『PBM』。ここにいつも来て頂いている皆さんには、説明の必要は無いかもしれませんが、
もしどこからか迷われてこんなホームページに来てしまった方にとって、いきなり最初から、
『このホームページは同人PBMなんたらかんたら・・・。』
とか書かれてあっても何が何だかわからないはず。それで引かれてしまっては、
せっかく来て頂いたお客様に料理も出さずに帰らせてしまうようなものです。
そんなわけで、僕が説明できる範囲で『PBMとはなにか?』を拙い文章ではありますが、解説していきます。
これでPBMについてわかって頂けたら、そして更に興味を持って頂けたら嬉しいですね。
『Play By Mail(プレイ・バイ・メイル)』の略称です。基本ですね。
ただ、そんな基本を知っている一般人はごく限られているので、知らなくても恥ずかしがる必要はありません。
知っている方が常識を疑われます(笑)。
悲しいかな、この日本において(そして世界でも)PBMの認知度は低いんですよね。
『セパタクロー』(タイの国民的球技)よりも知っている人は少ないかもしれません(統計はとっていませんが)。
ただ、このホームページはこの『PBM』というものがメインなので
(そう、いくら僕が『伝言板』や『エディターズ・ノート』なんかで『MTG』や『ガンダム・ウォー』等のカードゲームのことばっか書いていても、『Gジェネレーション0』にうつつを抜かしていても、このページのメインはPBMなのです。
あ、これから『ボク系少女』にも力をいれようとしていますが)、
その基本を説明します。
『プレイ・バイ・メイル』を日本語にすると、
『郵便を使った遊び(ゲーム)』とでも訳すのでしょうか。
つまり郵便を使った遊びなのです(・・・ってそのままやん!)
でも本当にそうなのですよ。
ま、よくPBMの説明として言われることが、
『手紙をつかった大人数のTRPG』。
という表現。
厳密には違うのですが、まあ、そう思って結構です。
で、その遊び方なのですが、
まず、主催(PBMを運営している所。
これを仕事にしている会社単位の所を『商業PBM』。
あくまで趣味を目的とし、利益を追求しない個人、またはサークル単位の所を
『同人(または『草の根』)PBM』といいます。)に参加の申込みの葉書を出します。
商業PBMであれば、『ゲーム・ぎゃざ』や『ドラゴンマガジン』といった雑誌の広告に
ホビーデータやエーアイ・スクウェア
といった会社の広告を見つけられると思います。
そこに資料請求の葉書を出せば、一週間もたたずに参加案内が送られて来るはずです。
もちろん他にも商業PBMの会社は存在しますから、いろいろ広告を見て、参加したいものを探すといいでしょう。
しかし、どの広告にも『PBM』という言葉は書かれていません。なぜならPBMという言葉は全てを一括して表す言葉だからです。
遊演体という会社はこの遊びを『ネット・ゲーム』と呼びました。
おかげで僕は長い間、この遊びはパソコン(しかもモデム付)が無いと遊べないゲームだと思い込んでいました。
またエーアイ・スクウェアが『メイル・ゲーム』、ホビー・データが『ネットワークRPG』等で呼んでいますが、
『内容は一緒』です。
このへん、『宅急便』と『宅配便』と『ペリカン便』の違いみたいなものですから、あまり深く考える必要はありません。