場(現場て…)に向かう時にいろいろコールから聞き出された。
「その地球・・・ってのは何でしょうか?」
「何・・・って言われても・・・俺がここに来る前にいた場所・・・だな。」
「ここに来る前?」
「だってコールは俺が倒れてたって言っただろ?」
「・・・何の関係があるんですか?」
「・・・・・」
「・・・・・・・・・」
みたいな感じで。
まぁこれだけじゃ質問攻めって言わないだろうけどもっと話したさ。
コールの事とか俺のこと。そして地球の事やこの星のこととか。

「さて、着きましたよ?ここが、あなたの倒れていた場所です。」
その場所に着くとコールが指を指す。
「ここが・・・・」
そう言うとコールが辺りを歩き始めたから俺もなんか手がかりになるものはないかと探してみた。

・・・・なんか見つかるのだろうか?



2001/06/20(水) 19:30:05 コーディル
タイトル さて、どうしましょうかね?  

「散歩はもう終わりですか?」
戻ってきた凛耶に声をかける。
が、凛耶は腑に落ちないような顔をして、窓ぎわに備えつけられているイスに座り込んでしまった。
「どうかしましたか?」
コールの問いに窓の外を睨みながら凛耶は答える。
「・・・ここは・・どこなんだ?」
「は?ですから・・・テルノアの・・」
「そうじゃない!」
コールの言葉を大きな声で遮り、一気にまくし立てる。
「一体どうなってるんだ?!ここは日本、いや地球なのか?!俺はあの時体が透けてったんだ!!なのに気づいたらこんなとこにっ・・・!!」
腰を浮かせてコールに掴みかからん勢いの凛耶をコールは笑顔で宥める。
「落ち着いて下さい」
とは言っても、コールの頭の中もわからないことだらけ。
倒れていた少年。
見慣れない服装に聞いた事が無い単語。
コールも笑顔で一生懸命頭の中で整理している状態なのだ。
「・・・とにかく、私もあなたに尋ねたい事があるのですよ。一体何者なのか、とかね」
コールは気分が高揚してくるのを感じていた。
まだまだ自分の知らない事が、知らない世界の一端が目の前にいるのだ。
込み上げて来る欲望を隠しながら、コールはにっこりと凛耶に言った。

「まずは現場検証と行きますか?あなたが倒れていた所に行ってみましょう」





2001/06/21(木) 02:21:52 立木 小春
タイトル 現実味を帯びたモノ  


「夢だわ」
そう言った後に、木の上に居た女の子が近寄ってきた。
どーせ夢なんだから 危険を催す事も無いわね・・・。


近付いて来た女の子は 物珍しそうに
まじまじとアタシを見回す。
「あの....。貴方は?」
「へっ?私?私はね、ルナ。あんたは?」
「アタシは立木小春といいます。。」
「ふーん。変な名前。」

正直、カチンと来た。
こんな幼女に「変な名前」?
冗談じゃないわ これでも親に貰った名前なのよ
それは互いに同じだろうけど
「アンタの方が 変な名前じゃない?ルナってι」
女の子も、カチンときた様子。
そしてアタシに向かってこう言った。
「あんた、未確認生物でしょぅ?!それとも未確認生命体?」
皮肉ったようなその口調。
「それはこっちのセリフよ アンタこそ何者なの?!」

・・・・夢ってこんなに生々しいものだったかしら
女の子の 妙な赤い眼  ピンク色の髪
確かに妙なんだけど・・・
全てに現実味が感じられない
唯一、現実味を帯びている物は 言葉が共通だって事だけね

そんな事を考えているうちに 女の子はと言うと・・・
熱くなっていた。
「何よ!!あんたこそ…」と ベラベラね。
こういうのって何だか苦手・・ι
女の子の眼は更に赤くなっている様にも見えた。

アタシは90度 話しの内容を一変させ 「ここは何処なの?」と
そう聞く。 女の子はと言うと
「ハ?何言ってんのー??封印の森だよ!?」

・・・ここが森? 変わった森ね。とても見えない。広過ぎる


これが夢なら 早く覚めて

そう思った・・・けど なかなかそうは行かず
女の子はまた皮肉っぽく口端を上げて笑うと
アタシの服の裾を引っ張り 森とは言えぬ森の奥へ引きずり込んで行った
後ろでアタシが 苦笑しているとも知らずに・・・







