檄!電脳雑戯団

裏Qさん投稿作品
『双恋 -twin girls- 』


 ある秋の日曜日、遊園地は晴れている事もあり、思い切り賑わっていた。
 子供が親の手を引っ張って観覧車へ走っていく。
学生グループがしゃべりながらフリーフォールの順番を待っている。
 だけど、そんな中でも、俺達みたいな三人組は珍しいだろう。
「ねっ、次はあれに乗ろっ」
「あれって?」
「あれっていったら、ほら! あれ!」
 同じ顔をした二人の女の子がミニスカートを翻して振り返り、ピッとジェットコースターを指差す。
 そう、俺は双子と同時にデートをしているのだ。
 彼女達の名前は一条薫子と菫子。
俺と同じ学校の生徒で、揃って明るい性格、しかも可愛いから、クラス連中の人気も高い。
 なので、俺は二人から一度に告白されるなんて、その瞬間まで夢にも思っていなかった。
最初に彼女達の言葉を聞いた時、俺は「は?」
と思い切り間抜けな顔をしていたはずだ。
 あれから三ヶ月。
「ほらっ早く早く!」
「せっかく来たんだから、楽しそうなのは全部制覇しなくちゃもったいないよっ!」
「お前らって、ホント元気だよな」
 二人いればテンションも二倍。
ま、俺もこういうにぎやかなのは好きなんだけどな。
「で……ホントに元気だよな」
 遊園地を出た三十分後、俺はさっきと同じセリフを吐く事になった。
 今、俺達がいるのはラブホテル。
ベッドに腰掛けた俺の前で、薫子と菫子は裸で床に膝を付き、身を屈めている。
「んふっ……ちゅぷっ……ふっく」
「ふぅぅんっ……あむっ……あむっ」
 二人は俺の勃起したムスコをチロチロと舐めながら、手も一緒に動かしているのだ。
……まあ、俺もエッチな事は好きなんだけどな……。
 けど、と俺は内心首を傾げた。
前に一回してもらった時よりも、彼女達のフェラチオは、遥かに上手くなっている。
 舌が先端のくびれを摩り、裏筋をなぞる。
手が竿をしごき、玉袋を転がす……。
双子だけあって二人のタッチはよく似ており、それが蕩けそうな俺の頭を、ますます混乱させる……。
「うっ」
 つい出してしまいそうになり、俺は呻いた。
尻に力を入れて、何とか堪えるものの、もうかなり来ている……。
「エヘヘッ、今の気持ちよかった?」
 俺の反応に、菫子が顔を上げ、悪戯っぽく微笑んだ。
「ああ……凄く……」
 声を弾ませると、菫子と薫子は得意そうに顔を見合わせた。
「二人で練習したもんね……っ」
「うん……」
「れ、練習? どうやって!?」
 思わず聞いてしまったが、二人は笑顔を大きくしただけだった。
『ヒミツ』
 声が揃う。
「このまま出していいんだよっ」
「いっぱい……欲しいから……ねっ」
 直後、舌の動きが復活した。
それを先端に集中させつつ、二人は射精を待つように、目を閉じて顔を寄り添わせる。
 駄目だっ……限界っ……だ!「で、出るっ」
 直後、爆発するような感覚と共に、俺は精液を解き放っていた。
 白く粘つく液が、薫子と菫子の可愛い顔に振り注ぐ。
「あんっ」
「ふああっ」
 顔を打たれる感触がいいのか、二人は切なそうに吐息を漏らした。
『はぁぁ……』
 遊園地で快活な表情を見せていた双子が、顔を汚されてウットリとしている。
その様は、何というかこう……とてもエッチだった。
「二人ともドロドロになっちゃったな」
『うん』
 俺が言うと、二人は頷き、互いを見やった。
「ホント……」
「凄い事になってる……」
 そこで何を思ったか、彼女達はどちらからともなく相手の顔に手を添えた。
どうするのかと見ていると……。
「はふっ……はぉぉむ……やぁん……おいしぃよぉ……」
「んちゅっ……あぁあ……とっても……濃いの……」
 菫子と薫子の始めた行為に、俺は納まりかけていた息子が、また反り返るのを感じた。
二人は、互いの顔を舐め出したのだ。
