カナシイコイ
カナシイ――哀しい恋を、していました。
貴方が私にくれた色々の何処を探しても 心も気持ちも感情もその全てを探しても 私が一番欲しいモノだけは存在してはいなかったから。
其れが分からない貴方だからこそ 私は好きになったのだけれど。
哀しさと愛しさが一遍に噴き出して止まらない涙。 頬を伝うそれを感じて私はまた涙する。
カナシイ――愛しい恋を、していました。
end.
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