2001/06/21(木) 09:22:58 ルナ
タイトル 新たなる出会い  

私はこの変な女を連れて(いやいや)
森の奥へ進んでいった。実は一人ってちょっと
さみしかったのよね♪こいつが一体何者かは知らないけど
せっかくだし、まきぞえだv
「ちょっと!一体どこに連れていくきよ!」
「どこって森の奥だよ。そんなんも分かんないの?
 もしかして、そうとうのばか?」
私は自分のことをたなにあげてぬけぬけとそう言った。
「なっ!」
「あっー。そういえばさぁ、あんたのことなんて呼べばいいの?
 名前.....なんだっけ?」
「立木小春よ!小春でいいわ。っていうかこんなことも分からないなんて
 あなたの方がばかなんじゃないの?」
「なんですってー!」
私がムッカーっときて怒ろうとした時だった。

どかっ!

「いったー!」
前から誰かは分かんないけど当たってきた。
もう!誰だよ!一発どついてやる!
「いってー。どこみてんねん!」
「それはこっちのセリフじゃー!」
グォォォオオッ
その時、後ろからいつも出てくるような変なクマみたいなのが出てきた。
「きゃあ!何こいつ!」
小春が悲鳴をあげた。
「げっ!助けてくれ!」
その当たってきた変な男は私の後ろに隠れてそう言った。
「もう!仕方ないなー!」
私はいつものように構えた。
「えいっ!」

どかっ!!

私はそいつに私の得意技、かかとおとしをおみまいしてやった。
ガルルルル!
そいつはうめき声を出して倒れた。
「すごい....。」
小春はあっけにとられている。ふふん。どんなもんだい。

これがこの変な男との出会いだった.....。






2001/06/21(木) 15:44:19 レイジェン
タイトル 森を出ようと・・・  

手を強く握られながらのメリルの言葉に、レイジェンは少し息を吐きながら頷いた。
元々、仕事さえ終えれば長居する気は無かったのだ。
「じゃあ、俺は失礼する」
頷いたメリルの姿を確認して、レイジェンは元来た道を戻り出した。

しかし、暫く進んだ其処で、レイジェンは妙な物音を耳にした。
「此れは・・・」
耳を澄ませれば、其れは動物の唸り声。
誰かが狙われているらしいと云う事を確認すると、放って置ける筈も無く、走り出す。
しかし近くまで行って姿を確認した所で、くまの様な動物はかかとおとしで倒されていた。
そして其れを行ったのはピンクの髪の少女。
同じく周りには・・・。
見た事の無い服を着た男女が居た。
何だか厄介事の様な気がしたレイジェンは、気配を消して其処から立ち去ろうとした・・・が・・・。
パキッ―――
慎重になりすぎた為、小枝を踏んでしまった様だ。
(しまった・・・)
「誰!?」
心で思ったのと同時に、ピンクの髪の少女が云う。
諦めたレイジェンは、溜め息を吐きながらゆっくりと姿を現した。





2001/06/21(木) 19:29:30 三嶋 出雲
タイトル なんなんじゃぁ;;; 今日の気分 汗汗汗ぇ;

ガルルルル!
熊サン・・・案外気付くの早いんねっ;;
俺はとにかく走った・・・走って走って走ったら・・・ぶつかった
「いったー!」
あたったらしい人と思われる生物がわめく
「いってー。どこみてんねん!」
「それはこっちのセリフじゃー!」
なんだこいつピンク・・・ピンクな・・・生物は・・・人っ!
「きゃあ!何こいつ!」
後ろにいたもう一人の女が叫ぶって・・・あ・・・れ?
日本人・・・?だよなぁ・・・あそうだ!!
「げっ!助けてくれ!」
俺は後ろにいた熊さんの存在をすっかり忘れていた
「もう!仕方ないなー!」
ピンク娘はそういうとをあげ
「えいっ!」

どかっ!!

熊にかかとおとししやがった;
ガルルルル!
熊はうめき声を出して倒れた
なんだ?だんなんだ?
少々あっけにとられてしまった・・・そのとき

パキッ

「誰!?」
最初に気付いたのはピンク娘だった
「何?あ?人?」
見れば男の人がいたりした・・・
な〜んかピンク娘と似たような服装っというか
そういやピンク娘の連れはなんか日本の女学生って感じだが
コイツは・・・;;
あぁ〜もうさっぱりだ・・・;;なにがおこっとんるんさ;;
っていうかココはどこだぁぁ!!
って叫びたいけどまぁいいかぁ

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