日曜日、である。
普段ならせっかくの休日なのでオレは悟天と一緒に格闘ごっこやらゲームをして遊んでいたはずなのだが・・・、今日はちがう。
せっかく悟天も遊びに来ているというのに俺は一人机に向かって勉強をしていなければならなかった。

「暇だなぁ・・・」

今さっきまでゲームをぴこぴこと電子音を立てて操っていた悟天は壮大な爆発音とともにコントローラを投げ出すと、 ごろんとオレのベッドの上に寝転がった。

「ねぇ、トランクス君!べんきょおばっかしてないで一緒に遊ぼうよぉ」

寝転がったままの姿勢で悟天はやりたくもない勉強をするべく机にへばりついているオレの服を引っ張る。

「だぁから!オレは明日テストがあるの!テストで100点とらなくちゃ母さんが夕食抜きだって言うんだから」

俺だって遊びたいのは山々だ。と、いうかこんな勉強なんか放っておいて悟天と新しく買ったゲーム「ぱっくんぱっくん」で遊びたい。
さっきからずっと悟天ばかりやっているのだ。買ってもらったのはこっちだというのにこれではやっぱり面白くない

「てすとって、兄ちゃんがよく100点とるよ。兄ちゃんに教えてもらうことにして一緒に遊ぼうよ」

「あ〜、五月蝿い!だいたい悟飯さんは今期末テストのシーズンで忙しいに決まっているだろ」

「え〜・・・、遊ぼう遊ぼう遊ぼう遊ぼう遊ぼう遊ぼう遊ぼうよ〜〜」

とうとうオレの手を取り両手両足をばたばたさせ始めた。
まったく、一体どうしたら素直に一人で遊んでいてくれるのか・・・。いっそのこと家に帰してしまおうかな、
あ〜、でもそれはいやだ。どうせやりたくもない勉強をしてるんだから悟天がそばにいたほうがまだいいし・・・
そうだ!

「じゃあ、悟天。ちょっとだけ格闘ごっこで遊んでやる」

「うん。じゃあさっそく外に出よう!」

勢いよく悟天は立ち上がり外に出ていこうとした。オレはあわてて外に行こうという悟天の手を引きとめる。

「外じゃなくて、中でやるんだ」

「中で?でもそれじゃあぶなくない?」

「そのかわり、絶対に格闘ごっこの最中は超サイヤ人になっちゃいけないぜ。わかったな?」

「うん!じゃあ、さっそくやろ!」

言って悟天は格闘の構えをした。

「そうじゃない。今回はちょっと特別な方法でやるんだ」

「特別な方法?」

悟天は構えをといてベットに座っている俺の隣に座る。

「そうだ。今回は悟天ははじめてだから俺がリードしてやるな?」

言いながらオレは隣に座った悟天の両手を取りベットに押し倒した。とはいえ、オレも初めてだからどうやればいいかよくはわからない。
前に一回未来のオレが来て悟飯さんとやってるところを一回見ただけだったのだから。
悟天は意味がわからないといった様子でオレをじっと見詰めていた。

「?うん、わかった!」

満面の笑みを浮かべて言う悟天。ごめんな、悟天。この“格闘ゲーム”実はやったあとすぐに寝ちゃうみたいなんだ。
あの悟飯さんですら終わった後すっごくよく眠っていたんだからそこらへんはまず間違いないと思う。
そのくせ未来のオレは眠っていなかったんだからまさに一石二鳥じゃないか。
つまりは、どうやらオレは悟天も大事だが夕食も大事なのだろう オレはこころのなかで悟天に謝りつつも黙々と悟天の服を脱がせていった。

