CHAMPIONSHIP IN 2002 -RACE-
![]() | Round1 オーストラリアGP M.シューマッハ、難なく開幕戦を制す!! |
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雨がらみで波乱となった予選は、フェラーリのバリチェロがポールを獲得した。彼が今まで獲得したポールはすべて雨がらみだ。2番手にシューマッハ、3番手ラルフと続いた。日本期待の佐藤琢磨はまともなラップタイムを刻む前にマシンが壊れてしまい、結局フィジケラのマシンに乗って走れたのは雨が降ってから。この状況では何をやってもポールタイムの107%には及ばない。しかし、週末の走りや状況を判断して、予選22番手通過を手にする。ここから走り出すトヨタは14番手サロ、16番手にマクニッシュとデビュー戦としてはまずまずといったところか? そして決勝。とうとう2002年シーズンが開幕したという余韻に浸る前に、スタート直後に大波乱が起こった。スタートの加速が素晴らしかったラルフが前を行くバリチェロに追突。宙を舞いコースアウトし、後続の車もこのアクシデントに巻き込まれ半分のマシンがこの時点でリタイアとなった。佐藤琢磨は最後尾スタートが幸いしてこのアクシデントを逃れる事が出来た。そして、このアクシデントが原因でセーフティカー導入。 しかし、アクシデントはここで終わる事はなかった。セーフティカーが引いた後、2番手を行くルノーのトゥルーリがシューマッハのプレッシャーに負け、スピンしてクラッシュ。これによりまたしてもセーフティカー導入。この時点で琢磨は5位を走行していた。そして、2度目のセーフティカーが引いた時、トップを走るクルサードがコースオフ。これに動揺したシューマッハは再スタート直後の1コーナーでモントーヤに抜かれてしまう。更にその後方ではとんでもない事が起こっていた。なんと5位走行中だったはずの琢磨がピットへ向かっていたのだ。一度エンジンが切れてしまったようだったが、再び火が入りピットアウトするも、すぐに戻ってきてしまいリタイア。散々なデビュー戦となってしまった。ジョーダンのマシンはどうしようもない。残念だが、今年のこのマシンに期待するのは無理なようだ… その後の展開はシューマッハとモントーヤの攻防に注目が集まる。ストレートで速いモントーヤが要所要所を抑えトップをキープするも、コーナリング時にすごいプレッシャーをシューマッハにかけられ続ける。シューマッハは左右へ何度も揺さぶりをかけ続け、抜くチャンスを探っている。そして数周後、とうとう1コーナーでプレッシャーに負け、ミスをしたモントーヤの横をシューマッハが抜きトップへ。その後は誰も寄せ付けることなく一人旅を続ける。 その後はトラブル続出でクルサード、ビルヌーブらが戦線を離脱するも、大した見所もないまま終盤へ入った。終盤になってミナルディを駆るウェバーとトヨタを駆るサロの5位争いが始まる。ラップタイム的にはサロの方がかなり早く、ストレートスピードも乗っていたが、痛恨のスピン。一瞬エンジンが止まってしまったかのように見えたが、なんとかコースへ復帰。結局ウェバーを抜く事は出来なかった。 最終的にミハエル・シューマッハが3年連続となる開幕戦勝利。通算54勝目である。2位にモントーヤ、3位ライコネンと2年目の若手が入った。4位にアーバイン、5位ウェバー、6位にサロがトヨタに参戦緒戦のポイント獲得をプレゼントした。5位のウェバーはデビュー戦、しかも地元GPでミナルディに99年第14戦ヨーロッパGP以来のポイントをもたらした。 総括としてみると、全然面白くないレースだった。スタート直後の多重クラッシュによって、多くの見所を失ってしまったからだ。このアクシデントの原因は僕の眼から見て、バリチェロがタイミングを誤ったように感じた。あそこであんなに大きくラインを変えられては流石にかわせないだろう。まるで2000年のドイツGPでのシューマッハとフィジケラのクラッシュを思い出させる光景だった。結局は生き残ったマシンが上位と下位ばかりで、中堅の争いがほとんどないまま終わってしまった。昨年といい今年といい、オーストラリアGPではいい事がないように思われる… ここで書くことではないかもしれないが、いい加減フジTVの放送に嫌気がさしてくる。どうでもいいゲストを呼び、どうでもいいコメントをレースの途中で挟む。CMが異常に多すぎる。半分ぐらいCMで終わってんじゃないかと思われるくらいに多い。全然レースの展開が見えないような切り方をする。一体このテレビ局は何年間F1を放送しているんだろう。僕が見始めた99年から考えても相当内容が薄くなっている。F1が放送され始めた頃から見ていた人にとってはふざけすぎてると思うのではないだろうか?こんなに軽い番組にだけはして欲しくなかったのに、その方向に進んでいるようで残念である。 |