彼女は校内においてとても人気のある女子生徒だった。
容姿端麗、誰にでも優しく明るく真面目で成績も良く・・・運動神経は並程度ながら中学時代に習った剣道では優れた力を持ち、生活態度も良く・・教師や生徒からも信頼され友達も多く・・・男子の中にはあいに焦がれている者も多数おり、そしてあいは何故か後輩の女子生徒に「告白」される事も多々あった。
時に友達から男子を紹介されたり、告白されたりする事もあったがあいは全て交際を断り続けた。
ただ・・・あいはある男子にだけは皆に対する態度とは違う行動をとっていた。
「じん」・・・あいの同級生であり彼女と同じ文芸部の「友達」だった。
二人は・・・知り合った当初こそ普通に接していたものの、一か月もしないうちに「奇妙な仲」に変わっていた。
子供のような口喧嘩をしたり、ふざけ合いじゃれ合い・・・そして時には他人には話せない互いの悩みを話す事もあった。
そんな関係の中・・あいは自分の隠した気持ちに気付きつつも、思いを伝える事は出来なかった。
そんなある日の事、あいはクラスの友達と話しているうち・・いつもよりだいぶ遅れて文芸部の部室についた。
部室には人の気配が全くなかった、それもその筈・・・黒板にある部員出席欄があいを覗き全て「欠席」になっているのだ。
この高校の文芸部のような、ある種不真面目な部活に存在する不謹慎な欠席理由(自分も幾度となく使用したが)にため息を吐きながらも・・・あいは自分も「欠席」と記入し・・部室を出ようとしていたのだった。
だが・・・あいはふと小さな物音に気を取られた。
何の音だろうと辺りを見回すと・・・答えは直ぐに分った。部室の奥にある書庫の扉が僅かに開き・・そこから微かな音が漏れていたのだ。
誰も居ないはずの書庫から聞こえる奇妙な音、あいは警戒を抱きながら生来の好奇心に刺激され・・・近くにあった長ほうきを手にとり・・・気付かれないように書庫に忍び込んだのだった。
書庫内は電球が一個しか無く・・薄暗い、書庫の中は部屋の真ん中に敷居のように置かれた大きな本棚のせいで丁度「コ」の字形になっており・・・あいの入った入り口は死角となっていた。もっともそのせいであいも部屋の様子を完全に知る事は出来ないのだが。
音を立てないように・・・そっとそっと歩く、そして真ん中まで辿り着くと本棚を盾にし・・慎重に奥を覗き込んだ。
見ると・・・奥で男子生徒が床に座り込み、何やら本のようなものを見ているようだった。
それを見たあいは静かに息を吐き・・・緊張を解いた。
すぐに分る、じんの後ろ姿だ。
あいは多少残念な気持ちになりながらも・・・すぐに別の好奇心が芽生えてきた。
じんに気付かれないように・・・そっと彼の背後に近付く。幸いにしてじんは本らしき物に気を取られ・・・まったくあいの接近に気付いてはいなかった。
あいはほくそ笑みながらじんの背後にたどりつくと・・・彼の肩にトンと自分の顎を乗せた。
「おいなにしてるんだ?!」
驚きのあまり・・じんの身体が跳ね上がる。
あいはじんに事態を気付かれるより早く彼の持っていた本を奪い取る、そして素早くじんと間合いをあけニヤニヤと笑いを浮かべながら手にした本を翳して見せた。
「こら!なに見てたんだ〜?」
じんは未だに行動が取れず・・・あいに奪われた本を取りかえす行動にも出る事が出来なかった。
正直な所あいにはじんがどのような物を見ていたか察しは付いていた。
あいは他の男子には見せた事の無い可愛らしいかつ意地の悪い笑みを零しながら奪い取った本に眼を移した。
「うわ〜!エッチな・・・ほ・・・・」
だが・・・本はあいの予想していた物とは違っていた。
あいはてっきり女性の裸の載った本をじんが見ているものとばかり思っていた。
確かにあいの予想に間違いは無かった、ただし・・・あいが見た物は彼女の常識からは常軌を逸するものだった。
「な、なにこれ・・・・」
あいが眼にしてしまった物は・・・いわゆるイラストの類いだった。
予想通りに裸の女性も描かれている、ただし・・・異形の物と交わっている女性のイラスト。
