ホープリル。再び街にて…。





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01/10/08(月) 10:07:35 メリル
タイトル さて、  


とりあえず町へ出ることにした。
いつまでもこの森にいても進展はないだろうから。
途中レイジェンと別れ、コール、小春、未凪、メリルの4人は大きな街へとやってきた。
時空の歪みについて気が付いている者が他にいるのか、また何か異常現象がおきているのか。わかる限り調べることにした。
…それにしても服装も髪の色もバラバラで目立つ4人組になっていた。
「なんだか、見られている気がしますぅ…」
未凪がコールの後ろから前をのぞいた。
「ははは。格好の獲物とでも思われているのかもしれませんね」
いかにもガラの悪い輩がこちらを伺っている。
「ま、どうってことないわよ…」
小春は全く気にしない。
「あの屋台から良いにおいがしますー」
メリルはわかっていない。

4人は手近な所にある酒屋へ入った。




2001/10/09(火) 09:42:47 ルナ
タイトル 修行  

「つかれた〜。休憩しようよ....。」
私はばたりと倒れ込んだ。
「だめだ!まだまだはじめたばかりだぞ!。」
あれから私は師範によって特訓を受けている。
もちろんなんて言うんじゃなかった(泣)

・・・ルナ!ガンバレ!・・・

イリフは遠くから応援をしている。
「ほんとにこんな技で世界を救えるの?」
私はなんだか納得できない。なんでこんな技で世界が救えるわけ?
「さっきから言っているだろう。さぁ、続きをはじめるぞ!」
「いやだぁぁぁ!!!」


「よし!ひとまず休憩しよう。」
「はぁ〜。つかれた〜。やっと休憩だ〜。」
私はその場にへたれこんだ。

・・・ルナ オツカレサマ!・・・

イリフは私のそばにふよふよと飛んでくる。
「無様だな。これぐらいのこともできないのか。」
「うるさーい!仕方ないでしょ!これでも私、女なんだから!」
いつのまに来たのかしらないが凛耶は近くで私を侮辱する。

・・・ルナノ悪口イウナ!目ツキノ悪イガキ!・・・

「お前の方がガキだろうが。ペットは飼い主に似るというが本当なんだな。」
凛耶の言葉にイリフはそうとう怒ってるみたい。

・・・殺ス!!・・・

「わぁぁ!!ちょっと待て!イリフ!」
ファイアーボールを撃とうとしているイリフを
なんとかなだめて私は食事をすることにした。





2001/10/12(金) 21:04:32 コーディル
タイトル 腹が減っては・・・  

「さぁ、どうぞv皆さん」
一軒の酒場の一つのテーブルを占領し、ところ狭しと並べられた料理の数々を唖然と眺める女性陣にコールはすすめる。
「あ、はい。・・・でも、いいんですか?」
メリルが並んだ料理とコールの顔を見比べながら尋ねる。
「お金の事なら心配しなくても良いですよ」
「そう。ならいただくワ」
そう言うと、小春はフォークを取り手近な皿に手をのばした。
「じゃあ・・・未凪もいただきます!」
「どうぞ♪」
いろいろな事があり過ぎて、お腹が空いているのにも気づかなかった。
だが、鼻をつく食欲を刺激する匂に一気に胃が活動を始めた。
黙々と箸を進める三人をふっと微笑み見ながら、コールも食事を始める。
だが、そのおいしいひとときも不逞の輩によって打ち破られた。
「ヒュー。美味そうだねぇ」
「飯もそうだが、こっちもうまそうじゃねーか。ゲッヘッヘ」
下品な言葉と下品な笑いに小春の片眉が跳ね上がる。
「こ、小春さん・・・!」
心配そうに未凪が小春の名を呼ぶ。
「・・・大丈夫よ」
大丈夫、とは口で言っても明らかに不機嫌極まりない雰囲気を漂わせている。
「よぉ、ネェちゃんたち。俺らヒマなんだよ。遊んじゃくれねーか?」
熊のような体格。汚いヒゲ面。下品な笑い方。
ここが街中の酒場でなく、人気の少ない森の中で出会ったとしたらきっと山賊と間違うだろう。
山賊もどきの三人の男達はぐるりとテーブルを取り囲み、今度は直接ちょっかいを出し始める。
「どうだい?ネェーちゃん」
「・・・汚い手で触らないでくれる?」
抑揚のない感情を押し殺した声で言った小春。
「なんだって?聞こえなかったなぁ」
「アラ、そう?頭の悪い脳味噌には理解するのが難しかったかしら?」
「あんだと?!」
「ぶはっはっは!気の強いネェーちゃんだ。気に入ったぜ!!」
小春の言葉に怒る仲間をよそに、一人の男が大笑いをしながら面白そうに小春を見る。
「何よ・・・」
ジロリ、とかなりの迫力のある小春の睨みにもニッと男は笑い返した。






