2001/12/17 もっと深く 不安で不満で堪らない。 真っ黒なコールタールみたいなものが私の中に溜まってる。 又、私は、腕を切った。 昨日よりも、もっと深く。 腕から流れるのは真っ黒ではなく深紅の液体。 ぽたりぽたりぽたりと赤い液体が洗面所のタイルに落ちた。 呆然と寝転んだ。 流れてく。どんどん私の腕から。 体中がガタガタ震える。 呼吸が可笑しい。 冷静な頭が、嗚呼私、鬱なんだな、と思っていた。 何分経ったのか解らないけど、母が私を見つけた。 母は泣いた。 泣かなくていいんだよ、お母さん。 だって、私、生きてるでしょう? |