描かれた女性は何れも悲痛な顔立ちであった。涙を流し・・タコや蛇を思わせるようなグロテスクな触手に肢体を蹂躙されている。
あいは惚けたままページをめくり・・触手に犯される女性のイラストをいくつか脳内に焼き付かせてしまう。
無意識の内に唇が震え、膝がガクガクと揺れ始めていた。
あいの胸中にじんに裏切られたような感情が込み上げて来る。
思春期の男子がエッチな本などを見る事は分っていた・・女子達だってエッチな事には興味がある、時折他の男子とエッチな話をしているじんを「スケベ、エッチ」とからかった事もある。
だが・・じんが女性を陵辱するようなイラストを見ていた事はあいにとって信じ難い事だった。
「か、返せよ!」
先程とは逆に・・・今度はあいがじんの行動に反応出来ず、あっさりと本を奪い返されてしまう。
しかし・・・あいは力を込めて本を握ってしまっていたせいで、数ページ分だけあいの手元に残ってしまう。
あいは自分の手元に残った破れたページに視線を移してしまい・・そこに描かれた物を見て思わず声にならない悲鳴をあげた。
あいが握っていた物は先程のイラストとは違い・・写真の作品で、そしてそこに写っていたのはあい自身だった。
震える手で破れたページを伸ばし・・・そこに写った物を見る。
それはセーラー服のあいが・・・触手に犯されている場面だった。
見間違いではない、間違いなくあいが陵辱されている。
「井上・・ま、待って・・・違う・・」
あいは思わずじんの頬を平手打ちした。
じんがよろめく。
「最低・・・」
何とかそれだけ言い捨て・・・あいは書庫の出口へと駆け出していた。
熱い物が急に瞳に溢れる。それを隠そうともしないまま・・・あいは出口の扉に手を触れた、だが・・・突然あいの手の上に大きな力が加わり、扉はあいが外に出るよりも早く閉められてしまった。
なにが起こったのかとあいが認識するよりも早く、あいは襟首を掴まれ・・奥の壁に叩き付けられてしまった。
突然の事と、先程までの動揺であいは受け身を取る事も出来ず・・したたかに背中を打ち一瞬呼吸が止まる。
痛みに顔を歪めながらも・・あいはすぐにこの部屋から逃げ出そうと行動を起したが、彼女が動くよりも早く・・何かがあいの白く華奢な太股に巻き付き・・自由を奪った。
「な・・・・」
何かが足に絡んだと知覚するやいなや・・・今度は手や身体にも何かが巻き付き・・あいの自由を奪った。
自分の身体を拘束した物を知ろうと視線を身体に落とす。
あいの身体に・・紺色のセーラー服の上から巻き付いている物を見て、あいの口から引きつった息が漏れる。
あいの身体に巻き付いていた物は・・・先程じんが持っていた本に載っていたようなおぞましい姿をした触手だった。
蛇というよりはまるでミミズ、もしくは内臓や腸のように脈打つ触手。
書庫内に恐怖に染まったあいの悲鳴が木霊する。
「落ち着けよ井上」
いつもと同じ少し悪戯っぽい笑顔に脅えや焦りのような感情を混ざらせて井上があいに近付いて来る。
じんの手が・・・あいの肩を優しく抱きしめる、トクンッ!とあいの鼓動が跳ねた。
制服越しに感じるじんの手の感触にあいの恐怖がリセットされる、自然に・・・じんの瞳を見詰める。
じんの顔が自分にゆっくりと向かって来るのがわかった・・・だがあいは惚けたように何も出来ず、それどころか・・・まるで彼を受け入れるかのように体の力を抜き、瞳を閉じた。
何度か夢の中で・・・そして心の中で思い描いた行動。
唇と唇がそっと触れあう・・・・心まで溶かされそうな感情に包まれながら・・あいはじんの胸に身を任せるように彼に抱きつく。
だが・・・・・そこに至ってあいはようやく目を覚ましたようにじんの体を振払った。
「な、なにするのよ!!」
じんもまた突然拒絶の反応をみせたあいに驚きながらも・・・再びあいを抱きしめる、だが・・・今度はすぐにあいに振払われてしまう。
「井上・・・・」
じんはあいの名を優しく呟きながら・・・うなじに口付けをした。
「やぁぁぁっ!!!」
