● 菅平での練習を見て思ったこと 菅平での練習を見て思ったことは、とにかく江原以下学生が勝ちたいという気持ちがひしひしと伝わってきた。「本気で彼らは勝ちたいんだな。」っと。 が、しかし、残念ながらOB戦ではその気持ちを感じる事はなかった。何故なのか。その答えの一つに、練習中のケンカがあると思う。人間誰でも、本能的に切れる事はあるし、それぐらいの闘志はラグビーのような格闘技には必要だということに異論はない。しかし、そんな本能的な闘争心を80分間維持させるのは、通常の人間には不可能。練習でのケンカがゲームにおける勝利へと繋がるとは到底思えない。ましてや、OB相手だからかもしれないが、そんな闘争心で向かってきた選手は実際にいなかったように思う。 よって何が言いたいかというと、練習での無駄なケンカが練習への集中の度合いになってしまっているんじゃないかと。それは全くの勘違いで、ケンカをすることで練習での理解を深める事からの逃げにも見える。それでは早稲田の強さは生まれないと思う。 科学的猛練習には、知と血が必要だがどちらがかけても成果は生まれない。 江原に依存するのではなく、頼られる選手がもっと増えれば必ず勝利は掴めます。 がんばれ。 |
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