ホープリル。再会?
2001/11/21(水) 23:00:18 三嶋 出雲
タイトル 朝が来た
…イズモ〜朝ダヨゥ〜オキロォ〜…
「ん?あ?」
昨日一度起きてしまったせいかあんまり寝た気がしない
…ネグセデぐちゃぐちゃ変ナ頭ダネェ…
そういってぷっと笑うノフル
「ん、だぁ!!!もーうるせェェっての!!!」
寝起きのせいもあってか大声で言ってしまった言葉はナギにも届いたようだった
「何叫んでんだ?寝言か?」
そういって寝室に入ってきた
「え?あ、イヤ・・・・・・・・・・・・・・・・その、まぁ気にしない」
…バカ出雲〜ダカラ言ッタノニィ〜…
そう言ってまたクスクスと笑う
(なんだ元気ジャン昨日は心配して損したかもなぁ)
そう思いながら起き上がった
朝食は簡単なものだが作ってあった
「これナギがつくったんか?」
「まぁな一人暮らしなんだこれぐらいは作れるだろ?さっさと食え」
「ふ〜ん、いただきま〜す!」
そう言って俺は料理を食べ始める
「そういやイズモお前いつまでココに居るんだ?」
ナギが聞いてきた
「いつまでってあんまりご厄介になるの悪いしなぁ
今日にでも出て行くさ。」
「当てはないんだろ?」
「う゛っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そううなって俺の箸が止まる
「図星か…なら今日一日又手伝ってくれないか?
そうすりゃ臨時で休暇が取れるんだ」
「グゲッ;;アレをまたはこぶんかっ;;」
「やっぱり重いのか・・・」
「あ、いや・・・まぁいいけどなぁ・・・臨時休暇とってどこいくんや?」
俺がそう言うとナギは少し止まったようだったがふっっと笑って
「んじゃぁお前もついてくるか?墓参り。」
そう言ってナギは席を立って奥のほうに行ってしまった
仕事に行く支度だろう
「墓参りって…奥さんか?」
…サァ?行クノ?オハカマイリ…
「ん、あぁ〜まぁ恩人の言う事は聞くさぁ〜」
…ソッカジャァ僕ハソノ辺ウロウロシテクルカラオ仕事ガンバッテ!!…
「オイ!ノフル?どこ行くんや?」
俺が慌てて引き止めるとノフルはくるっと向直って
…オサンポサァ〜…
そう言って壁にすゥっと溶け込んでいった
2001/11/28(水) 09:41:53 ルナ
タイトル メリル強し
「はぁ・・はぁ、なんとかまいたみたいね。」
あれからメリルに追いかけられ全速力で走った。
ふと辺りを見回してみると誰もいないところから見て
町はずれのところまで来てしまったんだろう。
早く帰らないと師範に怒られるι
「ルナさんv」
「わぁぁぁああ!!!」
いきなりの声に大声を出す私。
振り向くとまいたはずのメリルの姿が!なんでいんの?
イリフは私の頭の上で呆れている。
「だめですよー。待ってって言ったのに逃げたりしちゃあー。」
なんだかいつもと様子が違うような・・・。
っとメリルから少しお酒のにおいがすることに気が付いた。
「メリル・・・あんたもしかしてお酒飲んだ?」
「飲みましたよ〜。おいしいですよ。ルナさんも飲みましょうv」
「え!いやっ・・私はいいのよι」
メリル・・どうやら酔ってるみたいね。今のうちに
逃げださないと・・・・。
「う・・・なんでですか〜ぅぅ。うえ〜ん。」
っといきなり泣き出すメリル。なんで???