背筋をゾクリとさせ・・・あいが体を震わせた、あいは再びじんを突き飛ばそうとしたが・・・それを察知したのか手に絡み付いていた触手があいの両手首を頭上で縛り上げてしまう。
「怖いのか?怖いのは最初だけだから・・・俺の事信じて・・優しくするから・・ 」
じんの唇が・・舌があいのうなじからほっそりとした白い首筋に唾液の痕をつけながら移動し・・・さらに制服から僅かに露出した胸元へと向かう。
じんの手があいの小振りの乳房に添えられる、優しくあいの乳房の柔らかさを確かめるように・・・そしてあいを脅えさせないように。
「可愛いな井上のオッパイ・・」
触手に吊るされ自由を奪われたあいは抵抗しようにも効果的な行動はほぼ取る事も出来なかった、足でじんを蹴りあげようにも・・・足に絡み付いた触手がそれを阻止する。
あいは下着と制服越しにじんの手の感触を感じ取り、恥ずかしさのあまり泣きそうになりながらもキッ!と瞳に怒りを滲ませながらじんを睨み付ける。
だがじんはあいの視線を無視しているのか気付かないのか乳房を揉む事を止めようとしなかった。
たどたどしい手の動きであいの乳房を包み込み・・・上へ上へ柔らかい双丘を押し上げる。
知らず知らずの内に胸の動悸が激しくなっていた、あいは込み上げそうになる柔らかい悲鳴を唇を噛み締め必死に抑えこむ。
ふっ・・・・と静かに乳房への愛撫が止まる、あいは安堵のため息を吐くが・・・床にしゃがみこんだじんの次の行動を読み取り、太股を閉じた。だが・・・触手によって太股は無理矢理開かされてしまう・・。
予想通り・・・じんはあいのスカートの中に頭を潜り込ませた、ショーツにじんの荒い鼻息がかかり・・・あいは羞恥のあまり耳朶を真っ赤に染めてしまう。
「白いパンツ・・・井上の・・・」
「だめぇ!!じん君・・・だめ・・・やめて!!」
じんの唇があいのショーツ・・・股間の一番恥ずかしい部分に触れた。
「ひぁぁっっ!」
体を突き抜けるような快感に・・・肢体が跳ねる。
あいはじんの鼻息が秘所にかかるのにあわせるように肢体を震えさせ・・小さくそして恥ずかしそうな喘ぎを漏らす。
「初めてだろ?すぐに気持ち良くなるから・・・」
じんの舌があいのショーツの上を這う、あいは下着越しとは思えない程敏感に反応し・・じんを歓ばせた。
秘所が唾液や汗とは違う体液で僅かに湿り・・乳首もブラジャーの下から己を主張し始めていた。
「じ、じん君・・・や、いや・・・だめ・・・ひぅ・・・だめだよ・・・こんな事・・いや・・・」
脅えるあいを落ち着かせようと・・・じんは起き上がり顔をあげ、あいの瞳を優しく見詰めた。
「初めての相手・・・俺で良いか?」
あいにはすでに怒りの感情は無かった、ただ恐怖に彩られた瞳で許しを乞うようにじんを見詰め返す。
「嫌なのか?・・・・」
不安な表情を隠そうともせず・・・答えを求めじんはなおもあいを見詰める。
あいは言葉を紡ぐ事が出来ず・・ただ唇をかすかに動かす事しか出来なかった。
そんなあいを見て・・・じんは一抹の疑問を口にした。
「初めてじゃ・・・ないのか?」
じんのその言葉に・・・あいの顔が脅え引きつる。
そのあいの態度を見て・・・じんの気配が変化して行く。
「どういう事だ?・・・井上・・うそだろ?」
じんの言葉、そして視線から逃げるようにあいが顔を反らす。
絶望の色がみるみるじんの顔を支配して行った。
「そんな・・・うそだ・・・・、うそだ・・・・」
うわ言のように呟くじん、・・・・何度も繰り返し呟き・・・突然大きな叫びをあげ頭をかかえ床に座り込んだ。
あいは泣いているように体を震わせるじんを見て・・・自分もまた悲しみが込み上げてきた。
やがて・・・じんはゆっくりと起き上がると、虚ろな瞳をあいに向けた。
「許さない・・・」
「じ、じん君?・・・ま、まって・・・や、やぁぁぁっ!!!」
じんの虚ろな瞳に怒りが籠ると同時に・・・あいの制服の下に触手が潜り込んできた。
背中に・・・お尻の割れ目に、乳房の谷間に・・おへそに・・脇に・・ところ構わず触手が絡み付いてきた。
