クッキー

クッキーを使うと、ハードディスクに一時的に情報を残すことができます。クッキーは、ブラウザを閉じると、消えますが、消えるまでの時間を設定することもできます。

document.cookie

document.cookie=クッキーにいれたいモノ
で、クッキーにいれられます。

document.cookie="rei";

これで、クッキーに、reiが入りました。

変数=document.cookie で、クッキーの中身を取り出せます。もちろん、alert(document.cookie); でもいいです。

cake=document.cookie;

これで、変数cakeにクッキーの中身が入りました。

escape unescape

クッキーには、スペース( )、コンマ(,)、セミコロン(;)は直接は、入れられません。入れたいときには、escape、取り出すときは、unescapeを使います。
escape(変数等)
unescape(変数等)

というふうに使います。

drop="My fair lady";
document.cookie=escape(drop);

これで、スペースを入れられます。(%20に変わってます)

mint=unescape(document.cookie);

これで、スペース込みで取り出せます

名前 NAME

1種類だけならいいけど、クッキーに、いろんなデータを入れたい場合は、=の後に、名前をつけます。
名前=クッキーに入れたいデータ
です。名前はもちろん、好きな名前でいいです。短すぎると、紛らわしくなりますけど。

cookie_name="Myfruits=";
cookie_data="apple";
document.cookie=cookie_name+cookie_data;

後でこのデータを書き換えたいときは、

cookie_data="orange";
document.cookie=cookie_name+cookie_data;

とすれば、Myfruits=のデータが、orangeに変わります。さっきのescape,unescapeを使うと、

document.cookie=cookie_name+escape(cookie_data);
cake=unescape(document.cookie);

となります。クッキーの名前のイコール(=)が入ってるのは、escapeかけないことです。escape(cookie_name+cookie_data)としてしまうと、=が%3に変わってしまって、名前として認識してくれません。

賞味期限 expire

クッキーは、ブラウザを閉じたら、消えてしまいます。しばらく消えないでいてほしい時には、いつまで保存してくれるかを指定します。クッキーのデータの後に、
;expire=賞味期限
こんなのを追加します。

賞味期限は、GMTで指定します。
_date=new Date("December 31, 2001"); //日付をnew Dateで指定します
cookie_date=_date.toGMTString(); //GMTに変換します

上の例を使うと、こんな感じになります

document.cookie=cookie_name+escape(cookie_data)+";expire="+cookie_date;

賞味期限が切れたら、消えてしまいます。いらないデータを、賞味期限を過去(現在)に設定することにより、消せます。

ディレクトリ path

そのクッキーを読めるのは、そのページだけです。別のページでもクッキーを読みこみたいなら、
;path=/;
を付けます。

document.cookie=cookie_name+escape(cookie_data)+";path=/fruits";

fruitsディレクトリで読めます

その他

domain= 発行するWWWサーバーを指定します

secure セキュア時のみクッキーが発行されます


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