何時までも・・・
ガサッ・・
「・・誰!」
その言葉を発したのはまだほんの3歳くらいの少女だった。
更に目を引いたのが彼女の手に持っている『モノ』と格好だった・・
足にはホルダー首に霧隠れの額当て、手に持っている『モノ』は『くない』だった・・
「くないにその額当て・・
と言う事は霧隠れの忍か。その歳であの試験を合格したのか・・・
お前の名は何と言う?」
そう言うと少女は体をびくつかせ答えた。
「・・・・・」
「・・!!お前の末裔か・・
しかもこの印が有ると言う事はお前『血継限界』・・『千里眼』をも持っているとわ・・
・・付いておいで。之から木の葉の里に行く」
そう言うとは大人しく付いて来た・・
私でさえ後ろにが居るのか分からない位気配しかしなかった
「私は四代目火影だ・・
木の葉の里に行くのはを其処で育てる為・・
これで聴きたい事は終わりか?」
コクン・・
が1回頷いた
「それと私の事は『兄』として慕って良い。
私が、お前の家族だ・・」
とたんさっきまで消えていた気配が濃くなり
更に声を殺しているが泣き声が聞こえてきた
「・・ふ・・っく・・ふぅ・・・」
「声を出しても良い。
お前は1人ではないのだから」
「わあぁぁーん・・っく・・ふぇ」
そしてが火影宅に来て2ヶ月がたった・・
ある日四代目宛てに手紙が届いた
『拝啓四代目火影様
を育てて下さってると聞き、誠に嬉しい限りです。
あの子は家の末裔であり『血継限界』、『千里眼』持って居り、
あの子の体内には水の精『青龍』入って居ります。
この手紙が届く頃には私はもう此の世には居ないかも知れません。
でもこのペンダントだけはに渡して下さい・・あの子の中の『青龍』
の暴走を抑えるためのモノです。あとに''剣は楓が知っている''とお伝えください
如何かを宜しくお願いします
母・コユキ』
『血継限界』と『千里眼』は解ったが『青龍』か・・・
偉いものを飼っているな(アイツ)の体は・・
「・・ちょっと来なさい。
之を・・お前の母・コユキ殿からのモノだ。
あと'剣は楓が知っている'って伝えてくださいと書いてあった。
心当たりはあるか・・」
「!!」
そう言ったとたんの顔が一瞬引き攣った
そしては音も無く消えた。
一体'楓'とはだれなのか・・
そして『剣』とは何の事か・・・
暫くしては2本の剣を手に持ち1匹の忍鳥と帰って来た
「・・その忍鳥はお前のか?
その剣はコユキ殿が言っていたモノか」
「この子'楓'って言うの。
この剣は私が受け継いだ『黄月』『血月華』言う忍刀
ん家の宝物・・・・ニィ如何した?」
「い・・いや何でもない」
あの二つは遥か昔に消し去られた筈・・・
だがアレから感じる氣は確かに本物だ・・
しかし何故、がアレを・・
「が之を持っとる訳は
の者がこれの''守''だからじゃ・・」
「三代目!!」
「ジィ!何時来たんだ?」
突然現れた三代目火影に驚きを隠せない四代目火影・・・
「が''守''だなんて聞いていません!!」
「まぁ落ち着け、この事はこの里で儂位しか知らんからの。
代々家では''守''の事は内密にされておったんじゃ
そして''剣''は代々の頭首に受け継がれてきた。
たしかその頃じゃったかな、『血継限界』で頭首の家系に『千里眼』が出てきたのは。
そんな事は置いといて、此処からが肝心じゃ。
その''剣''はの家では頭首交代のときに決まった場所にその''剣''を隠すんじゃ。
しかし其処はの忍しか知らぬ神聖な場所でな
家で飼われている忍の動物しか知らんのじゃ・・・
其処が不思議でな、未だに解っとらんのじゃ。
・・だが誰が何と言おうがはの頭首じゃ、''守''として生きねばならん
だがはまだ3歳''守''としてはまだ幼い齢じゃ。お前も火影だ心して守るように」
「承知しました」
それから一年後、は木の葉の額当てをもらい
中忍試験・上忍試験を受け見事にその両方に受かったのだ。
初め、上忍になった時は皆【前代未聞のガキの上忍】とか言っていたけど・・・
は幸せだった木の葉の忍びになれたこと・・・
上忍・中忍の『仲間』と呼べる人が出来た事・・・
そして初めて【夕日 紅】と言う名の友達が出来た事・・・
・・だがその幸せは長くは続かなかった。
半年後あの事件が起こるまでは・・・
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感想→ヘボッ!!何かヘボイ・・×10・・ウチの四代目はこんなイメージvv
らむねさん文才あって羨ましいわ・・
あ゛ー誰かウチに『文才』と言う才能をくれーー!!あと知力も(笑)
てか、続き物です。そこんとこ又4649!!
葉奈様より頂きましたv
いやいや、設定がしっかりしておられるお話なんですよ。
設定も頂いているのですよ!こちらですv
四代目が!!みなさん四代目ですよ!!
ああv結構好きなんです、私。
読ませていただいたとき、めっさ萌えましたわv
続き、楽しみですv
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