1999-01 九州 〜俺は一番風呂ゲッター
1/5 おうち〜神戸港
1/6 大分港〜深耶馬溪
1/7 〜九重〜直入
1/8 〜大分港
1/9 神戸港〜おうち

1/5 おうち〜神戸港
1730家出。1750電車乗る。十三からは御帰宅ラッシュ。でかい荷物がとても迷惑。
旅立ちは何度味わってもいい気がしない。まぁ踏み出してしまえば後は楽しいんやろうけど。
1930神戸港着。さっさと手続き済ませて分解。もうかなり慣れた。あ〜ぁ、もう戻れない。
1番風呂をGET。でもお湯でない…。
約6km
1/6 大分港〜深耶馬溪
900定刻大分港着。
・・・
途中、宇佐神宮へ初詣。まさかもう一度ここへ来るとは思わなかった。今年は俺も受験生だしね。破魔矢とか買おうかと思ったが、返しに来るのが大変そうなのでやめにする。10年ぶりのおみくじ。やった!「大吉」(後に結構当たってることを実感)。
・・・
八面山へ。
・・・
何故か戦闘機があった。八面山から中津平野の眺め。いい所だ。
羅漢寺へ。超怖いリフト¥600に乗る。千両の赤い実がキレイ。寺はまるで別世界。断崖に刺さるようにして立つお堂。そして無数の石仏。どうやら縁結びの寺らしい。
・・・
誰もいない夕陽の中を走るのは切なかった。とても人恋しく思った。そして後悔に似た感情も。
ちっとも足が回らず、太陽が深い山に隠れた頃、深耶馬溪着。今回も「かやの木温泉」(道路から丸見えの無料露天風呂)には湯がなかった。仕方なく公営の温泉へ。¥200。お湯が出ないので水で頭洗う。寒い。入ってたのは地元の人ばかりで、居心地が悪かった。
C場は川原。この前('97秋)来た時は観光客が多すぎて張れなかった場所。MTBだと結構奥まで行ける。
少し寂しくなった。蝋燭の炎を飽きずにずっと眺めていた。
・・・
25.32/1.27.21/17.3/40.5/33.4
1/7 〜九重〜直入
635起。4℃。大して寒くない。800発。いきなり橋の上からゴーグル落とす。幸い、岸に落ちたが、取りに行くのは大変。苔が滑る滑る〜・・・回収成功。
耶馬溪をたらたら上って行く。足が弱ってる。
玖珠で戦車が走っていた。砲門向けないで〜!遠く九重を望む。天気悪そう。
この辺は何度も走っていて勝手を知っている。壁湯へ。ぬるい!これじゃ¥200は払えないって勝手な理由をつけ¥100だけ払う。後から来たハンター曰く「長く浸かっていればいい」。どうやら写真でよく見る「壁湯」は旅館「福元屋」の壁湯らしい。こっちは¥300。¥100の差なら絶対こっち!
近くの商店で食料買出し。賞味期限6日のパンの上に8日のシール。いいのか!?(半額だったのでもちろん購入。)
今回家を出てから、走っていてもパッとしない。雪がちらちら。今シーズンはじめて目にする雪。解ける雪は寒い。
散々上って筋湯へ。露天もいいかと思ったが、ここへ来たら名物「打たせ湯」¥300。少し熱め&きつめの湯が刺激的。筋肉痛を癒す。
外へ出ると3℃。朝より寒いじゃねぇか!
何のために上ってるんだろう?これはいつも思う事。無視無視。地熱発電所のでかい湯気を見ながら上る。クリーンな発電方式だが、騒音がちょっとね。地元が反対するのもわかる気がする。
しばらく行くと九重のスキー場。はじめて見るスキー場。よくもまぁあんな高いところから…。身も心も寒い。
下りはそれはそれは恐ろしく寒い。はるか山の中腹に、「あの場所(?)」が見える。
瀬の本へ。ほんの1ヶ月前に来たばかり。風が強く、もうガチガチ。上品なムッシュ、でもヒッチハイカーと言うヘンなオジサマに会った。夕方、別府で新年会があるらしい。うまく行けますように…。(そんな大事な会だったらもっと確実な交通手段で行けよ…。)
R442へ。風はますます強くなる。気温4℃で風速20m/sの風が吹くと、体感温度は−14℃らしい。追い風にのって下りで74km/hをマーク!九重の山々が空に映える。遠くには阿蘇五岳、祖母、etc。
寒さのせいか、晴れた高原を走っていても、気分はもうひとつ。
七里田温泉へ。ひょっとして湯当たり?温泉の匂いを嗅ぐと吐き気を催す。筋湯(¥300も払ったので頑張った)でムリしたのが良くなかったかも?温泉はパス。
時間が余りすぎる。まだ1500過ぎ。テント張るには早すぎる。
今回、大分へ来る事しか考えていなかった。目的が果たされ、放り出された自分。当てもなく、見知らぬ土地を彷徨う。これから大分港へ飛ばせば夜の便に間に合うかも?でもそれももったいない・・・もう一泊しよう。
長湯温泉へ。ここはこの前NHKでやっていた飲泉の町。町の至る所に飲泉場。日本一の炭酸泉だそうだが…うまくない。川原には「カニ湯」(道路から丸見えの無料露天風呂)。日が暮れるまで入れそうにない。
今晩はここに泊まろう。C場を探す。近くに丸山公園。親近感から、激坂を登りその展望台へ。雪雲をかぶった九重が見える。ここにしよう。もう少し暮れるまでテントは張れない。暇。本を読んだりして過ごすも、超・寒い。
1700前、だいぶ日も陰ってきたので、人の来ない事を祈り、東屋の下にテント張る。いきなり頭上で五時のサイレン。寿命が17秒縮まった。
テントに潜りこむと気持ちも落ち着く。おいおい、雪が入って来てる…。
そろそろ「カニ湯」行こう。山を下る。
道や民家から丸見え。不信そうに見るばあさんを尻目に、湯船を手を浸ける。ちょっとぬるいが、長湯してれば大丈夫?橋の下で服を脱ぎ湯船にダッシュ。ぬるい!!!入った瞬間にわかる、ヤバイくらいのぬるさ。長い間浸かれば暖まる…石の上にも3年…そう言い聞かせ、しばらくするも暖まらない。それどころか体温が奪われて行く!?
