同じ毎日の朝 同じ太陽と 同じ風景
変わらない日常 ただ漠然とする日常
道端に咲く小さい花 春が忘れて行った一片の花びら
僕の心にも貴女が忘れた気持ちが一つ
貴女の心にも一つ みんなの心にも一つ
同じ毎日の朝 同じ太陽と 忘れたくない過去
繰り返す毎日 変わらない日常 君は思い出になる
僕は新しい道を歩みながら 変わらない毎日を過ごす
過ぎ行く季節に一つだけ残して
2001/5 to 美和
暖かな春の日差し、涼やかな風に吹かれながら
キミを見つめ春を過ごし、照りつける真赤な太陽と
開放的な空のしたでキミと真夏を過ごし。。
暮れ行く紅葉の木の葉と川を爆ぜる小魚を眺めて
秋を過ごし、白銀の銀世界と生き物の営みを拒む
真冬の厳しい風に打たれてキミと寄り添って
幾度も四季を過ごし、傍らには最愛の貴女を伴って
僕は生きたい。
2001/4 to ちょこ♪
熱い日差しに照らされて しかめつらで太陽を恨む
風さえも温風のように アスファルトは灼熱に燃える
春に置き忘れた 心の隙間を埋める為に さあ 開放しよう
新しい季節はギラギラな日差しと どこまでも透き通る白い肌のあの子
さあ 出かけよう さあ 恋をしよう 情熱的で熱いセリフを携えて
過ぎ行く季節に忘れた 一つだけを夏に探そう
熱い日差しとゆらめく熱い風 海さえも枯れてしまいそうな真夏
さあ 出かけよう 今度は貴女と季節を越えたい
2001/5 to all frends
目覚めたら砂とサボテンの荒野 目覚めたら深淵の闇の中
恋と言う名の檻の中で 僕の気持ちは繋がれた哀れな虜のよう
荒涼たる廃墟の街に咲く 花の一片の花びらのように弱く脆く
誰もが忘れた場所で 一人彷徨い 真実を探す
終わらない旅 終わらない心に 支配された哀れな虜
次に目覚めたら砂とほこりの砂漠 どこまでも砂とほこりが舞う砂漠
何も見つからず 虜は彷徨う 闇の中 忘れた気持ちと光を求めて ただ 佇む
2001/5 to 何時か出会う最愛の人へ
見渡せば人の波 見渡せば空虚なビルの群れ
人工的なニセモノの自然しかない この街
現実と夢と幻想が入り混じり 僕はドコに居るのか分からない
あぁせめて自然の営みから 目を離すな 上を向いて歩こう
どんなに虚しくとも どれだけ哀しくても どれほど隙間が大きくとも
下を向くな 鳥たちのさえずりも 木々のざわめきも 閉じた心には伝わらない
見渡せば虚ろな人々の虚ろなヒトミ 見渡せば一人きりのボク
本物のヒトミで見渡せば 寂しいボクが一人きり 夢と現の狭間で彷徨いながら一人きり
2001/5 to 何時か出会う最愛の人と、過去、最も愛したあまね♪へ
荒涼なる広い大地 荒れ狂う小波の蒼海
生まれてより 幾霜層 人の大地を行く
おだやかなる日々 親愛なる友と会い 時には失い
幾年重ねて 最愛の如き恋人を得て 時には失い
花のように咲き乱れ 花のように散るもまた美しき哉
蘭のように気高く 竹のようにまっすぐに
繊細なること雪花の如く たなびく一陣の風のように
弱き心持も 強き信念も 時には崩して行けばいい
いつか会う 新しき人よ わたしは此処に居る
いつか愛する いとしい人よ わたしの心は此処にある
2001/10/31 to all frends or another
11月の冬の始め 厳冬を告げる冬の使者
季節は流れ また時は過ぎ行く 別れて行った人 すれ違った人
出会いは別れの始まり また 生は死の終着
枯渇する魂 温もりを得たい心 救えぬ現実 空虚な生活
人々 友人たち 愛する人 全ての人
夢は幻想 理想は空想 事実は峻厳 何もない 何も得られない
2001/10/31 to all frends
朝もやに煙る何時もの道 燦々と輝く朝日に抱かれ
今日も駅へと行く人たち 吐く息はそろそろ白く
冬の訪れにしかめ面浮かべながら 季節を恨んで改札をくぐる
昼であっても 風はうすら冷たく 街は過ぎ行き
夕闇に照らされた街は 今年の終わりをうっすらと映し始める
夜陰に閉じた街は夜のヴェールに包まれて
朝陽の福音に一日が始まるまで 皆を眠らせ 皆を休ませる
季節は段々と冬を濃くし 寒さは一層 肌を刺す
美しい細雪 きらめく雪礫 敷き詰められた白い絨毯
今はまだ 冬を告げるほんの始めの日
2001/10/31 to all frends
キミが居ない空間 キミが居ない空白 キミが居ない時間
ボクのこころは何もなく ボクの姿は冷たい人形
ボクの気持ちは何処にもなく ボクの形は冷たい人型
キミを傷つけて キミが遠ざかり キミに言葉は届かない
ボクは此処で ボクは苦しみ ボクは埋もれて行く
キミの温もりと キミの姿を求めて キミのこころの在り処まで
キミと同じ時 キミと同じ場所で キミが居る空間で
ボクは生きて そして死にたい 愛してる永遠に キミしか居ない
2001/11/3 to たった一人の最愛の人へ
瞬きする瞬間に いろんなキモチとココロが入ってる
キミが笑った一瞬 笑ってくれた瞬間 ボクのこころは踊る
キミが微笑んだ一瞬 微笑んでくれた瞬間 ボクは太陽に照らされる
キミが悲しい一瞬 悲しませた瞬間 ボクは絶望に翻弄される
キミが痛い一瞬 傷つけた瞬間 ボクは死にそうになる
瞬きする一瞬に ココロとこころ キモチときもち 交錯する
時には交わって 別れて 時には 交わって 結ばれたり 交錯する
キミが生きている一瞬 生きてくれてる瞬間 ボクも生き続ける ずっとね
2001/11/5 to 今はそっと穏やかに愛するひとへ最大の気持ちも共に贈ります