ハチミツ 窓からの光刺しこむさわやかな台所。香ばしい匂いとともに出来あがる朝ごはん。 台所に立っているのは、簡素なエプロンをつけた30代の男。その細い体は元ボクサーだとは思えないほどだった。元ボクサーとはいっても、今は廃業して音楽一本に生きてはいるが。 「おはよう・・・」 起きたばかりで低血圧な響が台所へと入ってきた。 「おはよう。響。麟童君たちは、とっくにランニングへ行ったよ」 冷蔵庫から牛乳を取り出して飲む響。相変わらず後ろを向いて卵を焼いている叔父の後姿を見て、にっこりと微笑んだ。 「じゃあ、今は叔父さんと二人きりなんだ」 「そうだね。響、テーブルに皿を並べてくれないかい?」 たまごが焼きあがり、皿を取ろうと後ろを振り返る河井。そこを見計らって、響は後ろから河井を抱きしめ、口付ける。 「・・・・・・・・コラ」 困ったように苦笑して押し離そうとする河井を一層強く抱きしめて再び口付ける。今度は、唇を割り歯列を割り、舌を絡ませて。 「・・・っふ・・・」 息がしにくいのか、苦しそうに悶える河井。 「叔父さん、かわいい・・・」 ため息をつくように呟いて、その体制のまま、服のしたに手を滑らす。一瞬、ピクリと震えたが、それ以上抵抗しようとしないことに気をよくした響は、首筋にキスをした。無機質に見えて結構敏感なこの叔父の体は、ちょっとしたことにも反応するので嬉しい限りだ。 「や・・・め・・・なさい、響」 熱い吐息の中からも抗議をするが、決定的には拒否してはいないので誘いの言葉にしかならなかった。 そのまま手をまさぐり河井の胸の突起を探り当てると少し力をこめてつまむ。 「あっ・・・」 ついつい大きな声を出してしまう自分にびっくりして、河井は反射的に口を押さえる。しかしその手も響の手により外され、唇をかんで我慢するしかなくなった。 「叔父さん、声、聞かせてよ。叔父さんの声、ダイスキ」 耳元で煽情的にささやく響。そしてそこから、首筋へ下を這わせ、肩に軽く噛み付く。 「痛っ・・・・」 「ごめんなさい、叔父さん。・・・・・跡ついちゃった」 くすりと笑って、紅くなったそこをペロリとなめる。びくり、と体が震えたのが分かった。 「朝・・・・、ごはん・・・作・・・」 「朝ごはん・・・。叔父さんを食べたい・・」 うっとりするように言って、河井の体をテーブルの上にのせ、前を開け、ズボンを下ろす。中から出てきた河井のそれはすでに固くなっていた。 響はテーブルにおいてあったハチミツを取って、河井のそれの周りにたらす。 「冷・・・っ」 河井の体が一瞬びくりと震えるが、気にせずにそれを口へと持っていく。 「甘いよ。叔父さんのココ」 上目遣いに河井の顔を見る響。対する河井はというと、もう耳まで顔を赤くして、涙目で響のする事を見ていた。 「んっ・・・・」 河井が喉を鳴らす。それに伴い、響は一回口へ含み、舌を使って舐めあげると、今度は口の外へ出して、先端から舐めていく。 「やぁっ・・・」 その舌使いの絶妙さに身をよじる河井。 「だめ・・、響・・・・もぅ・・・、イッっちゃ・・・」 「まだ、駄目です」 そう言って根元を押さえる。少しでも早くイってしまいたい河井はすがるような目つきで響を見た。 「そんな顔しても・・・・、ダメです」 そんな叔父の色っぽさにクラクラしながら、努めて冷静を保とうとする響。 ハチミツを、河井の首筋からわき腹にかけてたらしていく。一滴一滴が落ちるたびに身をくねらせもだえる。 「冷たい?叔父さん・・・」 そのはちみつを舐め取りながら聞く。返事はなかった。 「だぁっめ・・・・、きょう・・・、おねがいだか・・ら」 涙目で響にもたれかかる。あやうく理性が吹っ飛びそうになりながらも、響は自分のそれを出し、河井の奥の穴を探り出す。そこはすでにある程度はやわらかく、響のそれを待ち構えていた。 「叔父さん、入れてイイ?」 うなづいて響にしがみつく。慣れているとはいえ、やはり我慢のしにくい瞬間なのかもしれない。ずずっと全部入れると、河井は安堵のため息をつく。しかし、そんな間もなく再び出し入れをはじめる。ビクリと河井の体が動いたのが分かった。 「あっ、あんっ、やぁっん」 まるで少女のような声であえぐ。 「叔父さん・・」 響が夢うつつの声で呟くと、それと共に二人とも絶頂へと達していた。 「・・・・・・・なあ、伊織。」 「・・・・ああ」 「ここまで聞いてしまった以上、この後どうするべきだろう・・・・・」 「・・・・・知るか」 あとがき 今SJのほうでは響くん死にそうになってるというのに何かいてるんだ自分・・・・ ミナカッタコトニシテモドル |