気温は0℃近く。これからどうすべきか考える。がぁがぁと鴨が泳いで行く…上がるしかない!しばらく躊躇して、いよいよ脱出!!うっきょ〜.。
橋の下まで走る。どんどん体温が奪われていく。今までに経験した事のない、大きな体の震え。意識が遠のいていく…(マジ)。朦朧とする中、服の前後裏表関係なく着込んだ。
服を着た後も、何も考えられずそこに立っていた。震えは収まらない。
思いきり走れば楽になるかも?そう思って山の上へと全力でペダルを回した。
テントに帰ってびっくり。眩しいくらいのライトアップ!しかも東屋に向けて。まぁ、飯作るのには便利やけど。おいおい、ヤバイくらいの風。
七草粥食べたい…。外へ出て驚いた。ほんの1時間前に干しておいたタオルがバリバリに凍ってる。明日、道が凍らないか心配。
今日使った金は全部で\829。内半分がフロ代。
81.28/5.45.53/14.1/74.0/114.7
1/8 〜大分港
夜、激風。飛ばされないか怖かった。
530サイレン。まだ外は真っ暗。もう一度寝る。650起。外は雪。−2℃。水栓が凍って回らない。昨日の汲み置きも半分凍ってる。
830発。時間が経てば雪も止むだろう、なんて考えていたが、積もる一方。山を下る。リヤが流れる流れる〜。
県道209を大分方面へ。チェーン巻いた車が走っている。トラクションを変えないように慎重にペダリング。一度降りてしまうと、もう坂道では乗れない。(雪積もる)
時々ズルッ。どうやら踏んでいい轍といけない轍があるようだ。路肩ぎりぎりの新しい所は滑りにくい?そんな時、路肩の舗装のないところに落ちる。
峠の手前で車が大渋滞。一台ずつゆっくり上っている。リヤが流れて横向いてる車を尻目に、自転車の方が早い、なんて調子に乗っていると、ズルッ。かっちょ悪い。
下り。トップギヤに入らない。見ると、跳ねた水がRDやスプロケに凍っている。ワイヤー類もH20コーティング。ボトルはもちろんシャーベット。
標高を下げても、雪は止まない。今更ながらに、ザックカバーやスパッツを着ける。
やっと野津原の町。PHSが使えるようになる。(暗証番号を忘れた為、公衆電話からは留守電が聞けない!)
塚野鉱泉へ。ここは湯治場。飲んでみると…すんげぇ味。でも効きそう?ペットボトルにいれてお土産にしよう。¥150で入浴。(別に金払わなくてもよかったらしい。)
温泉を独り占め。また長湯してしまい、湯当たり気味。気分悪い。学習能力ないなぁ…。
時間がかなり余るので、高瀬石仏へ。普通の田んぼの中。飼われている鶏みたいな鳥がうまそう。大日如来様。
街中では目出し帽は被れない。雪&風は強く、どこか屋根のある所に避難したい。雪は止まず、R10へ。
市街地を走り、大分城へ。弁当を広げると、鳩が群がる。マスタードを美味しそう(?)に食べていた。
しばらくすると、別のホームレスのあげたパンの方に一斉に飛び去った。パンに群がる鳩。おこぼれをもらう雀、タマに来て横取りする烏。社会の縮図を見ているようだ。
何か動きのヘンな鳩×2がいる。どうやら糸か何かが引っ掛かっているらしい。
飯を食べながら考えた。どうしよう…。
ポケットの食用ナイフ使いたくない。もう一本はカバンの底。出すのは面倒&人通りが多いので、ナイフ持って鳩に向かうのは超・怪しい。
しばらく考え(そんな間に助けてやれよ)無事、分離成功。御礼も言わず、飛んで行った。よかったよかった。「案ずるより生むが易し」。
食料を買い込んで、港へ。ここでのビールはお約束。風の強い港での輪行は、それはそれは寒かった。
また一番風呂をGET。俺は一番風呂ゲッター。
フロを上がると、PHSに着信。22日からテストという事を知る。ヘヴィだ。気持ちを切り替えよう。
雪焼けがひどい。雪目にもなったようだ。窓の外は雪。口の周りにまだ雪の当たる感じがしたように思えた。
船は大揺れ。
49.21/3.07.09/15.8/53.5/163.9
1/9 神戸港〜おうち
530定刻神戸港着。-3℃。寒い中、組立て。610まだ暗い神戸を走り出す。足が回らない。ボトルに手をやると・・・凍ってる。路面も凍結。ここは関西やろ!? そんなこんなで830無事帰宅。
43.64/2.02.08/21.4/47.0/207.6
反省等
・大病(?)の後、全く練習せずに旅立ち。足が回る筈もなく地獄を見る。輪行筋肉痛は今だ治らず。走れない自転車は楽しみ半減。今度はもうちょっと乗ってから行こう。
・温泉はムリするな。
・方位磁石が壊れていた。