いつからかな、君のことばかり考えてた
もう何度目かのクリスマス
凍った大気がはがれ落ちて空を舞う
頬を渇かす風 アスファルトを冷やす水銀灯
何もかもが、どうして
どうしてこんなにも君ばかり思わせるんだろう
いまこの夜に、君のそばにいる僕は
指ひとつ動かせず
あふれ出す 流れはじめる
ずっと、好きだったんだ
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いちのぎ燎 ICHINOGI Ryo e-mail : ichinogi@anet.ne.jp