「わ、分かった!飲むから泣かないで・・。」
「よかった〜。じゃあ一緒に行きましょう。」
って今度はすぐ泣きやみころっと態度をかえる。
メリルって相当、酒癖が悪いのね・・・・。
・・・ルナドウスルノ?・・・
イリフはメリルに聞こえないようにこそっと耳打ちをする。
「どうするもなにもさっき言ったでしょ。逃げるのよ。」
・・・ドウヤッテ?コノ人カラニゲラレルノ?・・・
「う゛っ。」
前途多難である・・・・。
2001/11/28(水) 10:07:06 コーディル
タイトル お久しぶりでv
外へと出て行ったメリルが、ルナを見つけ追いかけっこをしている頃、中では小春争奪戦が行われていた(笑)
しばし、睨みあうコールとヴォルフ。
その様子をハラハラしながら小春と見比べ、オロオロするばかりの未凪。
あたかも自分は無関係よ、というように周りをムシし、料理をつまむ小春。
「・・・ふっ。なかなか面白いやつじゃねーか!」
「おや?」
今までコールを睨んでいたが、ふっと鼻で笑うと唇を片端上げ、ヴォルフは笑う。
「誰だろーが関係ねーな!!そう・・愛に障害は付き物だからなぁ!!!」
と、およそ顔とは似つかわしくない台詞を恥ずかしげもなく堂々と吐くヴォルフ。
これは、周りのほうが恥ずかしい。
だが、これはどうやらコールのツボにヒットしたらしい。
「・・・っぶ!!は〜っはっはっは!!!」
テーブルに顔を突っ伏し、大笑いしているコールに怒りをあらわにヴォルフは怒鳴る。
「何がおかしい!!」
「・・・ふふふっ。い、いや・・・負けです。負け。私の負けですよ」
「は?」
まだ目の端にしずくを乗せながら、コールは言った。
「あなたの心意気(?)に負けたと言ったんです。いや〜小春さんも幸せ者ですね〜。こんなに想ってくれる人がいるなんてv」
「・・・・・・・・・・なんなら代わってあげましょうか?」
ジロリ、と睨んだものを凍らせるような小春の冷たい視線にもなんのその、コールは笑顔で遠慮します、と答え中断された食事をし始めたのだった。
2001/11/30(金) 22:50:08 三嶋 出雲
タイトル また仕事
その日一日またナギの手伝いをした
昨日の分がキツかったせいか少し腕のあたりが筋肉痛に
なっていたが根性出してなんとかやり遂げる事ができた
「よし!終りだ終り!!」
ナギはそういって額の汗をぬぐった
俺は昨日と同じくその場にへたれこむ
「いやいや。出雲が手伝ったおかげで。4日分が2日で終わったな!!」
「お〜…」
きのうと同じく返事をするのが精一杯の俺
「ど〜した?疲れたか。」
「ま、まぁ…部活でもこんなんきついのは無かったからな…」
「部活?」
「あ、いやこっちの話しやぁ…」
そういって俺は手をパタパタさせて仰いだ
ナギは荷物を見ながら言った
「そういや…お前ココでたらどこに行くんだ…」
「…」
こっちが聞きたい…と思っているとナギが付け足す
「まさか船に乗って行くとか…か?」
「・・・あ〜、まぁ乗せて貰えるなら…」
「そうか…ん、じゃぁ帰るぞ。明日は墓参りだ」
そう言ってナギは出口にに向かう
俺はきだるそうに「あ〜いあ〜いさぁ〜」と言いながら
ナギについて行った
2001/12/08(土) 21:09:09 コーディル
タイトル なんか・・・へたな漫才みたい(汗)
「さて、腹ごしらえも終わった事ですし、出発しますか」
お勘定を済まし、店を出ようとするコールに未凪が待ったをかける。
「で、でもメリルさんがまだ戻ってきてないですぅ」
「おや。そういえばそうですねェ」
「どこか行くのか?」
とヴォルフは小春に尋ねるが、小春は取り合わず無視している。
そんなヴォルフにコールが
「ちょっと隣町まで、ね。羨ましいでしょう?」
などと小春の肩に手などを置きながら言う。
明らかに楽しんでいる。
「あ、あ゛〜〜!!てめェ!」
怒鳴るヴォルフ。
不機嫌な顔を隠そうともせず、肩に置かれた手を弾く小春。
またもオロオロと立ち尽くす未凪。
と、楽しそうに目を細めながら笑うコールの珍妙な一行は騒々しく店を後にした。
2001/12/10(月) 09:07:26 ルナ
タイトル 捕まっちった・・・なさけなやι
メリルに捕まってしまった・・・・。どうしよう。
