808年、慈覚大師が不動明王の霊夢を感じ像を作って安置したのが始まり。

それが、江戸時代には、日帰りでいける行楽地として栄えたという目黒にある目黒不動尊。

森に囲まれた台地の突端にあるこの寺はとても広く、実に多くの狛犬さんがいました。

普段からお客さんは結構いますが、毎月28日は特に、大縁日の日なので賑わっています。

ここに行くには、敷地内まで連れてってくれるバスが一番便利だと思いますよ。



     


目黒不動尊の仁王門より手前の所にいる、狛犬さん(平成11年12月)。

大きな鼻に、ひょうきんな顔、丸々とした体で、犬というよりなんだか猪のよう(笑)。

最近出来たものだけあって、石がピカピカに白くて、本当に綺麗!!

最近の狛犬さんは良いのがあまり無いのですが、この狛犬さんはお気に入り。

阿と吽では、たてがみの感じが微妙に違うことにご注目です。



     


上で紹介した狛犬さんのすぐ後ろ・・・仁王門のすぐ近くにいる狛犬さん。

狛犬と言っても、本当に、日本に古来からいる犬の姿をしていますね。

垂れ下がった耳に、優しそうな目、くるっと巻いた尻尾に細い体というこの見かけ、

犬・・・特に和犬好きの人にはたまらないものではないでしょうか・・・・・・?

阿吽それぞれにいる縮こまっている子犬が、なんとも言えず可愛らしいです♪



     


仁王門の裏側にいる、石膏で出来た狛犬さん(昭和53年7月)。

仁王門に置かれた仁王像の原型も、この狛犬さんの石膏の原型も、後藤良作。


最初にこの狛犬さんを見た時は、「何だかヘンテコだなあ」と思いましたが、

何回も見てみると、この狛犬さんのデザインの良さに興味を感じるようになりました。


ぶちぶちした大量のたてがみが、なんだか不思議な感じですよね・・・。



狛犬さんの乗っている台のレリーフ かなり傷んでいる阿


阿弥陀堂の入口にいた、阿しかいなかった狛犬さん(天保11年9月)。

吽がいないせいか、どこか物寂しげな表情をしていて、なんだか可哀想ですよね。

写真には写っていないのですが、体の右半分の大部分は欠けてしまっています。

牡丹の枝を持たせるなど凝ったつくりの狛犬さんですが、彼らの乗っている台も絶品!!

上には岩に乗った狛犬さんが花に囲まれながらこちらを振り返っている様子、

下は仲良くじゃれあっている3匹の可愛らしい子犬がとても丁寧に彫られていますね。

良い狛犬さんはたくさんいても、台がここまで凝っているものは少ない。

阿吽がちゃんと綺麗な状態で揃っている姿を、一度でいいから眺めてみたいものです。






目黒不動尊の中の滝泉寺前不動堂の中にいた左右とも同じ見かけの狛犬さん。

左右とも同じ見かけをしていたので、うまく撮れた方をここには載せました。

仁王門の近くの狛犬さんと同じような顔をしていますが、こちらは下を向いています。

その姿がなんとも悲しそうで、「何をそんなに落ち込んでいるの?」と尋ねたくなる。

理由は分からないけど、早く明るく元気になってね!!と応援したくなる狛犬さんです。


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