「・・・ふああ・・・・・・・。 お休み、ジェン・・・」 「ちょ・ちょっとタカト、こんな所で寝たら風邪ひいちゃうよ・・・?」 「・・・ん、何か言った・・・・・・・? ムニャ・・・」 タカトは寝ぼけ眼で、ジェンの肩に寄りかかり、 やがてすやすやと寝息を立て始めた。 どきっ・・・・ そのときジェンの中に新しい感情が生まれた。 (なっ・・・何、この気持ち? どうしちゃったんだろう・・・・) しかしジェンはこれが何であるか知る由もなかった。 そっとタカトの肩に右手を回してみる。 (・・・・・・柔らかい・・・。 それにいい匂いがする・・・) さらさらの髪から、ほんのりとシャンプーの匂いがする。 ジェンの鼓動がいよいよ早鐘を打ち始めた。 |
新宿中央公園の噴水(滝?)の縁に座っている
おねむのタカトとそれどころじゃないジェンの図です。
本当は滝っぽい噴水みたいなのを後ろに描きたかったけれど、
まんづの画力では到底ムリでした(涙)。