これでコール達にも会った日にはもう私の人生おしまいよ(泣)
・・・ルナ〜諦メテコノ人達トカト一緒ニイカナイ?・・・
「却下!」
私はきっぱりと言いはなった。
・・・ドウシテ?・・・
「私はね、いっぺん言った事はしないと気がすまないの!」
イリフはしゅんとすると私の頭の上にまたもどった。
ちょっと言い過ぎたかな?でも、ほんとの事だし・・・・。
「ルナさん〜。」
びくっ。メリルがいきなり私の顔に顔を近づけてきた。
「な、何?」
「どうして1人で行こうとするんですか〜!みなさん一緒の方が
楽しいじゃないですか〜!!」
メリルは私をぽかぽか殴りながら言う。
「いたたっ。そんな事言われても私にだっていろいろと
事情ってもんがあるのよ!」
私の言葉にメリルは今度は私の顔をじーと見る。
「どんな事情ですか?今、直ちに私に分かるように50文字いないで
言って下さい!」
いきなりそんなこと言われても・・・・。
あー!!どうしたらいいのよー!!!っと私は酔ったメリルに
ほとほと困っていた。
2001/12/13(木) 21:20:15 三嶋 出雲
タイトル 墓参り道中記
次ぎの日は墓参りだった
いや、墓参りというか個人的には…これは…
「おい!!大丈夫か?」
「いや大丈夫だけど…どこまでいくんや?」
そこは山の中腹だった。
「どこって墓のある場所だ」
「いやなんつーか墓参りってか…」
『登山だ』そう頭の中で思う
「なに、一番みはらしの良い場所の作ろうと思ったまでよ!!」
「見晴らしか…」
周りを見渡せば下の方に港町が見える
上を見ればまだまだ続く道がある
「大丈夫だ!もうすぐもうすぐ!!」
…ソーソーナサケナイゾォいずも〜!!
ファイトーコンジョーガンバレェ〜…
(ノフルの野郎テメーは浮いてっから楽なだけやんかぁッ)
っとそんな事を思いながら上る
いつもなら平気かもしれないけど流石に昨日、一昨日とやった
にもつ運びが腰に来た。
2001/12/17(月) 09:03:53 ルナ
タイトル なんでこうなるの(泣)
私につめよるメリル・・・この状態をどうしろと?
っといきなりメリルが私の方に倒れてきた。
「メリル?!」
も、もしかして今までの疲れが出たとか?あり得るかもι
っとメリルの顔を見てみると・・・・
「スースー。」
寝てた。ってかいきなり寝る?ふつう?
でも、これでメリルから逃げられるわね。
「よっしゃ!イリフ!メリルおいて道場にもどるわよ。」
・・・デモイイノ?ココニコノ人オキザリニシテ・・・
「あ・・・・。」
っということで私は結局、熟睡しているメリルを
おんぶして行くことになった。嗚呼・・・非常にまずい。
ここでコール達にも会った日には私もう泣くからね(泣)
っと一つの食堂が目に入った。
ガラン
ドアの開く音とともに3人ぐらいの人が出てきた。
ふとその人たちに目をやり私はまたしても石化した。
「あ!ルナさん!」
2001/12/18(火) 15:58:10 三嶋 出雲
タイトル 山頂に参上す(寒) 今日の気分 もう頭が…;
「いやぁ!!やはり山の空気はいいなぁさすが山頂だな」
「・・・はぁ・・・そーっすか・・・;;」
俺は少々息を整えながら言う
ナギはスタスタと崖の方に行く
そこには石で作った塚があった…
見た目は和式かまだ新しい気がした…
どうやらこれがこの墓参りのメインの墓らしい。
「どーだ!いいけしきだろ?」
「ま、まぁそうだなぁ」
そこからは先ほどいた町が見え海が良く見えた
そう下さえ見なければ良い景色だ。下さえ見なければ…;
ナギは墓石にリュックから取り出した酒をかける
「なにぶんこんなとこに作ったんでな…なかなかこれなくてなぁ…」
俺っというよりも墓石に言ってるようだった
しばらく俺はそこから見える景色を見ていた
(そーいやコールさん達どーこいったんだろーか?)
きっとあの大きな森があの封印の森だろう
そして俺がついた町そしてその森の向こうにももう1つ町があるし
ココから見るだけで他に2,3村や町が見えた
「おい!そろそろ行くぞ!!」
うしろからナギの声がする
「ん、もういいのか?まだきて1時間もしてなやん?」
「下りることを考えろ、それに最近このへんも物騒だからな…」
ナギはそう言うとりゅっくを背負って歩き出した