リアルロボットもの(特に富野系)にはお約束というものが存在します。
そのうちの一つが『肉親の死』というものです。
『Zガンダム』しかり、『F91』しかり、『Vガンダム』(ウッソのお母さんが死んだ時は、マジ泣きました。)しかり。
『ダンバイン』においては両親との死別はありませんが、それよりも哀しい(悔しい)別れがありますし、
『エルガイム』における主人公の妹は、決局発狂してしまいます。
で、何が言いたかったのかというと、ブロウの弟であるファントムは、
自分の中では死んでしまうはずのキャラクターだったということです。
第一『精神爆弾』の定義自体、
「ブロウの肉親を殺し、精神的ダメージを与え、精神の強さを源とするミストブレイカーを使えなくさせる。」
というコンセプトで作られたものなのですから。
このお約束をわかってた方は、シュウスイのプレイヤーさんぐらいだったかな。
ただ、みんなのファントムを助けたいという気持ちに、自分がちょっと感動したくらいですから、
やっぱ生きていてよかったかな、とも思っています。
オトリの件についてはごめんなさい。
どこにも伏線を入れていませんでした。
改めてお詫び申し上げます。