アルロークに撤退した俺たちは、エルロークを奪回するべく戦略を練る。
おい、ブロウ!どこに行くんだ?まさか一人でエルロークに乗り込むつもりか!?
まったく・・・あのお嬢ちゃんは何もかも、一人で背負っちまうんだから・・・。
何でミストブレイカーズって呼ばれているかわかっているのかなぁ?
こんなに、仲間がいるっていうのに・・・。
MFA−02 Serra Paladin
MTS−01 Dragon Engine
MIST(ミスト)とは、「Magic Incarnate Scale of Tactics」(戦略的人型魔道甲冑)の略で、大魔術時代末期の産物である。3〜5・程の甲冑に羽の生えた姿が標準的なミスト。中央に小型の簡易魔力炉を装備しており、使用者はそこから供給されるマナによって強力な魔術攻撃が行うことができる。また、短距離ながらも飛行能力も持っている。
最大の天敵は「ミストブレイカーズ」。ちなみにミストを装備することを「着装」、ミストを着装する人間を「ミストランナー」という。
ミストが量産されるようになると、その強すぎる力を使い、人々の虐殺や、恐怖による支配を始める悪しき輩が増えるようになった。
事の行き過ぎを危惧した天帝ロークであったが、しかし自ら手を下すことも、誰かに神の武具を貸し与えることも不相応と考え、強大なミストに生身で絶望的な戦いを挑んでいる勇気ある者だけに、その強い心を武器化する術を教えた。その武器こそ「ミストブレイカー」である。この武器の形状はその者の心によって異なる。剣であったり、斧であったり、銃であったりもしたらしい。
そして彼らが同じ境遇の者たちを見つけ、団結、協力しあうようになると、人々は自然に彼らを「ミストブレイカーズ」(ミストを破壊する者たち)と呼ぶようになった。
彼らの活躍は凄まじく、短期間のうちにほぼ90%のミストを破壊するに至った。残ったミストはすべて、力を貸してくれたロークに捧げるとともに、二度と使うものがいないよう見張ってくれるようにという願いを込めて、ローク教の中心地であるヒューム島と、エルロークに封印された。
ウルザが発見したミストはその一部。
ちなみに現在では、「ミスト」の存在は忘れ去られ、伝説のみが残っているため、人々は彼らの事を「霧(MIST)を晴らす者たち」と考えている。
ミストはその能力によって、S級、A級、B級に分けられている。
最高の能力を誇るミスト。強力な特殊攻撃を持ち、その能力はミストブレイカーズの力さえ凌ぐ。 六花公のミストのほとんどはこのS級である。
標準的なミスト。標準的とはいえ、ミストブレイカーズと互角に戦える能力を持っている。
セラパラディンはA級ミストである。
能力的に多少難のあるミスト。聖花騎士団のほとんどの一般兵がこれを着装している。もちろんミストブレイカーズの敵ではない。
01)アルローク側ミストブレイカーズとして行動する。
02)教団側ミストブレイカーズとして行動する。
03)アルローク側ミストランナーとして行動する。
04)教団側ミストランナーとして行動する。
05)普通の冒険者として行動する。
06)その他
☆01,02を選んだ皆さんは、ミストブレイカーズとして、天帝よりミストブレイカーを授かります。
皆さんは自分の武器の形状(剣とか鎌とか斧とか)と
その武器の名前(なければただ「ミストブレイカー」とのみ表記します。)を教えてください。
★03,04を選んだ皆さんは、ミストランナーとして、A級ミストが供給されます。
皆さんは自分のミストの形状(色とか形とか)と
そのミストの名前(なければこちらでの「通称」を正式名称とします。)を教えてください。
フロス島にはフロス島独自の通貨「ロークス」があります。皆さんは最初100ロークスを持っていますので、下記の商品から好きなものを買ってください。ロークスは毎月50ロークス支給されますが、功績を上げたものには特別な賞与が送られます。買うものがあればアクションの端に書いておいてください。
なお、ミストブレイカーズにはミストブレイカーが、ミストランナーにはミストガン、ミストソードが標準装備されています。
皆さんこんにちは。初めまして、という方もいらっしゃるかもしれませんね。イーラPBM、フロス島エリアを担当します、川本直紀といいます。
久保田さんの方の交流誌では、ほとんど投稿してないのですが、裏方の製本スタッフとしてコツコツと活動していますので、よろしくです。
さてさて物語の傾向としては、バリバリのバトルものです。謎とかはほとんどありませんので、そっち方面が好きな方はちょっと物足りないかもしれませんね。ミステリとかラブコメとかシティアドベンチャーなんかは他のマスターさんがやっていると思いますし。
イメージとしては、「機甲界 ガリアン」、「勇者王 ガオガイガー」といった熱くて硬派な高橋良輔ラインの世界観に、「聖戦士
ダンバイン」における富野由悠季独特の富野節を絡めていきたいと思います。あとレイアースとかエスカフローネとかルーンマスカーとかも入っているかも。
完全に自分のシュミ入りまくりなので、純粋なファンタジーとはいえないですが、メカやバトルが好きな方には楽しめるのでは、と思っています。
それから固有名詞等に、分かる人には分かる「MT;G」のカード名を使っておりますが、ほとんど意味はありませんし、知らなくても関係ありません。ただ、わかる方に一言。ご自分のミストやミストブレイカーに、「セラ天」の名前を付けるのはご容赦願います。この名前は物語の後半に関わってくることになりますので。
以上、こんな長ったらしいオープニングを最後まで読んでいただいてありがとうございました。
遅筆で乱文な文章でありますが、どうぞよろしくお願いします。
では、皆さんの参加をお待ちして・・・。
1998.03.28 川本 直紀