彼は私の気持ちを知り尽している
私は彼のこれっぽっちも知らない
知りたくて でもそれでも
彼は教えてはくれなくて
ただ気持ちが空回り


どれ程愛されていても
どれ程愛していても
我侭を言うようだけど
言葉にして欲しいよ
私を安心させて欲しい


私の小さな掌で
愛と友は消えた
失ってゆく辛さ
今孤独でひとり

気がつけば独りで
周りには誰もいない
私の事を陰で云う
悪い事ばかり探し当て
私は何も云わないよ
ただ一つだけ伝えたい
この腐れ落ちそうな
心の痛みだけを


君と遊んだ日
笑いあって
手を繋いで
照れながら
話しをして
今やもう
遠い昔の記憶
唯想い出せば
苦しいだけが
浮き上がって
君の感触を
もう憶えてない

「愛してる」だとか
「大好き」だとか
そんな言葉だけじゃ
この気持ちは伝えられない
もっと奥底にある
熱い何かを触れ合いたい


呼び出された場所は
君と出逢った場所で
変っていたのは
君だけだった
僕も景色もあのまま
君の心だけが
変ってしまった

答えが判っているのに
手が挙げられない
君に愛を伝える時の様
嫌われるようで
恐くて言えない


ずっと あなたを想っていたよ
だけど あなたが行ってしまう
私はいつもの笑顔で笑っていた
だけど 別れる瞬間に 思わず
足がすくんで 追いかけられず
その場で涙して 止まらないよ
後悔したよ 素直に泣いていて
一言だけ言えたらきっときっと
本当の気持ちを伝えられたのに

神様 願いを叶えて
過ぎ去った時を
今に戻して
互いに一番と想い
笑いあったあの時に
神様 どうか願いを


もしこの背中に美しい
白銀の翼が生えたら
君は
まずどこに飛び立つ?

君を心から愛したい
今度こそ、この手から離さないように…


もし 愛する人が居なくなったら
君はどのくらい悲しむの?
それを 僕が慰めたら
君はどんな顔をするの?

君と僕しかいない病室
僕は君の前で初めて泣いた
二度と笑う事なく
二度と怒る事なく
二度と泣く事なく
戻る事ない幸せな日々が
今になって鮮明に蘇る
支えが消えた僕は
不安定な状態にいるんだ
つい他の人を愛した
でも違うんだ
君に感じたあの暖かさは
誰を愛しても感じない
君しか愛せない
それでも遅すぎた
この言葉をもう君は
聞くことがないんだから


いつか判らないけれど
ペアのキーホルダー
買ったよね。憶えてる?
あれから時間が経ったけど
まだ大切に持ってる?
恐くて 聞く事なんてない
それでも私たち
あのキーホルダーみたく
また…形になれる?

「愛してるよ」なんて何度も聴いた
言葉だけの愛情なんていらない


思い出は作りたくない
君と終わった時に感情が溢れてきてしまうから

逃げたい 汚れた感情
死にたい 掠れた感情
恐ろしい 壊れた感情
楽しめない人生
作られたレール
唯走るだけの私
家族や友情さえ
厭わしく感じる
殺したい 最後の願望


嫉妬深くて
気がきかなくて
しつこくて
不細工で
勉強もできなくて
取り柄もないけれど
私にはあなただけ
あなたを愛す事なら
誰にも負けない

今は
明日の事も
昨日の事も
未来の事も
過去の事も
全部考えず
忘れちゃって
今の「自分」を楽しもう?


私の存在なんて 無しに等しい
だってそうでしょう?
誰も知らない暗闇で
誰も助けてくれない奥深く
誰もくれない愛を想い
孤独に怯える
このまま消えてなくなる前に
たった一つの夢を視る
無くなっても誰も気づかず
誰も知らない
誰も何も思わない
肉の塊になり、骨になり
土になってから
初めて……
皆に分かってもらえる

始めは嬉しくて
何も考えられない
だけど次第に不安になって
あなたの事
あたしの事
全部の事
色々我侭を言うけれど
でもそんな事よりも
素っ気無い態度で
冷たくしないで
あたしにとってそれが
どんなに辛いか判らないでしょう?