「ひ、ひぃ・・・・いやぁぁぁぁっ!!!だめ・・・やぁ・・・!!!」
触手はその身から粘液を排出させながら・・・・あいのからだをねっとりと這いずり回る。
まるでおおぜいの舌で舐められているような気持ち悪い感触に・・あいは泣きじゃくり肢体を暴れさせる。
紺のセーラー服が瞬く間に粘液でグチョグチョに湿り・・・あいの体に張り付き華奢なその肢体を強調させた。
「俺の気持ちを裏切りやがって・・・!」
「ち、違うの・・・違うよ!じん君・・・わたし・・・あ、ひぅ・・・レ・・・されて・・・」
「は?なんだって?」
「わたしね・・・わたし・・レイプされたの・・・無理矢理・・されたんだよ、犯されて・・無理矢理・・・わたし・・・」
涙を零しながらじんを見詰め・・あいは訴えた。
じんなら自分の「痛み」を分ってくれる・・そう信じて。
だが・・・じんの吐いた言葉はあいが望んだ事とは全く別の事だった。
「お前レイプされて歓んだんだろ?」
狂気に満ちた微笑みであいに笑いかけるじん、あいの心が絶望に染まって行く。
「そ、そんな・・・酷い・・・じん君・・・、え?やぁっ!!いやぁぁぁぁ!!」
それまであいの体を部所部位関係なく這い回っていた触手達が・・・じょじょに明確な目的を持ち始め、あいの乳房や秘所・・・お尻や太股といった敏感な部分に狙いを定め始めた。
「やぁっぁ!こ、こんなの・・・いやぁ・・・いや・・・・」
「犯されて気持ち良かったか?」
胸元に潜り込んだ触手が・・セーラー服を無理矢理左右に引き千切り、あいの白い肌とブラシャーを曝け出させる。
「いやぁぁぁぁっ!!!!!」
ブラジャーの上から触手が乳房に絡み付く、先程じんが愛撫したのとは対照的に・・・まるで搾るかのようにあいの乳房を責め上げる。
「ひぐぅっ!!痛、痛い・・・やめ・・・ひぃっ・・・・」
白いブラジャーが真ん中から引き裂かれ・・・あいの可愛らしい乳房がプルンと零れた。
素早く生の双丘に触手が絡み付く、痛々しい程強く・・・痕が残るのではないかと思える程乱暴に触手が乳房を搾る。
「ひぎぃっ!やめ・・・やぁぁ・・・くんっ、じ・・・・じん君こんな・・こんなのいやぁ・・・・・」
「なにが嫌だよ・・・乳首立たせやがって」
歯の付いた触手の先端があいの乳房の可憐な突起に噛み付く。
「あ、ふぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
あいの背がキュン!と仰け反る。
触手は咥えたあいの乳首を上下左右に引っ張り・・・硬く勃起した愛らしい突起を激しくいたぶりぬく。
「ひぅぁぁぁぁっ!!!だめ・・・乳首・・痛い、ひぃっ・・・あ・・・ ふぁぅぅぅっ!!!!やぁ・・・だめぇぇぇっ・・・・」
「なんて声出すんだよ・・・じゃ、お前のオマンコ見せてもらうかな?」
刃を持った触手が秘所が見え易いようにあいのスカートを幾重にも切り裂く、無惨な姿に代わり果てたスカートだが・・・完全に取り払われるよりも淫猥な雰囲気を見る者に与える姿だった。
触手が太股をもちあげる、そして足をM字形に開かせ・・・秘所をじんの目の前に晒させた。
じんの視線を意識するあまり・・・あいは秘所を戦慄かせ、まるで責めを待ちわびているかのような反応を見せてしまうのだった。
触手は鋭い刃でショーツの両端を切り・・・薄布を床へと落とす。
あとには隠す物などなにも無くなったあいの秘所が・・じんの目の前へと現れたのだった。
まるで誘い込むように恥肉がひきつき・・・自分の反応を示すように奥から淫らな液を溢れさせるあいの秘所を見詰め・・・じんは薄笑いを浮かべながら人差し指を深々と膣に差し込んだ。
「ひぃ・・ひぐぅっっ!!!」
膣穴は自らが吐き出した愛液と触手の粘液のせいでジュブリ・・・と派手な水音と共に簡単にじんの指を飲み込んでしまう。
しかし潜り込むと挿入時の抵抗の無さとは裏腹に、じんの指を押しつぶすかと思う程にきつく絞め上げながら粘膜をビクビクと震わせる。
「好きなんだろ?大洪水だ・・・淫らしい液がダラダラ出てきやがる」
グリッ!
