メタルギア というのは 小島秀夫が関わったMSXのゲームソフトで、非常に高い評価を受けたらしい。
小島秀夫といえば、「スナッチャー」「ポリスノーツ」などのタイトルを聞けば、どういう存在か解るだろう。
その小島監督が満を持して発表した作品が「メタルギア・ソリッド」。

ルールは、敵基地に潜入中のエージェントを操作し 決められた作戦を遂行するというもの
ただしエージェントは強くはないので、交戦をさけるため 敵にみつからないようにしなければならない
見つかった場合は攻撃されるが、敵の人数が多いと勝てないので逃げるしかない。ただし少数なら勝てないこともない。
状況としては、「ゼルダの伝説_時のオカリナ」で女戦士の土地に忍び込むステージがあったが、そんな感じだ。
アクションゲームといえば、単に障害物を突破してゴールへ突き進むといった観念があったが、
本作の発想はとても新しく、また非常に現代向けで良いかと思われる。

本作では 敵に見つからずに、というのが原則なので、そのためのアクションが多く用意されている
例えば、別の場所で音をたてて敵兵の注意をそらし、敵があっちを向いている間にダッシュで通過。隠れるのは基本。
隠れんぼや缶蹴りをゲームにはめこんだ、という批評をどこかで聞いた事があるが、まさにそれである。
ただし鬼は複数、それに見つかっても殺されなければ終わらないという変則ルールのため、
プレイヤーキャラは鬼を迎撃することも許されている。例えば、目立たない場所なら殴り倒すのも良いし、
後ろから忍び寄って 敵の首の骨を折ったり(某アニメの完結編で見たアレだ)するのも良い。
本作でアクションは、攻撃するためではなく 身を守るために活用される。
隠れるときも攻撃する時も、一つ間違えば全部パーという その緊張感が素晴らしい。
さすが教授である。


最初にコナミのエライ人がメタルギア(MSX)の企画を読んだ時は、「そんなのはアクションゲームじゃない」として否定したそうだ
その件で教授はコナミを辞めようとしたそうだが、当時の先輩が説得してくれたおかげで企画は通り、
教授も辞めなかったそうな。そういうわけで彼に拍手。


本文を書いた人間がメタルギアソリッドをプレイした事実はありません。

G|Cg|C@Amazon Yahoo yV

z[y[W yVoC[UNLIMIT1~] COiq COsI