自分の周りからみんないなくなって、空気がスッカリ変わっていっていた。
そんなことにも気づかず、普通に過ごしていた。
みんなは一体何を考えて、何をしているのか、気になりはじめていた。
こんな気持ちは初めてで、何をしたらいいのか、わからなかった。
そんな自分がいやでたまらなかった。
そして気づいたら一人ぼっちだった。
(いままでの生活が苦になっていた。これからどうしようと考えながら、自分は前に進んでいった)
今はもう二度とないのだから今を大切に生きる。
そのことに何か不安があったら、そこで一度立ち止まって考えればいい。
焦らず、自分のペースで歩いていけばいい。
だって、自分は一人しかいないのだから。
誰かに追いつこうとせず、自分のペースで行けばいい。
誰かの言うことをきかなくてもいい。
自分の考えで進めばいい。
いつから変わったのだろう。
この空気、この風景、そしてこの世界。
多くの人がけがれることをおそれず生きている。
人をもてあそんだり平気でしている。
周りもそれを見ていても何もいわない。
いつからだろう。こんなにけがれはじめたのは・・・。