温かい光・闇
「お兄ちゃん。」
温かい光に包まれる。
周囲の雰囲気さえが変わる。
天使のような光の中オレは一体何をしているんだ。
差し伸べられる手をとってしまうのは何故。
病んだ心を癒すのはもう既に遅いはずなのに。
救いを求めているわけでもないのに。
「お兄ちゃん大好き。」
天使のようなキミの心に応えられるはずもない。
太陽が眩しい。
光は苦手だ。
頼んでもいないのに心に妙に突き刺さる。
闇はいい。
すべてを隠してくれる。
自分の存在すらも。
夜の静けさも好きだけど、時々困る時がある。
呻き声が響いてしまう。
オレの?そんなことあるわけがない。
もちろん他者の・・・・・・・・だ。
「・・・・・・・・・・・眩しい。」
光がいつもより眩しいから夕方まで寝ることにした。
作者より
えっと・・・・・一応第二殺のプロローグ
みたいな感じで。
テーマ・・・テーマ?・・・は・・・『謎』です(爆)