ゆっくり舌を蠢かせ、精液を念入りにすくい取る。
コクンと喉を鳴らして飲み下す……。
 やがて、それが終わると、薫子と菫子は精液の代わりに唾液でベタベタになった顔を俺に向けた。
「じゃあ……今度は私達も気持ちよくして……」
「この間は薫子が先だったから……私から……ね」
「ああ……」
 あまりに積極的な二人にちょっとだけ気圧されながら、俺はベッドへゴロリと横になった。
「菫子は俺の上へ来てくれよ」
「うん、分かった……」
 菫子は瞳を熱く潤ませながら、ベッドに乗ってきた。
スプリングが二人分の重みで大きくへこみ、マットが傾く。
それに揺られながら、俺は俺の腰の辺りをまたぐ菫子を見上げた。
 菫子も薫子も小柄な身体で、バストはあまり大きくない。
だけど、俺はこの掌に収まるサイズの胸が好きなのだ。
ちなみにどちらも、華奢な脇腹をツツッと指先でなぞられるのに弱い。
それを知ってるのは、世界中でも本人達と俺だけだろう。
 菫子は、濡れた自分の秘所を広げ、ペニスの上へ降ろそうとした。
そこでようやく、俺の視線に気付く。
「エ、エヘッ……そんなに見つめられたら……やっぱり恥ずかしいよ……」
「んー?」
 俺は軽く相槌をうちながら、弱点の脇腹を軽く撫でてやった。
「あっ……やぁんっ!」
 ヒクリッ、と菫子の身体が震える。
「まだ……っ……ダメェ……ェ……そんなのされたら……上手く入れられないよぉ……」
 菫子は甘い声で抗議してくる。
「悪い悪い」
 俺も素直に手を引っ込めた。
「んもう、せっかちなんだからぁ」
 ぼやきながら、再び菫子は腰を落とし始めた。
やがて、ぬめる感触が、俺のものの先に伝わってくる。
そこから俺は……どんどん飲み込まれて……。
「お……っ!」
 やっぱり……すげっ……気持ちいいっ……! 襞の一枚一枚が絡み付いてきて……俺のものを撫で回し、こね回し、きつく締め上げる……。
 だけど菫子の感じ方は、早くも俺以上だった。
「はうっ……入って……くるよぉぉっ! キミのがっ……どんどん奥までっ……ああああんっ! 擦れちゃうぅぅぅっ!」
 甲高い嬌声を上げながら、菫子は一番奥まで受け入れる。
「あううぅっ……お腹の中……いっぱいっ、だよぉ……っ!」
 息を吐きながら、薫子は上気した笑顔で俺を見下ろしてきた。
俺も口の端を上げて応える。
「ああ、菫子の中……気持ちいいな……っと!」
 そこで前触れもなしに、俺はベッドのスプリングを使って彼女を突き上げた。
「きゃあああああんっ!」
 菫子は大きく仰け反った。
だが、俺は構わずに彼女の腰を掴むと、上下に揺さぶりながら何度も繰り返し貫き出す。
もう止めろと言われたって止められない……。
「そんっ、なぁっ……いきなりそんなぁぁっ! はっ、激しすぎるよぉぉぉっ! 私っ! どうにかなっちゃうってばぁぁぁぁっ!」
 悲鳴じみた声を上げてはいるが、菫子も自分から進んで腰を振り出していた。
 俺達の出す液は混じり合い、湿ったいやらしい音を、喘ぎと一緒に響きかせる。
「気持ちいいぃぃっ……気持ちっ……いいよぉっ! 私のアソコッ……おちOちんで壊されちゃうよぉぉっ!」
 そこへ声をかすれさせて、薫子が割り込んできた。
「あ……私……やっぱり見てるだけじゃ我慢できないの……っ、お願いだから……私にも……」
 薫子は自分の指を、アソコの上ではしたなく往復させていた。
本気で待ちきれないんだろう。
はしたない蜜が染み出して、床まで滴っている。
「……なら、顔の方に来いよ」
 俺は言ってやった。
すると、照れたように、だがはっきり薫子は「うん……っ」
と頷いた。
 彼女が来やすいように、俺と菫子は一旦、上下の律動を緩やかにしてやる。
もっとも、さっきも言ったように、完全に止めるなんてできない。
ゆっくりとだが、グネグネ動き続けている。
「はぁっ……じゃあ……して……っ……」