2001/10/12(金) 21:46:00 コーディル
タイトル 腹が減っては・・・2  

「お前、名前は?」
「・・・あ〜ぁ、またヴォルフの悪いクセが始まったぜ」
「うっせェ!・・・名前は?」
仲間に呆れ声で言われたヴォルフとやらは再び小春に聞く。
「・・・なぜあなたに名前を教えなきゃならないのかしら?」
「まぁ、そういうなよ〜。なっ」
なおも食い下がるヴォルフにうっとおしいという表情を隠そうともせず、小春は楽しげに事態を傍観していたコールを睨む。
「・・・あなたも黙ってないでどうにかしてくれないかしら?」
「いや〜なかなか楽しそうでしたよ?」
ニコニコと相も変わらずの笑顔で言うコールに小春は下唇を噛む。
「・・・おめェ、なんだ?」
睨みを利かせたヴォルフの脅しにもコールの笑顔は崩れない。
「は?なんだ、とはどういう意味でしょうか?」
「コイツのなんだ?・・・ってことだ」
と、抜け抜けと小春の肩に手を置きながら言うヴォルフ。
置いた手はすぐ小春によって払われたが・・・。
「そうですねぇ・・・。何がいいですか?」
『は?』
コールの言葉に皆の頭上に?マークが浮かんだように見える。
「え〜っと、家族、友人、兄弟、通りすがりの他人。それと、恋人」
最後の方は少し強めに言うコール。
やや表情を硬くするヴォルク。
なにやらひと波乱ありそうな、無さそうな(笑)





2001/10/12(金) 22:26:42 三嶋 出雲
タイトル 仕事は辛いよ  

ナギについて行ってついた場所は港だった

「この荷物を運ぶんだができるか?」
そういってナギが指差したのは大きな箱だった
「大丈夫、大丈夫!!!(多分)
それぐらいドンと平気や!!まかしとき!!」
そう言って箱を持とうとするとズシリとくる
約60キロぐらいだろうか・・・重い
「それをあそこまで運ぶんだが・・・本当に大丈夫か?」
ナギがいった「あそこ」とはココからかなり離れた倉庫だった
っというかここからじゃ視力のいい俺でもよく見えない
「・・・だ、大丈夫や〜平気、平気!!」
そういって荷物に手をかけて肩に乗せる
肩に荷物の重みがかかる
ナギは俺と同じぐらいのものをもってなおかつ他にも
もうひとつ小さな箱を抱えていたが軽々と持っている
さすがっと思った
「さぁ出雲!行くぞ!!」
「了解〜!!」
そう言って遠い倉庫までの道を歩いて行きだした





2001/10/13(土) 09:01:11 ルナ
タイトル 休憩  

あれから私は師範に案内されて
食事をすることにした。ずっと食べていなかったせいか
自然と前に出された皿はからっぽになっていった。
「はぁ〜。食った、食った。」
私はそう良いながら自分のお腹をさすった。
「お前...ほんとに女か?その下品な所をなおした方がいいぞ。」
凛耶のきつーい言葉。ムッ〜。どうせ私は色気より食い気ですよ!

