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project: no.2
アホ企画その2
「アクセス分析」


interpretation of long-term fluctuation
4. 大局的変動の解釈

これまでの作業で生データから週単位変動を含む高周波数成分を除去してアクセス数の大きな変化が見やすくなりました。ではさっそくその結果を眺めていろいろ解釈してみます。アクセス数の変動に関係がありそうと思われる期間中の出来事をいくつか選んで書き込んでみました(下図)。前にも書きましたがデータ両端の大きな落ち込みはデータ処理上どうしても出てくるものなので気にしないよーに。

図9:波長10.5日以下の成分を除去した結果のグラフに変動の原因と思われる出来事を書き入れた図。x:Date  y:Count of access / day
図9 波長10.5日以下の成分を除去した結果( 図4と同じ )に変動の原因となりそうな出来事を書き入れた。

思っていた以上に対応がとれてるようで万々歳です。やはり感想レギュラー番組の放映開始・終了はなかなか大きい要因になっているようで、特に最終回効果は強力な模様(2003年1月末と3月末のピーク)。5月に私用で更新停止をした期間には本当にきれいに落ち込みが出てます。意外に効果が大きいなぁと思ったのがBBS設置です。一気に30アクセスくらい増えてピークを作った後、いくらか揺り戻して設置前より15アクセス程高い水準に安定していますな。あとはまぁ当然と言えば当然な盆暮れ正月の年中行事。月遅れ盆の8月中頃にはやはり落ち込みが見えます。帰省先にはPCがないんでしょうかね。ていうかそもそも帰省先でまでこんなサイト見たりしないか。…あ、でも帰省というよりは夏コミのせいという可能性もありますねぇ(笑) 年末年始は落ち込みのピークが年始ではなく年末に出ているのが面白かったです。まぁこれも当たり前っちゃぁそーなんですけど。大掃除とか大変ですもんね。あーそれからサイト改装(Ver.2移行およびVer3.移行)はやはりこれといった効果はないんですね。管理人の労力の割にはあまりアクセス数に影響しない要因のようです(笑)

全体的には2003年3月末まではほぼ一貫して増加傾向です。感想レギュラー作品がみな1〜4月放映開始なので、放映開始から時間がたつにつれて少しずつ読者がついていくということなのでしょう。そして2003年3月末にデジフロ・ヒカリアン・エグゼが放映終了すると一気に50アクセスほど激減。デジ、ヒカリアン、エグゼのいずれかのみがお目当てのアクセスが1日あたり50くらいだったのだろうと推測されます。その後は私用による更新停止の落ち込みをはさんで90アクセスくらいに水準に落ちついている模様です。この水準はちょうど1年前の水準よりは30アクセスほど高いので、1年度での単純増の効果おおよそ30くらいなのだ思われます。ここでは生データが1年とちょっと分しかないので年度の効果はあまりはっきりと言い切れないところはあるのですが、まぁ多分そういうことなのでしょう。

ってなわけで、案外いろいろ解釈をつけることはできました。しかしそれでもやはり解釈しきれない部分は多いです。たとえば11月初・12月初のピーク。謎です。2月末のピークも謎。7月10日頃にある大きな変動(落ち込み)もよくわかりません。うーん、期末試験とか…?(笑)

さて、以上の分析では週単位の変動はノイズとして扱い排除してきたわけですが、しかし週単位の変動そのものにだって何らかの傾向が見られるかもしれません。次は週単位の変動を抽出しその様子を眺めてまたいろいろあることないこと解釈してみることにします。


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いちのぎ燎 ICHINOGI Ryo e-mail : ichinogi@anet.ne.jp

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