 菫子に身体を向けた薫子の股間が、俺の上へ来て視界を覆う。
俺はそこに指と舌を突き出してやった。
「はうぅぅんっ!」
「あっ……あああっ! 薫子っ……!」
 薫子と菫子に身を傾ける気配があった。
「あっ……菫子ぉっ! そこっ……そこをっ……もっと強くっ!」
「うんっ! うんっいいよぉっ! だからぁぁっ……ねぇぇっ! 私にもぉぉっ!」
 どうもお互いを愛撫し出したらしい。
見えないのが……すごく残念だ。
俺は自分のもどかしさをぶつけるように、薫子を責め立て、菫子を抉った。
「きゃふっ……凄いっ……ああああっ! 凄すぎるよぉぉっ!」
「はひっ……ひぃぃぃっ! 来るっ……熱いの来るぅぅぅっ! ダメダメダメェェェッ! 飛んじゃうよぉぉぉっ!」
 菫子に絶頂が近づいているらしかった。
それから俺も……。
いや、どうせなら三人一緒にいきたい。
そう思って、俺は薫子のクリトリスとGスポットに愛撫を集中する。
「あひぃぃっ! そこは弱いんだからぁぁっ! それなのにっ……そっ、そんなにされたらっ……あぁぁぁんっ! やっ! あひぃぃんっ!」
「薫子っ、一緒にぃぃっ……一緒にいこうよぉぉぉっ!」
「あっあっ……やぁぁぁんっ! 菫子までっ……そんなぁ……ぁぁっ!」
 どうやら菫子も俺と同じ思いだったらしい。
俺はそれに勢いを得て、指を暴れさせた。
「あひぃぃぃっ! 私っ……イッ、ちゃうぅぅぅっ!」
「私もっ……もぅ……限界っ! ダメなのぉぉぉっ! やっ……あっ……ゃあああああああ……っ!」
 先に菫子の膣がキュッと収縮した。
一拍遅れて、薫子も。
「あっ……やっ……ぁああああああああ……っ!」
 上下で締まりを感じた俺も、堪らず果てる。
「ううっ……」
 ドクッ、ドクドクドクッ……ドクッ ペニスが震え、精液を菫子の胎内に吐き散らした。
どうしようもない快感が、俺の背筋を這い上がる。
「ぅあっ……あっ……熱いの……出てるぅぅぅ……」
 菫子の膣は、貪欲に俺の精子を搾り取ろうとするように蠢いていた。
その感触に、俺も息を荒くする。
「はぁはぁ……私……溶けちゃいそぉ……」
「いいな……ぁ……でも次は……私の番……だからね……」
 イッた余韻に浸るように、双子は俺の上で仲良く抱き合っているようだった……。
「で、何度も言うようだけど、本当に元気だよな……」
「だって……だって……ぇぇ! 我慢っ……できないのぉっ! 身体が……っ……あああぁんっ! 身体が勝手に動いちゃうぅぅっ!」
 後ろから貫かれ、ポニーテールを揺らしながら薫子が悶える。
俺は身を屈めると、彼女の耳元に囁いてやった。
「……薫子のエッチ」
「やぁぁっ……いっ、意地悪っ……言わないでぇぇっ……いひぃぃっ! 私っ……私ぃぃっ……あなたとだからっ……ひあああんっ!」
「……もうっ……薫子ってばぁ」
 さっきとは逆に、今度は菫子が俺達の会話に入ってきた。
「ねぇっ……ちゃんとやってぇ」
 菫子は俺達の正面に座り込み、脚を大きく広げているのだ。
薫子はその精液にまみれた股間を舐めている。
四つんばいになり、白いものを口に運ぶその姿は、まるで盛りのついた雌猫だ。
「んちゅっ……ぴちゅぴちゅっ……れろっ」
「はうぅっ! はあぁぁっ……ねぇっ、薫子が終わったらっ……また、おちOんちんちょうだぁいっ! 私……いっぱい欲しいの……っ!」
「あのなぁ」
 喘ぎ混じりに訴えられて、俺は幾分、肩をコケさせる。
 実はデートの度にこれなのだ。
いや、これぐらい生易しい方で、数日前など、一晩中休まず続ける羽目になった。
 最初はどっちも恥ずかしがっていて、何をするにもためらいがちだったのに、変われば変わるもんだよなぁ。
 しかし……エッチは好きだけど……俺、身体……もつかなぁ……。


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