「え!?ちょっと待ってよ、どうして“格闘ゲーム”に服を脱がなくちゃいけないの!?」

「だから、そういう“格闘ゲーム”なんだってば。それに、悟天だって服を破いておばさんに怒られるのは嫌だろ?」

「う・・・、ん。」

え〜っと、まず最初にでぃぷキスをするんだっけ?
オレは納得がいかないような顔をしている悟天の顔に顔を近づけて唇をこじ開けた。

「・・・っふっ・・・んっ・・」

んで、舌と舌を絡ませるっと・・・。どこだ?こいつの舌。あ、あったあった。
へえ、結構柔らかいのな

「んっ・・・ふぅん・・・」

そういや悟飯さんも大体今の悟天の声と同じような声を出していたような気がする。って、ことはとりあえずはまちがってないんだな。
角度を変えたりいろいろしているうちにオレの頭までぼうっとしてきた。 えっと、次に服を脱がせながら、って、もう脱がせてあるけど、でぃぷキスを終わらせて乳首をかじるっと。
こり・・・

「あっ・・、ちょ、トランクス君・・・何」

ぺろっ・・・

「あんっ!」

あ〜、悟飯さんみてえ。さすが兄弟。血がつながってるだけあるなぁ。
オレはそんなことを考えながら舌を使い口の中で悟天の乳首を弄んだ。 その間に右手で押さえつけ左手で悟天のズボンを脱がし脚にそって撫で回し始める。

「っふぅん・・・あっ」

律義に対応する悟天。頬を耳まで紅くしてどこか気持ちよさそうに喘いでいる。
そのうちオレは悟天のその様子が面白くなってくるのだった。もっと、悟天を喘がせてみたい・・・。
本来の目的を忘れたオレは心の中がそれでいっぱいになり始めた。

「悟天、足開いてみろよ」

「えっ?あ・・、うん」

遠慮がちにおずおずと両足を開く。その間にある悟天のかわいらしいそれが現れた。
オレはそれを持ち、未来の自分がやっていたように口に含み、伏目がちに悟天の様子を見る。

「んぁっ!・・、ト、トランクス君!?」

「しっ、静かにしてろよ。誰かくるかも知れねーだろ」

「あ、そうか」

悟天はあっさりとなっとくしたらしく、それ以降声は漏れるものの今までよりも確実に小さな声で喘ぐようになった。
っち、もうちょっと声がききたかったのに・・・・。 オレは悟天のそれを両手でつかみこすりながら口で吸い付いたり舌を使って舐めてみたりした。
慣れれば結構分かりやすいものでどこかの部分で悟天が過剰に喘ぐものだからついついおもしろくてその部分ばかりを触ってしまう。
すると悟天は律義に反応するものでいっそうおもしろいのだ。

「んっ、あぅっ・・、んん、はっ・・んっ」

「声、無理に押さえてるな」

「だって、トランクス君が・・、あんっ」

恨めしそうに悟天はオレを睨み付けた。そんな仕種さえも面白く、かわいくてついついオレは意地悪をしてしまう。

「やぁっ・・・、んっ・・ふぁっ・・あ、あん」

急に悟天が今までの中で一番大きな声を出したかと思うと、オレの手の中にあるそれから白い液体がいきよいよく飛び出した。
なんだ?これ

「あっ・・・、ごめんね、トランクス君。顔まで散っちゃってる・・・」

気まずそうに悟天は言う。まあ、この白い液体の意味はわからないにしろ悪いものではないと思う。思いたい。
そういえば、あの時悟飯さんもこういうの出していたような気がする。