中で恥壁をかき・・・こびり付いた愛液を外に掻き出す。
じんの指にも愛液がねっとりとからみつき・・手をベチョベチョに濡らしてしまう。
「ふぁぁっ!やぁ・・・だめ・・な、なか・・・そんなに・・しちゃ・・・ぁ、やめ・・・・あひぃ・・・ぃぃっ!!」
あいの膣中の敏感な部分を探るように・・指は膣内のあらゆる場所を触診てゆく。
それだけではない、乳房や乳首への責めもまだ続いているのだ、白く小振りな双丘、その先端の桃色の突起を触手が残虐に責め弄る。
あいはその責めを受け・・悲痛な叫び声をあげながら泣き悶えた。
だが・・・乱暴に犯されているのも係わらず、あいの愛液の量は増え・・糸を引きながら床に垂れ落ち床を汚していた。
加虐さをそそるあいの嗚咽がより激しいものとなり・・・その泣き声に含まれていた甘く卑猥な色もさらに濃くなっていた。
指を咥えこんだ秘所も・・・振動するかのように激しく、そして小刻みな収縮を繰り出し快感をより深く味わおうと粘膜をじんの指に自ら擦り付けたっぷりと舐る。
「あ、あひぃ・・・じん君、やぁっ!だめ・・・もうだめ・・・じ、じん君許し・・・ひ、ひぎぃっ!あ・・・・ぁぃっ!やぁ・・・やぁぁぁぁっ・・・いやぁぁぁぁぁぁっぁっっぁぁ!!!!!!!!」
激しい絶頂・・・。
あいの背を仰け反らせ・・・肢体が大きく震える。
キュン!・・キュン!と膣が一際強く収縮し・・じんの指を押しつぶす。
じんの手はあいの淫液で手首まで濡れてしまい・・制服の裾にシミが出来てしまう程だった。
じんは暫く絶頂したあいの艶姿に魅入られていたが・・・滴り落ちるあいの淫らしい液の水音に我にかえり・・・残酷な微笑みを浮かべた。
「イッたのか?井上・・・」
「ふぁ・・・ぁぅ・・・ち、違うの・・・違う・・・・」
「違う?なにが・・・・?」
絶頂の余韻に喘ぎ泣くあいの眼の前に触手が一本突き出される、明かに他の物とは違う・・・まるで男性のペニスのような造りをしている。
あいを威嚇するような触手は大きさもさることながら・・人間の性器とは比べ物にならないグロテスクさをしていた、カリは大きく・・・胴部にはトゲを思わせるような無数の突起が生えピクピクと震えている。
「や、やぁ・・・いやぁぁぁぁぁっ!!!!!」
自分の常識では予想もつかなかった異形のおぞましい物を目にし・・恐怖のあまり半狂乱に陥る。
「そ、そんなの・・・そんなの入らないよ・・やぁ・・いや・・やめて・・」
「入らない?大人しそうな顔してやがって・・・わかるのかこれがなにか・・・」
ペニス触手があいの膣口に擦り付けられる、胴に生えた無数の突起が愛液に濡れる・・か細く震える秘所に呼応し・・恥ずかしい声を聞かれまいと噛み締めたあいの唇から甘い喘ぎがかすかに漏れる。
桃色の粘膜は異形の物の性器を待ちわびるかのように愛らしく脈動し・・奥から多量の呼び水を垂らす。
熱くそしておぞましく脈打つペニス触手の頭が・・あいの秘所に宛てがわれる。
あいは膣口から伝わる生暖かい感触を敏感に感じ取り、ヒィ!と小さな悲鳴をあげ背を仰け反らせた。
「怖がったふりするなよ・・・好きなんだろ?コレが・・・」
