『精神爆弾』に乗せられたブロウの弟ファントムを助け出そうと、
エル・ロークのミストブレイカーズ、ランナー達は大規模な教団側ミスト部隊が護衛する、精神爆弾へと向かっていく。
しかし、それはテフェリーの罠であった。
彼は、皆が精神爆弾に集中している方角の、全く反対側の方向から攻撃を仕掛けてきたのである。
つまり精神爆弾は、オトリだったのだ。
テフェリーのミスト『リバイアサン』の長距離砲鑑射撃により、街は燃え、人は逃げ惑う。
何とかミストブレイカーズやランナー達の力で、ファントムを助け、テフェリーを倒したものの、
神聖都市エル・ロークは見るも無惨な灰塵に帰したのであった・・・。
遅すぎたファーレン軍の援軍が着いたのは、その日の午後。
だが、彼らはエル・ロークの廃虚の中から一つの光明を発掘する。
それが『ハイマジックランチャー』。
伝説の最終兵器。
だが、教団側も、
『黒薔薇公・クロヴ・レシュラック』、
『赤薔薇公・ハールーン・アイケイシア』、
『茨公・スクリブ・スプライト』の三人を一度に投入し、
ハイマジックランチャー破壊に全力を傾ける。
こうして華々しくも悲しい大総力戦が、幕を開けたのである。