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***by らきあさま              

 

 

「ほら、ビール」
「いらない」
「なんでや?」
「キライ」
「嘘付きいな。この間までエライ好きやったやん」
「今はキライ」
「ほな何飲む?ワインか?」
「キライ」
「なら、バーボンはどうや?」
「キライ」
「・・・あんなあ、くど」
「キライって言ったらキライって言ったら、嫌いなんだよ」
「・・・・そしたら、何が好きなんや」
「教えない」
「俺は好きやで、オマエが」
「・・・・・・」
「好きや、って百辺。それでも足らんなら千回でも言うわ。それでも足らんのやったら・・・」
「・・・イヤだ」
「言わせへん」

 平次は、新一の唇を、塞いだ。

「・・・・・・ばかやろう」
「しゃあないわ、諦めえ。死んでも治らへんで」
「キライだよ、お前なんか」
「好きやで、オマエが」
「キライ」
「百回言えや。俺は百一回言ったるわ。千回言ったら、千一回言うで。一万回言うなら・・・」
「ズルイ」
「ズルない。本気やもん」
「言っとくけど」
「ん?」
「さっき言ったこと、本気じゃないから」
  解っていると、平次は、唇で応えた。

 

 

 


らきあさまからの頂き物でした。
……いやん☆
やっぱちゅーは良いですよね!(拳握りしめつつ)
らぶらぶな感じがむねきゅんですー。
飾り付けは不肖私めがさせていただきましたが
なんていうか……目に余り優しくない感じでセンス悪……ごめんなさいー。

そしてやはりアルコールは付き物で好き物で。




らきあ様こと暁さまの(裏)サイトはこちら(リンク許可頂いております)→「架空の園――秘密の小部屋」

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