「じん君だめ!!そんなの・・入らない・・壊れちゃうよ・・お願い、だめ・・」
「壊れろ・・・・」
「や・・・あ、あぅぅっ・・・あぐぅうぅぅっぅっ!!!!!!!!」
一気に奥までペニス触手が突き入れられる。
押し潰されたような悲痛な呻き、あいは空気を求めるようにパクパクと口を喘ぎ・・・肢体を強張らせた。
あいのあげた呻きを聞き・・じんが恍惚の笑みを浮かべあいの頬を撫でる。
「良い声だ・・・もっと、もっと聞かせてくれ・・・」
「じ、じん君!!助け・・・ひ、ひぐぅぅっ!!!やめ・・・や、いやぁぁぁっ・・・・」
まるであいの体を貫くかと思える程の勢いでペニス触手があいを下から突き上げる。
ペニス触手に突き上げられた体を・・肢体に、そして乳房に絡み付いた触手が無理矢理下へと戻し・・・再びペニス触手が乱暴に子宮を突き上げる。
「あひぃぃっっ!!!あふぁぁ・・・じん君・・・助けて・・お願い・・・た、助け・・・ふぁぐぅっ!!!」
見る者に痛々しさを・・・そして嗜虐的な快感を呼ぶ泣き顔、切り裂かれたセーラー服からのぞく白い素肌が・・かえってただの裸体より欲情をそそる。
触手に肢体を縛られ、男子の・・・じんの目の前で大股を開かされ、触手に貫かれ愛液を恥ずかしく垂れ流す秘所を舐める程に観察され湧き起こる快感をあいは自覚してしまっていた。
虐められ・・・陵辱されて感じてしまう淫らな体。
じんに侮蔑され・・・いたぶられる事で快感をより激しくさせてしまっている淫乱な肢体。
必死に許しを乞う心とは裏腹に・・・嬲りの言葉を聞くだけで背筋がゾクゾクと震える。
「じん君・・見ないで、こんな・・・こんな所・・いや・・・見ないでお願いだから・・・・」
快感を得ようと・・膣がペニス触手を絞め上げ貪欲に快楽を貪る。ダラダラと垂れ流れる愛液が触手の動きをスムーズにし・・・快感を飛躍的に加速させる。
閉じる事の出来ない口からはヨダレと淫らな喘ぎが溢れる。
泣きじゃくるあいの喘ぎは加虐さを容赦無くかきたて・・責めの激しさをさらに残虐なものへと昇華して行く。
ペニス触手も・・・あいのあまりの絞め付けの良さに限界に近付きつつあった。
より自分の欲望を満足させようと奥の奥まであいの子宮をこねくり廻し・・時折乳首や乳房を乱暴に絞りあげ・・あいの膣の収縮を意図的に造り出す。
その激しい収縮を受け・・・触手がピクピクと痙攣を起こし、ついには熱い白濁液を・・たっぷりとあいの膣へと吐き出したのだった。
「やぁ・・だ、だめ・・・壊れちゃ、壊れちゃう・・・だめ・・・じん君・・だめぇ・・・やぁ、あひぎっ!!!あ、あふぁぁ・・・・・いっちゃうぅぅぅぅっ!!!!!!!!!」
激しすぎる衝撃と熱い奔流に膣を汚され激しい絶頂を迎え・・・あいは肢体を痙攣させながら意識を軽く飛ばされる。
しかもあまりにも激しすぎた絶頂のせいで・・こともあろうかじんの目の前で失禁をしてしまうのだった。
尿道から勢い良く金色の液体が噴き出す。
「おいおい・・・シッコ漏らす程気持ち良かったのか?」
「じん君・・・だめぇ・・・もうやぁぁ・・・」
あいの陵辱地獄はまだ始まったばかりだった・・・・。
<続く>