「はっはっは!まぁ、いいじゃないか。威勢がいい方が私にとっては丁度いい。」
師範は笑いながらお茶をすすっている。
イリフはというと.....私の頭の上にのって
じとーと凛耶をにらみつけていた。たぶんまださっきのことを
根にもっているんだろう。
「さぁ、腹もふくれたことだしさっきの続きをしようか?」
「ちょっと、まったー!食べた後すぐに運動するのは体によくない!
だからもうちょっと休みましょv」
私の問いに師範はうーんと考え込む。
「俺は早くした方がいいと思うが。こんな女ほっておいてもいいが。」
「分かったわよ!やればいいんでしょ!」

こんな調子でまた特訓することになった。
はぁ。前途多難ってこういうことを言うんだなぁ。






2001/10/20(土) 21:32:40 三嶋 出雲
タイトル 荷物持ち 今日の気分 久々で涙が(何


「はい、今日はこれで終り!ごくろうさん!!」
「はひぃ〜・・・」

倉庫に荷物をおき一件落着、汗ダクダクでその場にへたれこむ
「しっかしよく頑張ったな。絶対1往復でばてると思ったんだがなぁ」
「ははっ。これしきのことどーってことねーさぁ」
そう強がりはするもののもうほとんど動く気力は無い
「そうか?じゃぁまだ余力があるならもう一週行くか?」
笑いながらそういうナギの言葉に頭の中が少々止まる。
「・・・全然OK。余裕よ、よゆーはっはっは・・・はぁ〜」
「だったら今の間はなんだ?疲れたなら疲れたって素直に言やぁいいだろう?」
そういってナギは笑う。
コイツに疲れるという言葉は無いのか・・・っとナギの顔を見て思う
「ま、安心しろよ。もう今日はこぶものはねぇからな。」
「ははははは、それはそれは良かった。」
もう疲れて言葉を発することすら面倒になってきた
ふとまわりにある運んだ荷物を見る
「すいぶんあるんやなぁ・・・」
俺がボソリとつぶやいた言葉にナギは
「そりゃぁそうだろうな。世界中の物資がここに運ばれてくるわけだからな」
「へぇぇ」
「食料、衣料、雑貨等々毎日新しいものがどんどん来る。
でも最近じゃその量も減ったけどな・・・」
そういったナギは今までに無く真面目な顔つきで言った
「へ〜何故?」
「まぁ船での航海が厳しくなったんだよ単にな。
最近は少々異常気象でな海が急に荒れることが多いからな。
そのせいで船が休航になったり難破したりでな・・・」
「…へぇ…」
「あ〜なんかしめっぽいな、んじゃそろそろ帰るか!」
ナギはそう言ってその話題を完結させた。
なにかあるのだろうか?と思いつつも疲れてて考える気力が無い






