女子高生ナツミ〜ストーカー編〜
著者:なっちゃん
・はじめに・
この小説を読んでくれる人へ。この小説は、なっちゃんの手で書かれております。また、これはフィクションです。
自分が映画のヒロインだったら、こんなふうにされたいということを書いています。よかったら、感想を掲示板やメールでください。それじゃ、スタート!
・本編・
私の名前は吉野ナツミといって、現役のかわいい女の子です。今日はとても暑い夏です。学校で着ている制服のミニスカートは、太股が丸見えになるくらい短いんですが、この暑さではこのもっと短くしてほしいくらいでした。
そんな中、今私には困っていることがありました。別の高校の男子生徒から、ストーカーされている気がするのです。毎日、『お前はまもなく拘束される』という電話がかかったり、ポストにガムテープが置いてあったりしました。ある日その人をたまたま見かけたんですが、どうやら学生のようでした。しかし、誰かはわからず、今私はずっと悩んでいるのです。
「どうしたの? ナツミ!」
親友の、恵子が話しかけます。唯一の安心な気持ちにしてくれるのは、彼女の声くらいでした。
「またストーカーのことで悩んでるの?」
「うん・・・このままどうしよう?」
「気にすることないって。どうせ誰かのいたずらよ!」
「・・・そうだよね。」
彼女の声が、私を和やかにしれくれました。
キーンコーンカーンコーン・・・
学校のチャイムがなり、一斉に生徒が下校し始めます。私は、恵子が委員会の仕事があるので、1人で帰ることにしました。ところが、誰もいない道を1人で歩いているところのことでした。
「えっ?」
誰かの視線を感じたのです。私は、不思議に思い、後ろを振り返りましたが、そこには誰にもいませんでした。
「・・・気持ち悪い・・・」
私は、怖くなり、急いで家まで走りました。私は1人暮らしで、そこには両親もいませんが、身を潜めるならあそこしかありませんでした。
家へ帰ると、急いで2階へあがり、自分の家へ入ると、ドアをばたんと閉めます。
「はぁはぁ・・・」
もう息は限界でした。
「やあ、なっちゃん・・・」
「きゃーっ!!」
男の人の声が聞こえ、私は叫び、すぐに振り返りました。そこには、1人の男子学生の姿がありました。
「そんなに叫ぶことねーじゃん・・・」
男は私をうつぶせにしてベッドに押し倒すと、両手を後ろ手にして、しっかり手で固定しました。
「ちょっと!やめて!何するの!?」
「ねえ、ちょっと黙っててくれないかな?」
男はそう言うと、足を使って私の顔をベッドに押し付けました。
「ほぐーっ・・・や・・・めてー!!」
私は先ほどよりまったく声が出せなくなりました。
「見たいんだよ。君の緊縛姿がね!さて、これからが本番だ。」
彼は、黒いガムテープを取り出すと、後ろ手にされている私の両手首に、そのガムテープをぐるぐる巻きにしてしまいました。
それから手首の拘束が終了すると、私をベッドに座りなおさせ、彼は後ろへ回りました。私は、恐怖で声が出せませんでした。
「さあ、今度は猿轡でーす!」
彼は、ガムテープを両手いっぱいに引き伸ばすと、ゆっくり私の口に貼り付け、しっかりと後頭部にかけて巻きつけました。
「んー!!」
私は声が出せなくなり、思いっきり叫びますが、まったく声になりません。
「さあ、ここからは体を縛るからね。悪く思わないでね。」
彼は、再び両手いっぱいにテープを広げ、後ろから私の胸に貼り付けました。
「んー・・・んぐっ・・・むーっ!!」
私はもがきましたが、彼の力によって全く動けませんでした。
テープが、胸から背中にかけて巻かれ、どんどん体の下の方へずっと巻かれました。ほとんど隙間がないくらいでした。
「ずっと君を拘束したかったんだ。」
私は、涙が出そうになりました。下半身は、衝撃でスカートがめくれ、ブルマが見えていました。
上半身を、容赦なく何重にもぐるぐる巻きにすると、彼は私を床に転がします。
「いいよ。君はなんていいヒロインなんだ。今度一緒にビデオを作らないかい?」
私は恐怖で言葉がでませんでした。
何重にもぐるぐる巻きにしたせいで、テープがなくなってしまった彼は、すぐに用意していた予備のテープと取り替えます。
「これで終わると思わないでね。」
彼の声は不気味でした。
それからの彼の拘束は、まだまだ続きます。彼は、足を縛る前に、テープを使って私の指をぐるぐる巻きにしました。これで、私の指は完全に封じられました。
「君はドラえもんだよ。俺は完全な拘束マニアなんでね。」
続いて、私の足をぴったり合わせると、またもや足の指をぐるぐる巻きにし、足首から太股にかけて、ガムテープをぐるぐる巻きにします。あまりにもきつく巻きつけたので、少し痛くなりました。
彼は、私を拘束し終えると、全身をぎちぎちにガムテープでぐるぐる巻きにされた私の体をゆっくり眺めます。
「今日はここへきてよかったよ。」
そう言うと彼は、私をその場に残して、奥へ消えていきました。
どうやら私はこのまま、当分彼に遊ばれるようです。
あれからどのくらいが過ぎたでしょうか?手足を縛られながらでも体を起こしてみると、窓の向こうは真っ暗でした。どうやら夜になってしまったようです。
「何外を見てるんだい?」
「!!」
私が振り返ると、そこにはさっきのストーカーの男が、包帯のような物を持って立っていました。帰ってきたようです。
「もし下にいる人達が口にガムテープを巻かれて外を見ている君を見たらどうするの?そしたら僕が拘束されちゃうじゃないか。」
「んぐっ!!」
私は無理矢理押し倒されると、目に何重にも包帯が巻かれました。どうやら、目隠しのようです。
「君は真っ暗な世界に行かないといけないからね。」
私は目に包帯を何重にもぐるぐる巻きにされると、目の前は何も見えなくなりました。こうなると、彼が何をしようとしているのか全くわからなくなりました。
「芋虫みたいだね。」
彼の声が聞こえました。
それから何時間か経ち、私は目を覚ましました。どうやら眠っていたようです。しかし起きた頃には、私の目の前には、私の目に巻かれている長い包帯を必死に解こうとしている恵子の姿がありました。どうやらストーカーの男は、私を放置して去ってしまったようです。私は彼の顔を見ましたが、床にマスクが転がっているのを見ると、それも無駄だということに気がつきました。恵子は、私の目の包帯をとると、私の口に巻かれているガムテープを解きます。髪の毛にくっついてるテープを取る時は、少し痛みました。
「どうしたのナツミ。こんなにぐるぐる巻きにされちゃって・・・」
体中をテープでぐるぐる巻きにされている私を見て、恵子が言いました。
「どっかの男子生徒にこうされちゃったの。」
「ひどい。さ、今から解いてあげるから、警察にいきましょう!」
「うん・・・」
それから私は、自由になり、警察に行きました。しかし、それからしばらく経ちましたが、ストーカーが捕まったという知らせは聞きませんでした。
・ストーカー編終わり・
・あとがき・
ここまで読んでくれてありがとう。なっちゃんとてもうれしいです。これからも、女子高生ナツミシリーズをよろしくね?さて、これでストーカー編は終わりです。
次回の予定は、『いじめ編』です。内容としては、ストーカーされたナツミに対してにくい気持ちを持っている女子生徒3人が、ナツミをホテルに連れ込み、3人がかりでいじめるという内容です。お楽しみに!
あと、よければ下の感想フォームに感想を書いてくれるととてもありがたいです。お願いします。
書いてくれた人には、もれなく、私の、テープで縛られた足の画像を送ります。