もう誰にも頼れない
ボクが求めているのは
ボクが頼っているのは
君だけなんだ
忘れる事ができない
最後の言葉
思い出す度に
僕の胸が軋む
まだ判らない
あの言葉の意味が
最後の言葉の
あの「忘れて」の意味が

互いにそう思っていた
別れなんて来ないと
誰よりも何よりも
君の事が一番だった
あの時が遠く懐かしい
君がどう思っても
まだボクは好きなんだ
まだ君の事を信じてる
こんなボクを愚かだと
どうぞ笑ってください


「好きになる」
こういう事なんだ
常にあなたの事で
いっぱいになり
常にあなたの事で
不安になるんだ

気持ちが悪い
このイライラがとれない
この気持ちは何て言えばいい?
あの子とはどんな関係なの?
私はあなたにとってどんな存在?
判らない 判るわけない
私は一番に いつも考えてる
あなたが遠く 離れていく
あなたの姿を視る度
不安になる 安心する
恐い離れないで側に居てまたあの言葉を聞かせて優しくして抱き締めて嫌だ嫌いにならないで大好きだから愛しているから側にいて…離れないで…嫌いにならないで…


この世は悪夢
この世は地獄
逃げ出すには
死ぬしかない
それもできぬ
臆病な自分

自分の存在はどこにあるんだろう
きっと何もない廃虚のビル
虚空を見つめて震えている
未知なる外に出れずに
全てを拒絶している
こちらを視る人は
目を逸らして消えた
見捨てられる自分
今や只の肉の塊


また一つと増える傷
あなたを視る度増えてゆく
そろそろ耐え切れずに
立ってる事もできなくなり
その頃にはきっと天使が
囁いてくれるだろう
忘れてしまいなさいと
消えてしまいなさいと

つまらない僕の我侭で
長い事君を縛り続けた
君の苦しみは判ってた
だけど自制ができない
言い訳なのは判ってる
無責任な僕は逃げてる


いつかまた
君と笑える日が来るならば
僕はそれまで
ずっとずっと
待っていよう

あなたの「影」しか追えない私は
いつかあなたの「影」で朽ちるでしょう。
あなたの「本体」を見ないまま
あなたの「影」に嘆くでしょう。
あなたの「影」をふんづけて
あなたの「背中」を見つめたまま
あなたの「正面」を見ることなく
そのまま消えてしまうでしょう。


きっと・・・
楽しく笑える。
何だって頑張れる。
負けないで・・・逃げないで・・・
頑張れる。
あなたさえ、いてくれれば。


僕の心は汚すぎて
僕の口は固く閉ざされ
僕の目は何も見なくて
僕の体は止まってく
このまま永遠に時が止まり続け
この生き地獄の世の中に埋る。
誰か助けて、僕を助けて

自分が嫌いで
自分が憎くて
どうしようもない
死にたくなった僕
何故生きている?
死にたいのに
生きている
未知の世界に入るのを
恐れているから


これが夢なら
どうか醒めて
私が私で無くなり
自我を失う前に
こんな悪夢
早く醒めてしまえ

欠かす事の無かった
電話もメールも
一瞬にして
無くなってしまう
何日経っても鳴らない
今やただのただの機械
いつかのように
愛を伝えられたら
狂わずに済むのに


私がどんなに想っても、何も変わることはない
それなら、誰も傷つかぬように…誰も悲しまぬように…海より深い私の底に隠して埋めてしまいましょう…

好きから嫌いへ
嫌いから恐いへ
恐いから憎いへ
心は変貌してゆく
想うだけで震える
視るだけで逃げる
誰も知る事のない
私だけの心変わり


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