漫談



私、
清純な中学2年生。
けれども、もうすぐうっつくしー顔をした悪魔に汚されそうです。





「というわけで、郭えーし君、これは何の真似でしょう」
「何がどういうわけでそういうわけなのか俺には理解できないんだけど」
「つーか、私としては貴方のこの行動の方が理解しがたいんですけど」

頭痛いってね、授業さぼって保健室でお休みしてたわけですよ、私は。
皆が学業に励んでるときにこんなあたたかーい布団でお休みするのはこのうえなく気持ちいいのよ。
ああジュテーム。素晴らしき保健室のベッド!
ああそれなのに、それなのに。
何で起きたら隣に生温い人肌があるのでせうか。
しかもそのもち肌の主は同じクラスの郭英士(おなじく中学2年生)。

「放課後の保健室のベッドの中で俺がを抱いているのです」
「ははは、なんともいやらしい単語の連続ね。ほほほ」
「はは、何、は俺とそういうことしたいの?」
「ははは。冗談きついですわ、郭えーし君。なんでそんな退学沙汰になるようなことを
自ら進んでしなきゃならないの?」
「それは俺たちが愛し合ってるからさ」
「ほほほほほ。それ今世紀最大のヒットね。ああ面白い面白い」
「ははは」
「ほほほ」

どこまで冗談なのか分からない笑顔ですね。
そんな端正な顔しといてどうしてこんなに面白いことするんだろうか。世界七不思議のひとつね。

「それで、今何時?」
「俺たち2人に時間なんて関係ないよ。2人の時間は永遠さ」
「いいから時間教えろって言ってんだよ、このハゲ」
、俺まだはげてないよ」
「ふーん、じゃあ今すぐハゲにしてあげましょうか私がこの手で!!」
「あいたたたた!!5時半だって5時半!」
「あっそ、じゃあ塾には完璧遅刻だ」

今日はねー、4時半から塾だったんだよねー。

「そういうわけで帰る」
「んー、もうちょっとこのままで…」
「るさい!放せ!邪魔!べたべたすんな!暑苦しいんだよ!」
「今2月でしょ。暑苦しいなんてありえないよ…」
「うーん、言葉が悪かったのかな?郭、あんたが暑苦しいの」
「あぁっ、俺の愛が熱いほどに伝わったんだね!」
「いーかげんにしろー!!」










保健室の外にて、この夫婦漫才に聞き耳を立てるものが数名。









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