「さて、それじゃあ第二ラウンドだ」

「え?・・・第二?」

今ので終わりじゃないのかという顔の悟天。しょうがねーじゃねん?だってお前まだ寝てないんだし、
俺もまだお前が喘ぐの見たいし。

「そう。今度はもっときついぜ」

「そうなの?」

とたんに脅え顔になった。あ、こんな顔もいいかも

「ま、俺がやったげるからさ」

言ってさっき悟天が吐き出した欲望を顔からすくい悟天の股に塗った。

「あっ・・・」

すぐに再び悟天のは熱を帯び始めむくむくと立ち上ってくる。オレはそれを左手でこすりながら片方の手で悟天の蕾を探し出した。

「ひぃあっ・・」

さっそく指を一本入れてみる。結構きついが何とか入った。

「やだ、トランクス君、そこ・・・痛い」

「静かに! ったく、”格闘ごっこ”は痛いもんだろ?」

「う・・・、それはそうだけど」

悟天が口篭もったのでオレはそれをいいことに再び作業に移る。
入っていた人差し指を中でぐにぐにとかき回したり入れたり出したりしてみた。

「やぁ・・・、んっ・・はぁ、はぅっ・・・」

「指一本なら入るんだな。それじゃ、2本目」

そうして2本目の指、中指を入れてみる。今回もきつかったがなんとか付け根まで入り、中でかき回してみた。

「やぁんっ・・・ふぁっ・・・、んっ」

よっぽど痛いのだろう。悟天は目にうっすらと涙を浮かべて必死に下からの振動に耐えている。
しかしそんな顔をされたら天邪鬼にももっと泣けという気分になってしまうのが世の常である。

「悟天、まだ二本だぜ。いまから3本目入れるんだから、もうちょっと我慢しろよ」

「そんな、3本なんて無理。絶対に無理だよ」

「やってみなくちゃわからないって、ね」

言いながらオレは3本目を入れてみた。今度は結構すぐに入った。

「悟天、力抜けよ。血が出るかもよ」

「そんなこと言ったって・・・あっ」

3本の指を中でいろいろと動かしてみたら、案の定悟天は苦しそうに喘ぎ始めた。

「あっ・・・ふぅんっ・・・あふっ・・・あっ」

「さて、そろそろいいかな」

オレはさっきからズボンの中で窮屈そうにしていたオレ自身を取り出した。

「え・・?トランクス君、もしかしてそれ・・・」

「動くなよ、ちょっと痛いかもしれないから、力抜いているんだ」

そしてオレはそれを悟天の股の中に強引に入れて穴の中に力づくに押し込んだ

「やぁっ・・・ト、トランクス君!痛いっ」

「大丈夫、すぐ慣れる(と、思う)から」

なんとか根元まで入れると、本当に悟天の中はきつくぎゅうぎゅうと締め付けてくる。

「悟天、力抜けって言ったろ?」

「だって・・・」

「動かすぜ」

オレは腰を上下に振って悟天の中に入っている自身を出し入れしてみる。
ふいに頭の芯がぼおっとしたような、良くわからない感覚に襲われた。悪くない感覚だが、奇妙な焦燥感をともなう感覚だ。

「やぁっ・・・、トラ・・、んっあっ・・・あっ・・・」

「悟天、いい・・・ぜ。うっ」

「やあっ、んっ・・・あぁっ」

悟天のから白い液体が漏れた瞬間、オレにも大きな波が襲ってきた。

「ああっ・・・・」


それからしばらくの間、悟天は眠っていた。 オレの目的は果たせたわけだが、その間に勉強をしようという気になったのはそれから実に1時間後だった。
とりあえず悟天はそのまま寝かしておき、オレは洋服を洗濯機に入れておき、違う服に着替えた。
そして勉強を済ませたころにやっと悟天は起きたというわけだが、その時PM8:30。廊下から母さんの声がする。

「トランクス、もう遅いからチチさんに電話して悟天君とまらせてあげたら?ついでに風呂に入ってきなさい」

「はーい。悟天、ちょっとそこの受話器かして」

「うん・・・」

かすれた声で言う悟天。ははは・・・、たしかにこりゃ返せねーや。
孫さんの家に電話してチチさんと話してみたら、チチさんはすぐにOKをくれた。
そのかわり、しっかり勉強させる様にとの忠告付きだったが・・・。

「悟天、風呂にはいろーぜ。そこでオレの出したの、お前の中から取り出してやるからさ」

「うん。ありがとう」

そのあと、風呂の中では第三ラウンドが行われたことは言うまでもないだろう。
ちなみに、次の日のテストではオレはちゃんと及第点を取ることが出来た。
その日の行為の本当の意味を知るのはそれから三日後のことであるが、 本当の意味を知っても特になんとも思わなかったが、それはまた別の話。

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