魔法の間違い
モーゼル(ケイス) VS カルヴァドス(ビッシュ) ヴェンスブール
例のルールの禁止モンスターにスターヴァンパイアが該当。
初期位置は共に階段の真ん中。
戦闘開始と同時に二人とも最上部へと移動する。
最上部でmp4になり、私はビッシュの正面にショゴスを召喚。
ビッシュは1撃喰らってからオルトロスを召喚、そしてライトニングスナップ。
ショゴスの精神攻撃には機械であるオルトロスには効かず、
さらにショゴスはライトニングスナップで電撃攻撃を付加されたオルトロスの攻撃を受け続ける。
この間、ビッシュはショゴスの攻撃を合計4回受けている。
私はルール上ではギリギリの戦法である、ショゴス+アップバーストを多用していた。
つまり、ビッシュはこの後ショゴスを飛ばしてくるのを知っているのだ。
もちろん、私は飛ばすつもりであった。
私のショゴスはSランクであったので、攻撃4回でオルトロスを諦めビッシュを追う。
ビッシュは下へ下へと逃避している。
このままショゴスの攻撃を喰らい続けると確実に負けるということを意味していた。
ショゴスはオルトロスの攻撃を一方的に受けている。
私はビッシュを狙ってショゴスを飛ばす。まだビッシュにはとどかない。
ショゴスはオルトロスの攻撃を一方的に受けている。
ビッシュが最下部の橋に辿り着いた。
この時使ったアップバーストでショゴスが遠ざかり、オルトロスの標的は私へと変わる。
オルトロスの攻撃を受けながら私はショゴスにアップバーストを使う。
現在の位置、ビッシュは一つ目の階段を上りきった所。
ショゴスは階段を登ろうとしている所。
オルトロスの攻撃を受け続けている私は最下部の中央に。
攻撃を受けながらも私はアップバーストを使う。
ショゴスは2つ目の階段の中央に落ち、ビッシュはショゴスと密着状態になる。
既にmpが無いビッシュはショゴスのフィアーブレスでどんどんhpが減少していく。
私のhpも1ゲージを下回った。
これ以上は危険なのでデアラブールを召喚。
オルトロスに真っ向から挑むのは無謀なので、私はライトニングスナップを使おうとした。
だが、ここでライトニングスナップでは無く、フレイムリフレクションを使ってしまったのだ。
オルトロスの攻撃3回でデアラブールは死亡。私に回収する余裕は無い。
ビッシュはショゴスの攻撃を受け続けている。
私はオルトロスの攻撃を受け続けている。
私はオルトロスの攻撃2回で倒されるほどのhpだった。
だがビッシュも同じであった。懸命に最上部へと逃げる。
私はヤン・ガン・イ・タンを召喚するが遅すぎた。
結果、召喚中に倒される。
採用したルールは、
1、イーター系は禁止
2、mp上昇系アイテム(カリパスブレット、ラストピース)は禁止
3、スプラッシュクレセントは禁止
4、コカトリス、スライム、バシオン、スターヴァンパイア、特殊系モンスターは禁止
5、ウルト、ウグトは禁止
オーダーを紹介すると、
ケイスのモンスター、デアラブール、ビヤーキー、ショゴス、ダークヤング、ヤン・ガン・イ・タン。
魔法、シールドケイジ、ダークエナジー、フレイムリフレクション、ライトニングスナップ、アップバースト。
アイテム、ハーバルグレイス、トライアド。
ビッシュのモンスター、オルトロス、ウォーパス、ソーラーフラワー、サイアン・ゲープ、グラム。
魔法、シールドケイジ、オーヴァードライブ、ミラーシールド、フレイムリフレクション、ライトニングスナップ。
アイテム、ハーバルグレイス、アルターツァウバー。
ビッシュの装備していたアルターツァウバーが決め手かのように思える。
しかもよく見てみるとこの試合、ビッシュはオルトロスしか召喚していない。
正確に言うと”召喚できなかった”なのだが。
そして、最初に私がショゴスを召喚した時にオルトロスを召喚した訳だが、
この時にライトニングスナップの使用が遅れると、ショゴスの攻撃でmpが無くなる。
mpが1あるうちにライトニングスナップを使っているが、
これを使用しないとオルトロスではショゴスも私も倒せなかっただろう。
私は何故ビヤーキー、ヤン・ガン・イ・タンをオーダーに入れていたのか解らない。
まぁ、新しい刺激、戦法を発見したかったのだろうが。
実際、ヤン・ガン・イ・タンを水路に召喚して、一方的に攻撃してやろうかと思っていたのだが。
最大の敗因として魔法のかけ間違いだ。
追われている身にとっては、mp1の無駄遣いが死に繋がる。
リアルタイムバトルだからこそ味わえることの1つである。深い!
とりあえず、この試合では”オルトロスは強い!”ということだった。