2001/11/05(月) 17:58:44 メリル
タイトル ヴォルフさん  


小春をはさんで何やら不穏なコールとヴォルフ。

それをよそに、なんだか大変な子がいた。
「っぷ…あっははははは!あは!あはははは!!」
少し離れた席でメリルは何人かの客に囲まれ大笑いしていた。
手元には初めて飲んだお酒。
ヴォルフと一緒に飲んでいた人達から少し拝借したのだ。
「お、おかしい!あなた髪の毛ないし!!」
「あ!あるだろ!?金で薄く見えるかもしれないけど」
「ないですー!」
目の前の屈強な男の頭をポコポコ叩く。
「あいたたたた」
「あは!ごめんなさい!」
突然のメリルの変貌に周りは驚いている。
「うるせぇぞ!静かにしろ!」
側で飲んでいた客が怒鳴る。
「…!!うっ…うあーん!!」
今度は大声で泣き出した。
「うえぇぇん!!こわいー!怒られたー!!」
「い、いや…そんなに泣かんでも…」
怒った男のほうがおろおろしている。
「怒鳴ってすまなかったな…」
「そうですよー、怒鳴っちゃ駄目です」
ケロリと泣き止むメリル。
その男が大股でコール達のにらみ合う席へとやってきた。
「た…頼むからあの子なんとかしてくれ…」
半泣きで懇願され、渋々とメリルをつかまえにいった。
「酒癖、悪いんですね」
「あれー。コールさん。あはは!楽しいですねー。こんなに楽しいの生まれて初めてですー!人が沢山いますね!ご飯もおいしいですね!」
メリルは席を立つとふらふらとドアに向かった。
「なんだか暑いので、外で冷やしてきますー」
そう言うと店を出て行った。

まるで台風が通り過ぎたようだった…。




2001/11/15(木) 23:09:55 三嶋 出雲
タイトル 夜  

今日はナギの家に泊めてもらうことになった
俺は疲れたせいか家についたとたんそのあとの事は覚えてない
気がつけばベットでナギはソファで寝ていた

気がついたのは深夜遅く
どこからか夜行性の鳥の泣き声が聞こえてきた
(ベットとってわりぃことしたかな?)
ナギを見ながらそう思った瞬間後ろで声がした
…出雲…
俺はドキッとして後ろを向いたそこにはノフルがプカプカと浮いていた
「ん、あ何だ。お前か脅かすなや;。」
…ア、ウン、ゴメン…
なんか調子が違う。
であってまだ一日もたっていないのかもしれないが
どうもノフルの様子がおかしい
「お前どうしたんや?なんかこの町きてから元気ないんとちゃうか?」
…ソウ?ソウミエル?ダトシタラチョットカンガエゴトシテタダケ
 キニシナクテモダイジョウブダヨゥ!ソレニ…僕ト話シテタラ怪シイデショ
 なぎニハ僕ガ見エナイカラ出雲ガ独リ言ッテル風ニシカミエナイヨ…
そう言ってノフルはベットの方に戻っていった
『考え事って何だ?』俺はそう聞きたかったが聞けなかった
何故・・・?

ともかく寝よう。
そう思って俺もベットに向かった





2001/11/19(月) 11:10:48 ルナ
タイトル 見つかった  

あれから・・・また特訓。
もうやんなっちゃう。そんなに急がなくてもいいじゃん!!
っとあれ?今気づいたけど凛耶や師範もいない。
しめしめ。今のうちに逃げ出しちゃおうv
少しぐらい、いいよね。これでも私乙女だし。

私はそう決めると道場を抜け出すことにした。

・・・ルナ?ドコイクノ?・・・

「ちょっとね。町に行って来る。」

・・・僕モイク!!・・・

ってことでイリフも一緒に行くことになった。まだ買い物しきれてなかったしね♪
こうして私は道場からの脱出に成功した。


「ほぇ〜。やっぱ町はにぎやかでいいわね。」
いろいろとおいしそうなものやきれいなものが並んでいる。
っとぴくんとイリフの反応が変わった。
「どうしたの?」

・・・緑ノ精霊ノ気配ガスル....闇ヤ風モ!!・・・

「なんですって!!」
ってことはちょっと待て。精霊が近くにいるって事は
イコール、コール達がこの町にいるってこと??
私がそんなことを考えている時だった。

「ルナさん!!」
妙に聞き覚えのある声に振り向くとメリルがそこにいた。
「げっ!さ、さいなら!」
私はメリルを見ると一目散に走った。
「まって〜!!」
後ろを見ると着いてきている。っていうか早い!!
メリルってこんなに早かったっけ?メリルの顔が
微妙に赤いのも気のせいか?

・・・ルナ!ドウスルノ?・・・

「決まってるでしょ!逃げるのよ!」









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