Warning: Call-time pass-by-reference has been deprecated in /home/freeuser-blue/lazaward/htdocs/blueshift/bluememo/tmpl2.class.php on line 1256

Warning: Call-time pass-by-reference has been deprecated in /home/freeuser-blue/lazaward/htdocs/blueshift/bluememo/tmpl2.class.php on line 1262
blue memo




 LUCKY FORTUNE おまけ編・2
 

「………ん?」

もう一度、静かに眠りへ入るハズだったのだが、何だかしれない違和感に落ちかかっていた瞼を引き上げた。

「あ、れ…?」

見開いた視界に映るのは快斗の首筋だ。腕枕をしてもらって抱き込まれているのだから、それは当然である。
ふたりで一緒に眠ればこの姿勢になるのはいつものことだからこそ、新一には"いつも"とどこが違うのかがすぐにわかった。

「……なんで?」

もっとくっついているはずなのに、快斗との間には微妙な距離ができている。
ぴったりと、それはもう一分の隙もないくらいにくっついて。いつもならば骨ばっている鎖骨がちょっと痛いと感じてしまうくらいに寄り添って。それなのに、ふたりの間を邪魔するように存在する何か―――。

むかっ。

生まれた感情に素直に従って、新一は隙間を埋めるべく快斗の胸へとぐぐっと体を寄せる。が、胸がすごく圧迫するだけでどうにも思い通りにならない。

「あれ…?なんで…?」

まるで何かがつっかえているように縮まらない距離に首を傾げていると、頭の上から声がかかった。

「新一?なにしてんの?」
「…かいと」

腕のなかで暴れれば起こしてしまうということも頭に回らなかった新一は、起こしてしまったことを気にすることもなく。渡りに舟とばかりに自分の疑問を投げかけた。

「なにかおかしいんだ。ほら、いつもと違うだろ?こんなにすきまがある!」
「え…?」

視線を合わせて、自分たちの胸と胸との間の距離をオーバーなリアクションで伝えてくる新一に、快斗は瞳を瞬かせた。

2005/06/17 (金)




MyDiary Ver 1.12by petit-power.com






PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル