『無題』

貴水朋子さま

 

  ・・・・ぁい・・・・さい・・・・・かさい?」

この声、すごく聞き覚えがある・・・・・。 ドキドキするぐらい低くて、優しくて・・・・・誰だろう?

 

 

「オイ、笠井っ!!!」

「・・・・ん゛・・・・・」

「早く起きろクソがっ!」

半切れ気味の三上先輩が呼ぶ声で、気付いた。

「あ・・・おはようございます。どうかしたんですか・・・?」

寝起きで、なぜ先輩がココにいるのかも、半切れなのかも、分からない。

「・・・・・・・・。 おはようございますって・・・・・。寝ぼけてんじゃねーよっ!フロ行くぞフロっ!早く準備しろっ!!!」

「・・・・・はい? お・・・フロ・・・ですか?」

なぜ朝っぱらから、フロ? そして、フロ行くのになぜ怒る?

「まだ寝ぼけてんな・・・。 今何時だかわかるか? なんで、急いでフロ行くかわかるか?」

バカにするように、ゆっくりと聞いてきた。

「・・・分かりませんよ。 朝風呂好きでしたっけ?」

ちょっとむかついたが、逆切れすると後が怖いので、フツーに返した。

「今は、夜の10時。フロが閉まるのは11時。 今の状況がお分かり?」

また、バカにするような言い方で聞いてきた。むかつく・・・。

「それがどうしたんで・・・す・・・・・か・・・・・・え?10時・・・・・・?」

「そ。分かったら、早く支度しろ。」

「え、あ、はいっ!!」

 

10時って、どういうことよ? 俺は、昼寝でもしてたのか?
まぁ、いいか・・・。 とりあえず、三上先輩が切れる前に準備をしよう。

 

 

 

 

「たぁ〜くみぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!!」

フロ場に着くと、誠二が手を振って、叫んだ。

誠二たちの所へ行くと、2人分のシャワーがあいてた。

周りを見ると、2人で1つのシャワーを使っているのがいるほどこんでいた。

 

・・・・キャプテンとエースの地位をおもいっきし悪用してるなぁ・・・・。こいつら。

 

そんなコトも考えながら、一応あけといてくれた事に感謝しとく。

 

「おこしてくれたっていいだろっっ!!!」

「おこしたよっ!そんなの、起きない竹己が悪いんジャンかっっ」

誠二の切れ気味に言うと、逆切れされてしまった。

 

 

 

「あ゛−−−−−−−−−−−−−−−−っっっっ!!!!!!」

「「!? ど、どうした!?」」

あまりの重大な事に、大声を出してしまった。

その叫びに、みんな驚いている。

「・・・・しゃ・・・・・しゃんぷーわすれた・・・・。」

「・・・・ぶっ・・・・ハハハハハハハハハハハハハハ」

誠二が一瞬あきれた顔をして、大笑いし始めた。渋沢先輩も、声は出さないが、肩を震わせて、笑いをこらえてる。

「な・・・なんで笑うんだよぉ〜〜〜〜〜っっ!!!!」

「だ・・・だって、涙目になるほど重要な物じゃないでしょ。」

誠二が笑いながらいてきた。

「俺にとっては、超重要なの。部屋行って来る。」

「笠井待て。」

誠二に、ベーっと舌を出し、ケンかを売って部屋に戻ろうとした時、三上先輩に止められた。

「な・・・なんでしょうか?」

なんか、まだ不機嫌だから、怖くて変な返事をしてしまった。

「俺の使ってろ。部屋になんか戻ってたら、フロが閉まるぞ。」

そう言って、自分のシャンプーをオレの目の前に置いた。

「あ・・・はい。ありがとうございます。」

先輩のシャンプーを借りて、急いで髪を洗った。

 

 

シャンプーの匂いは、やっぱし三上先輩の髪の匂いで凄くドキドキした。

顔が赤くなっていたが、フロに居るためみんなにはばれなかった。

 

 

 

 

部屋に帰って、ベットに横になると、髪の匂いが凄くした。

三上先輩を思い出し、凄くドキドキしたが、なんだか、その匂いがやさしくて、すごくおちついて、すぐ寝てしまった。

その匂いに包まれて寝た日の夜は、とてもいい夢を見た。

 

 

もちろん、三上先輩が出てくるとてもイイ夢を・・・・・。

 

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

貴水朋子さまのコメント

緋乃川稚サマにおくる、1000hitのリクエスト小説でゴザイマス。

リク内容は、三笠のフロネタ。

そして、これまた、意味ぷー小説です。

私は、くさい始まり方、くさい終わり方じゃないとダメみたいですね。

今回も、くさい言葉で終わってないから、変な終わりかたしてる。

ってゆーか、終わってないんじゃないの?見たいな・・・。(汗)

なんて言うか、場面の変わり方がおかしいですよね。(汗)

スミマセン。せっかく申告していただいたのに・・・・・。m(。−_−。)m

修行しマス。(汗)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

貴水朋子さまから1000HITで頂いた三笠小説です(≧▽≦)ノ★

ありがとうございます――!!しかもリクは風呂ネタ(爆)

なんてモノをリクエストしてるんでしょうね私は。でも嬉しいです〜〜〜(*^_^*)

寝ぼけ竹巳かわいいっすねー・・・・・一緒にシャンプー使ってるのも夢ですね(爆)

本当にありがとうございました。これで私のHPにも文が入りました・・・・・(;>_<;)

コメント:緋乃川稚

 

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