2001/12/23  仲間と友達



何でかな。眠剤飲んでもやっぱり4時間位しか寝られない。別にいいけど。
早く起きたので午前中には年賀状を書いた。余った時間はビデオ見たりしてた。 お笑いのビデオとか「どうでしょう」っていう北海道ローカルのバラエティ番組のビデオとか。 ビデオ見ながら私は笑ってた。 笑う事は本当に凄い事だって、何時も思う。その瞬間は全てを忘れてる。無だ。無にしてくれる。 笑う事って最大の癒しだと思う。だから私は人を笑わせる事の出来る人が大好きだ。尊敬する。
午後もその延長線でビデオ見たり、音楽聴いたりしてた。音楽は、癒しにもなるけど痛みにも なる。それはやっぱり無にはならないからだと思う。色々感応したり拒否したり、考えてしまうから。 でも音楽もその人間臭い所が大好きだ。

夜には友達と飲みに行った。
中学からの友達。皆同じ部活だった仲間だ。何時もの面子は六人なんだけど、今日は五人集まった。 楽しかった。だからか沢山物を食べられた。余り酒は飲まなかったけど。まだ風邪気味だし。
私達六人は中学からの付き合いだけど、未だにこうやって偶に連絡を取り合って会っている。 同じ時間を過ごした仲間だから。
でもその中には全てを話せない人も居る訳で。
私の精神病の事なんかもちろん知らないし、それどころか携帯の番号も知らない。 でもこうやって皆で集まる時は普通に話す。でもやっぱり、少し疲れる。
それはきっと仲間ではあるけど友達ではないんだろうなぁ、なんて思った。
全てを話しても受け入れてくれるのが友達、とも云い切れないけど。 だって全てを知らなくても友達だって思える人も私には居るし。
そもそも友達の定義なんて一人一人の物だから、私がこう思っているというだけの事。 だけどやっぱり、彼女は仲間だけど友達じゃない。私はそんな風に思った。 だって帰ってきて疲労感が残るなんて、可笑しいと思う。私だけだろうか。
こんな事考えてるから私には友達が少ないのか。少なくていいけど。浅く広い関係より深く狭い 関係を私は欲しているから。深く広い関係ならこしたことはないんだけど。そんなのありえない。 それも私がそう思ってるだけの事だけど。

時間も適当に過ぎた所で、私は胸の疲れを眠気に装ってみたりもした。
酔いの所為にして。全然頭はハッキリしてるのに。

もう一つ疲れの原因があった。
それは「期待」。私が芝居を続ける事への期待は、私の自意識過剰ではなかった。
云われた。
美雪は芝居を続けるもんだと思ってた、って。やっぱり続けて欲しい、って。
そんな事云われたら又、解らなくなる。私は応えなきゃいけない?

楽しかった。楽しかったんだ。
でも、疲れた。




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